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2006-10007-0101
2006 室蘭工業大学 前期
易□ 並□ 難□
【1】 a を実数の定数とし,関数 f⁡ (x) を
f⁡(x )=x3 +a⁢ x2+ a+2
と定める.また,曲線 y= f⁡(x ) を C とする.
(1) 曲線 C の接線で原点 (0, 0) を通るものが唯一であるための a の範囲を求めよ.また,そのときの接線 l の方程式を a を用いて表せ.
(2) (1)の条件のもとで,曲線 C , 接線 l および直線 x= 0 で囲まれる部分の面積を求めよ.
2006-10007-0102
【2】 関数 f⁡ (x) ,g⁡( x) は次の関係式
f⁡(x )=ex ⁢( 1+ ∫0π 2⁡ g′⁡ (t) ⁢sin⁡t ⁢dt) ,g⁡ (x)= 12 ⁢x 2- ∫0x ⁡f⁡ (t)⁢ e-t ⁢dt
を満たす.ただし e は自然対数の底である.
(1) a= ∫0π 2⁡ g′⁡ (t)⁢ sin⁡t⁢ dt とおくとき, a=0 となることを示せ.
(2) h⁡(x )=f⁡ (x)⁢ g⁡(x ) とする. h⁡(x ) の最小値を求めよ.
2006-10007-0103
【3】 r は実数の定数とし, r≠1 とする.数列 {an }, {bn } は初項が a 1=1 , b1 =0 で,すべての正の整数 n に対して次の関係式
an+ 1= r2 ⁢an -r2 ⁢bn , bn+ 1= (1- r2 )⁢ an+ (1+ r2 )⁢ bn
を満たす.
(1) vn= an+ bn とする.数列 {vn } の第 n 項を求めよ.
(2) wn= an- bn とする.数列 {wn } の第 n 項を求めよ.
(3) 数列 {an }, {bn } の第 n 項をそれぞれ求めよ.
2006-10007-0104
【4】 平面上の異なる 3 点 O ,A ,B について, |OB →| =2⁢ | OA→ | かつ OA → と OB → のなす角は 60 ° とする.さらに平面上の点 P を OP →= OA→+ t⁢OB → ( t は実数),かつ OP→ と OA が垂直でないようにとる.
(1) 点 B を通り OP → に平行な直線を l1 とし,点 O を通り OA → に垂直な直線を l2 とする.直線 l1 と直線 l2 の交点を Q とするとき, OQ→ を OA → ,OB → および t を用いて表せ.
(2) 点 Q は(1)で定めた点とする. ▵OBP と ▵OAQ の面積が等しくなるような t をすべて求めよ.
2006-10007-0105
【5】 2 次の正方行列 A ,B は,
A+B= -E ,A2 =2⁢ B
を満たす.ただし E= (1 0 01 ) とする.
(1) A4 および B4 は, E の実数倍で表されることを示せ.
(2) A=( ab cd ) とする. b⁢c= -5 のとき, a ,d の組をすべて求めよ.