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2006 東京医科歯科大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】 以下の各問いに答えよ.

(1) 次の 3 条件(a),(b),(c)を持たす整数の組 (a 1,a 2,a 3, a4,a 5) の個数を求めよ.

(a)  a1 1

(b)  a5 4

(c)  ai a i+1 (i= 1 2 3 4 )

(2) 次の 3 条件(a),(b),(c)を満たす整数の組 ( a1 ,a 2, a3 a4 ,a 5) の個数を求めよ.

(a)  a1 1

(b)  ai 0 ( i=2 3 4 5 )

(c)  a1+ a2+a 3+a4 +a5 4

(3)  n 桁の自然数で各桁の数字の合計が r 以下となるものの個数を n r を用いて表せ.ただし n 1 r9 とする.

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易□ 並□ 難□

【2】 四面体 OABC において,ベクトル OA OB OC は互いに垂直であるとする.点 O から三角形 ABC を含む平面に垂線 l を引き,その平面と l との交点を H とする.このとき

(1)  AB CH =BC AH = 0 を示せ.

 さらに AC =2 BC=3 とする.また 2 A H を通る直線と辺 BC との交点を D とするとき,点 H は線分 AD 2 :1 の比に内分しているとする.このとき以下の各問いに答えよ.

(2)  CH =α CA + β CB となる定数 α β を求めよ.

(2) 辺 AB の長さを求めよ.

(3) 四面体 OABC の体積を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【3】 以下の各問いに答えよ.

(1) 関数 g (x) =log( x+x 2+1 ) の導関数 g (x) を求めよ.

(2) 次の 2 条件(a),(b)を満たす微分可能な関数 ϕ (x ) およびその逆関数 h(x ) を求めよ.

(a)  ϕ( 0)= 0

(b)  ϕ (x)= 1 x2 +1

(3) 次の 4 条件(a),(b),(c),(d)を満たす微分可能な関数 f (x) を求めよ.

(a)  f(0) =1

(b)  f (0) =0

(c) すべての実数 α に対して f (α) =f ( α) が成立する.

(d) 正の実数 t に対して座標平面上の曲線 y =f (x ) (0 xt ) の長さを l(t ) と表すとき,すべての正の実数 t に対して l (t )=f (t ) が成立する.

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