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【2】 を自然数とし,をより小さくかつと互いに素な自然数の総数とする.すなわち
で,オイラー関数と呼ばれている.ここにはとの最大公約数を,は集合の要素の総数を意味する.例えば,
である.このとき以下の問いに答えよ.
(1) とを互いに異なる素数としとおく.
(ⅰ) より小さい自然数で,となるものを全て求めよ.
(ⅱ) を求めよ.
(2) とを互いに異なる素数としとおく.今とがあらかじめわかっているとき,とを解としてもつ二次方程式をや等を用いて表せ.
(3) およびであるとき,となる素数およびを求めよ(求めたおよびが素数であることを示さなくてよい).
ただし,必要に応じて以下の数表を使ってもよい.