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2006-13591-0401
2006 早稲田大学 人間科学部
A方式,B方式共通
2月18日実施
易□ 並□ 難□
【1】 赤と白のビーズを 7 個使いネックレスを作る.ただしビーズの形と大きさはすべて同じであり,使わない色があってもよいものとする.このとき,ネックレスのつなぎ目については無視するとして,ネックレスの作り方は ア 通りある.
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【2】 長さが x 2 ,x+ 1 ,x- 1 (ただし x+ 1 が最大)である 3 つの線分により,鈍角三角形を作ることのできるような x の値の範囲は
イ <x < エ ウ
である.ただしエの値はできる限り小さい整数で答えること.
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【3】 三角形 OAB の内部に点 P があり,直線 AP と辺 OB の交点 Q は,辺 OB を 3 :2 に内分し,直線 BP と辺 OA の交点 R は,辺 OA を 4 :3 に内分する.このとき
OP→ = オ 23 ⁢OA →+ カ 23⁢ OB→
である.
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【4】 3 点 O (0 ,0) ,A( 4,0 ), B(2 ,2) を頂点とする三角形 OAB の面積を,直線 y =m⁢ x+m+ 1 が 2 等分するとき,定数 m の値は キ - 2⁢5 ク である.
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【5】 実数 x , y は 3 x+ 3y= 9x +9y を満たす.このとき 27 x+ 27y のとり得る値の範囲を求めよう.
いま 3 x=A , 3y =B ,A+ B=t とおくと
A⁢B= 1 2⁢ t⁢( t+ ケ )
したがって 27 x+ 27y= 1 2⁢ t コ ⁢( サ -t) となり,求める値の範囲は
シ <27 x+ 27y≦ ス
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【6】 集合 S を
S={( x,y) | x ,y は整数,log 10⁡2 +log10 ⁡(6 -x)⁢ (6+y )≧2⁢ log10 ⁡(y- x+9) }
とするとき, S の要素の個数は セ である.
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A方式
【7】 三角形 ABC において, BC=a , CA=b , AB=c とする. 2⁢a =b+ c , 角 B と角 C の大きさの差 (B -C) が 60 ° のとき
sin⁡A= ソ タ
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【8】 一辺の長さが 2 の立方体 ABCD ‐EFGH を V とする.立方体 V の頂点 A , C ,G , E を含む平面上に,点 E を中心とする半径 1 の円 S を描く.点 R は,立方体 V の内部にあり,円 S の周上を動くものとする.
このとき,ベクトル RA → と RB → の内積 RA →⋅ RB→ の最小値を求めよう.
(1) 面 ABCD の対角線 AC と BD の交点を M とする.ベクトル RA → と MB → は垂直であるから RA →⋅ RB→ = チ ⁢ RA→ ⋅RM → が成り立つ.
(2) さらに,線分 AM の中点を N とすると RA →⋅ RB→ = | RN→ | 2- 1 ツ が成り立つ.
(3) ゆえに,ベクトル RA → と RB → の内積 RA →⋅ RB→ の最小値は テ - ト ⁢2 である.
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【9】 点 O を原点とする座標平面上に 2 つの放物線
を考える.ただし b は定数で 1< b<3 とする. 2 つの放物線 C 1 ,C 2 は 2 点で交わる.これらの点を x 座標が小さい順に P , Q とする.
いま,放物線 C 1 , 線分 OP および直線 x= 0 によって囲まれる部分は第一象限にあり,その面積を S 1 とする.また 2 つの放物線 C 1 ,C 2 によって囲まれる部分の面積を S 2 とする.
(1) 点 Q の座標は ( ナ , ニ ) である.
(2) 面積 S 1 を,定数 b を用いて表せば
S1= b3 + ヌ ⁢ b2 + ネ b -13 ノ
(3) 面積 S 2 を,定数 b を用いて表せば
S2= b3+ ハ ⁢ b2+ ヒ ⁢ b-27 フ
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B方式
【7】 放物線 y= x2- 2 と直線 y= x とで囲まれる図形を x 軸のまわりに回転してできる立体の体積は
(4 + ソ ⁢2 タ ) ⁢π
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【8】 関数 f⁡ (x) は
f⁡(x )=x+ 2⁢ ∫0π ⁡sin ⁡(x- t)⁢f ⁡(t) ⁢dt
を満たすとする.このとき f⁡ (x)= x+A⁢ sin⁡x+ B⁢cos⁡ x と表され
A= チ ⁢ π2+ ツ π 2+1 ,B= テ ⁢ ππ 2+1
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【9】 行列 A =( 4 3 12 ) ,P =( 31 1 p ) について次の問いに答えよ.
(1) 行列 P が逆行列をもち, P-1 ⁢A ⁢P= ( a 0 0b ) となるとき,定数 p , a ,b の値は
p= ト , a= ナ , b= ニ
(2) 行列 A n ( n=1 , 2 ,3 , ⋯) は
An= 1 4⁢ ( 3 ⋅ ヌ n+ ネ 3 ⋅ ヌ n+ ノ ヌ n+ ハ ヌ n + ヒ )
となる.
(3) 数列 {x n} ,{ yn} を ( xn +1 y n+1 )=A ⁢ ( xn y n ) ( n=1 , 2 ,3 , ⋯ ), x1= y1 =1 で定めるとき lim n→ ∞⁡ x nyn = フ である.