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2006-10001-0101
2006 北海道大学 前期
文系学部
易□ 並□ 難□
【1】 b は実数とし, c は 0 でない実数とする. 2 次方程式 x2 +b ⁢x +c= 0 の解を α ,β とおく.
(1) α ,β はともに 0 でないことを示せ.
(2) α β または βα が実数 r に等しいとき, b2 を c と r を用いて表せ.
2006-10001-0102
【2】 空間の 2 点 P ,Q の原点 O を基点とする位置ベクトルが
OP→ = (2 ⁢cos⁡ t,2 ⁢sin⁡ t,1 ) , OQ→ = ( −⁢ sin⁡ 3⁢ t, cos⁡ 3⁢ t, -1)
によって与えられている.ただし, -180° ≦t ≦180 ° とする.
(1) 点 P と点 Q の距離が最小となる t と,そのときの点 P の座標を求めよ.
(2) OP→ と OQ → のなす角が 0° 以上 90 ° 以下となる t の範囲を求めよ.
2006-10001-0103
【3】 実数 p に対して 3 次方程式
4⁢ x3 − 12⁢ x2 + 9⁢ x− p= 0⋯①
を考える.
(1) 関数 f⁡ (x)= 4⁢ x3 −12 ⁢ x2 +9 ⁢x の極値を求めて, y= f⁡ (x) のグラフをかけ.
(2) 方程式 ① の実数解のなかで 0≦ x≦ 1 の範囲にあるものがただひとつであるための p の条件を求めよ.
2006-10001-0104
理系学部【5】の類題
【4】 1 つのさいころを投げ続けて,同じ目が 2 回連続して出たら終了するものとする.
(1) ちょうど 3 回目に終了する確率を求めよ.
(2) 3 回目以内( 3 回目も含む)に終了する確率を求めよ.
(3) ちょうど r 回目に終了する確率を求めよ.ただし r ≧2 とする.
2006-10001-0105
理系学部
【1】 実数 x , y, z は x≦ y≦z ≦1 かつ 4⁢ x+3 ⁢y +2 ⁢z =1 をみたすとする.
(1) x の最大値と y の最小値を求めよ.
(2) 3⁢ x− y+z の値の範囲を求めよ.
2006-10001-0106
【2】 空間内に, 3 点 A 0( 1,0, 0) ,A 1( 1,1, 0) , A2 (1 ,0, 1) を通る平面 α と, 3 点 B 0( 2,0, 0) ,B 1( 2,1, 0) , B2 ( 52 ,0 , 3 2 ) を通る平面 β を考える.
(1) 空間の基本ベクトルを e1 → =(1 ,0, 0) , e2 → = (0,1 ,0) , e3 → =( 0,0 ,1 ) とおくとき,ベクトル O A0 → , A0 A1 → , A0 A2 → , OB0 → , B 0 B1 → , B0 B2 → を e1 → , e 2 → , e 3 → で表せ.ただし, O は空間の原点を表す.
(2) 原点 O と α 上の点 P を通る直線が β 上の点 P ′ も通っているとする.
とおくとき, a, b を p ,q で表せ.
(3) 点 P が α 上の点 A 0 を中心とする半径 1 の円 C の円周上を動くとき,点 P ′ が動いてできる図形 C ′ の方程式を(2)の p ,q で表し, C′ が楕円であることを示せ.
2006-10001-0107
【3】 y 軸上の 2 点 A( 0,1 ), B( 0,2 ) と x 軸上の正の部分を動く点 P( a,0 ) を考える. θ= ∠APB とおく.
(1) cos⁡ θ を a で表せ.
(2) θ が最大になる a を求めよ.
2006-10001-0108
【4】(1) 整数 m ,n に対して積分 I m,n = ∫ 0 2⁢ π ⁡ cos⁡ m⁢ x⁢ cos⁡ n⁢ x d⁢ x を求めよ.
(2) 自然数 n に対して積分 J n= ∫ 02 ⁢π ( ∑ k= 1n ⁡ k ⁢ cos⁡ k⁢ x ) 2d ⁢x を求めよ.
2006-10001-0109
文系学部【4】の類題
【5】 1 つのさいころを投げ続けて,同じ目が 2 回連続して出たら終了するものとする.
(1) 4 回目以内( 4 回目も含む)に終了する確率を求めよ.
(2) r 回目以内( r 回目も含む)に終了する確率を求めよ.ただし r≧ 2 とする.