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2006 早稲田大学 政治経済学部

2月20日実施

易□ 並□ 難□

【1】 次の空欄にあてはまる式または数値を解答欄に記入せよ.

  x 軸と円 l: x2+ y2- y=0 から等距離にある点 P (x, y) の軌跡は,曲線 m : および半直線 m : である.ここで,円 l と点 P との距離とは, l 上の点と点 P の最短距離を表す.

 得られた曲線 m と直線 n: y=x に囲まれた領域で,円 l の外部にある部分の面積は である.

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2月20日実施

易□ 並□ 難□

【2】 次の説明を読み,下の各問に答えよ.解答欄に答のみ記入せよ.

  1 から 8 までの正の整数の集合を X とし, X を奇数と偶数の集合に分けて,

A={1 ,3, 5,7 } B={ 2,4 ,6, 8}

とする.いま, X の要素を並べ替えて作った順列

P:< x1, x2 ,x3 ,x 4, x5, x6 ,x7 ,x 8>

を次の規則(ⅰ)〜(ⅲ)によって定める:

 順列 P は上の(ⅰ)〜(ⅲ)の規則をみたすものとして,以下の問いに答えよ.

(1)  P のうち x 1 から x 5 までが次のように定められた順列

P:<1 ,2,4 ,3,6 ,x6 ,x 7,x 8>

がある.このとき,順列 P の部分 < x6 ,x7 ,x 8 > をすべて列挙せよ.

(2)  x1 =1 x2 =4 x8 =8 をみたす順列 P は何通りあるか.

(3)  x1 =1 x2 =6 をみたす順列 P は何通りあるか.

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2月20日実施

易□ 並□ 難□

【3】 次の各問に答えよ.ただし,正の整数 n と整数 k 0 kn に対して, Ck n は正の整数である事実を使ってよい.

(1)  m 2 以上の整数のとき, C2 m m で割り切れるための必要十分条件を求めよ.答のみ解答欄に記せ.

(2)  p 2 以上の素数とし, k p より小さい正の整数とする.このとき, Ck p p で割り切れることを示せ.

(3)  p 2 以上の素数とする.このとき,任意の正の整数 n に対し,

(n+ 1)p -n p-1

p で割り切れることを示せ.

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2月20日実施

易□ 並□ 難□

【4】 四面体 OABC の辺 AB 4: 5 に内分する点を D OC 2: 1 に内分する点を E とし,線分 DE の中点を P 直線 OP が平面 ABC と交わる点を Q とする.次の各問に答えよ.解答欄の空欄にあたはまる数値を記入し,(2)についてはその証明も与えよ.

(1)  OA =a OB =b OC =c とおくとき, OP a b c で表せ.また, OP OQ の大きさの比 | OP |: |OQ | を最も簡単な整数比で表せ.

(2)  ABQ ABC の面積比 ABQ: ABC を最も簡単な整数比で表せ.

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