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2006 横浜市立大 前期

医学部医学科

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.

(1) 関数

f(x )= ax 2+b x+c x2+ 2 a b c は定数)

x= -2 で極小値 12 x =1 で極大値 2 をもつ.このとき a b c の値を求めよ.

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【1】 以下の問いに答えよ.

(2) 積分の極限値

limn 1n 1 x3 e- 1x dx

を求めよ.

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【1】

(3)  1 から 9 までの自然数 n について, n と書かれたカードが 4 枚,合計 36 枚のカードがある. 36 枚のカードから一度に 2 枚のカードを抜く.

(ⅰ)  2 枚のカードの数字が同じになっている確率を求めよ.

(ⅱ)  2 枚のカードの数字の積の期待値を求めよ.

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【2】  N を自然数とし, φ(N ) N より小さくかつ N と互いに素な自然数の総数とする.すなわち

φ(N )=#{ n| nは自然数, 1n< N gcd(N ,n)= 1}

で,オイラー関数と呼ばれている.ここに gcd (a,b ) a b の最大公約数を, #A は集合 A の要素の総数を意味する.例えば,

φ(6 )=#{1 ,5}= 2 φ(15 )=#{ 1,2, 4,7, 8,11, 13,14} =8

である.このとき以下の問いに答えよ.

(1)  p q を互いに異なる素数とし N= pq とおく.

(ⅰ)  N より小さい自然数 n で, gcd(N ,n) 1 となるものを全て求めよ.

(ⅱ)  φ(N ) を求めよ.

(2)  p q を互いに異なる素数とし N= pq とおく.今 N φ (N) あらかじめわかっているとき, p q を解としてもつ二次方程式を N φ( N) 等を用いて表せ.

(3)  N=84773093 および φ (N)= 84754668 であるとき, N=p q p>q となる素数 p および q を求めよ(求めた p および q が素数であることを示さなくてよい).

 ただし,必要に応じて以下の数表を使ってもよい.

3202= 102400;322 2=103684 ;3242 =104976;

3262= 106276;328 2=107584 ;3302 =108900

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【3】 行列 A

A=( 21 1- 1)

とおく.このとき以下の問いに答えよ.

(1)  A5 を求めよ.

(2)  n4 であれば An の各成分はすべて正であることを証明せよ.

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2006年横浜市立大前期医学部【4】の図

【4】 半径 1 の円に内接する四角形 ABCD に対し,

L=AB2 -BC2 -CD2 +DA2

とおく.三角形 ABD と三角形 BCD の面積をそれぞれ S および T とする.また A =θ 0°<θ <90° とおく.このとき以下の問いに答えよ.

(1)  L S T および θ を用いて表せ.

(2)  θ を一定としたとき, L の最大値を求めよ.



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