2006 早稲田大学 人間科学部MathJax

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2006 早稲田大学 人間科学部

A方式,B方式共通

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【1】 赤と白のビーズを 7 個使いネックレスを作る.ただしビーズの形と大きさはすべて同じであり,使わない色があってもよいものとする.このとき,ネックレスのつなぎ目については無視するとして,ネックレスの作り方は 通りある.

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A方式,B方式共通

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【2】 長さが x 2 x+ 1 x- 1 (ただし x+ 1 が最大)である 3 つの線分により,鈍角三角形を作ることのできるような x の値の範囲は

<x <

である.ただしの値はできる限り小さい整数で答えること.

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A方式,B方式共通

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【3】 三角形 OAB の内部に点 P があり,直線 AP と辺 OB の交点 Q は,辺 OB 3 :2 に内分し,直線 BP と辺 OA の交点 R は,辺 OA 4 :3 に内分する.このとき

OP = 23 OA + 23 OB

である.

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A方式,B方式共通

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【4】  3 O (0 ,0) A( 4,0 ) B(2 ,2) を頂点とする三角形 OAB の面積を,直線 y =m x+m+ 1 2 等分するとき,定数 m の値は - 25 である.

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A方式,B方式共通

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【5】 実数 x y 3 x+ 3y= 9x +9y を満たす.このとき 27 x+ 27y のとり得る値の範囲を求めよう.

 いま 3 x=A 3y =B A+ B=t とおくと

AB= 1 2 t( t+ )

である.

 したがって 27 x+ 27y= 1 2 t ( -t) となり,求める値の範囲は

<27 x+ 27y

である.

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A方式,B方式共通

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【6】 集合 S

S={( x,y) | x y は整数,log 102 +log10 (6 -x) (6+y )2 log10 (y- x+9) }

とするとき, S の要素の個数は である.

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A方式

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【7】 三角形 ABC において, BC=a CA=b AB=c とする. 2a =b+ c B と角 C の大きさの差 (B -C) 60 ° のとき

sinA=

である.

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A方式

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【8】 一辺の長さが 2 の立方体 ABCD EFGH V とする.立方体 V の頂点 A C G E を含む平面上に,点 E を中心とする半径 1 の円 S を描く.点 R は,立方体 V の内部にあり,円 S の周上を動くものとする.

 このとき,ベクトル RA RB の内積 RA RB の最小値を求めよう.

(1) 面 ABCD の対角線 AC BD の交点を M とする.ベクトル RA MB は垂直であるから RA RB = RA RM が成り立つ.

(2) さらに,線分 AM の中点を N とすると RA RB = | RN | 2- 1 が成り立つ.

(3) ゆえに,ベクトル RA RB の内積 RA RB の最小値は - 2 である.

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A方式

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【9】 点 O を原点とする座標平面上に 2 つの放物線

  • C1: y=- x2+ 4
  • C2: y=x 2-2 (b +1) x+4 b

を考える.ただし b は定数で 1< b<3 とする. 2 つの放物線 C 1 C 2 2 点で交わる.これらの点を x 座標が小さい順に P Q とする.

 いま,放物線 C 1 線分 OP および直線 x= 0 によって囲まれる部分は第一象限にあり,その面積を S 1 とする.また 2 つの放物線 C 1 C 2 によって囲まれる部分の面積を S 2 とする.

(1) 点 Q の座標は ( , ) である.

(2) 面積 S 1 を,定数 b を用いて表せば

S1= b3 + b2 + b -13

である.

(3) 面積 S 2 を,定数 b を用いて表せば

S2= b3+ b2+ b-27

である.

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B方式

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【7】 放物線 y= x2- 2 と直線 y= x とで囲まれる図形を x 軸のまわりに回転してできる立体の体積は

(4 + 2 ) π

である.

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B方式

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【8】 関数 f (x)

f(x )=x+ 2 0π sin (x- t)f (t) dt

を満たすとする.このとき f (x)= x+A sinx+ Bcos x と表され

A= π2+ π 2+1 B= ππ 2+1

である.

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B方式

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【9】 行列 A =( 4 3 12 ) P =( 31 1 p ) について次の問いに答えよ.

(1) 行列 P が逆行列をもち, P-1 A P= ( a 0 0b ) となるとき,定数 p a b の値は

p= a= b=

である.

(2) 行列 A n n=1 2 3

An= 1 4 ( 3 n+ 3 n+ n+ n + )

となる.

(3) 数列 {x n} { yn} ( xn +1 y n+1 )=A ( xn y n ) n=1 2 3 ), x1= y1 =1 で定めるとき lim n x nyn = である.

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