2007 東京医科歯科大学 前期

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2007 東京医科歯科大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.

(1) 底面の半径が r 高さが h の直円錐の側面積を r h を用いて表せ.

(2) 座標平面上の 4 A ( 33 ,1 ) B ( 32 ,3 2 ) E (0, 3 2 ) F (0, 1 ) を考える.四角形 ABEF y 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の表面積を求めよ.

(3) 座標平面上の曲線

C:x2 +y2 =3 0< x<2 1<y< 3

の上の点 Q を考える.点 Q と同じ y 座標を持つ y 軸上の点を H とし,原点 O と点 Q を結ぶ線分 OQ が直線 y =1 と交わる点を P とする.さらに点 F (0 ,1) をとる.四角形 PQHF y 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の面のうち,線分 PQ 1 回転してできる面の表面積を S とする.点 Q が曲線 C 上を動くとき S の最大値を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【2】 座標平面上の動点 Q が以下の規則(a)〜(f)に従って 1 秒ごとに移動する.

 このとき以下の各問いに答えよ.

(1)  n を正の整数とするとき, Q がある時刻に点 (n 1, 0) に位置し,かつその 1 秒後に点 (n ,0) に移動している確率を p n とする.また Q がある時刻に点 (n 1, 1) に位置し,かつその 1 秒後に点 (n ,1) に移動している確率を p n とする. p1 p2 p 1 p 2 を,それぞれ求めよ.

(2)  Q が直線 x= 2 上の点に達する確率,および直線 x =3 上の点に達する確率をそれぞれ求めよ.

(3)  m を正の整数とするとき, Q が点 (m ,0) に達する確率を m で表せ.

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易□ 並□ 難□

【3】  ad bc= 1 a> 0 を満たす整数 a b c d を考える.行列

A=( 6 10 1017 ) B= (1 0 02 ) M= (a b cd ) N =( ac bd )

N A=B M−1 を満たすとき,以下の各問いに答えよ.ただし, M−1 M の逆行列を表す.

(1)  6a 2+20 ac +17 c2 の値を求めよ.

(2)  2a 2+b 2 の値を求めよ.

(3)  a b c d の値を求めよ.

(4)  6x 2+20 x y+17 y2= 59 を満たす実数 x y に対して

{ X=d xb yY =c x+a y

とおくとき, X2+ 2Y 2 の値を求めよ.

(5)  6x 2+20 x y+17 y2= 59 を満たす整数の組 (x ,y) をすべて求めよ.

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