2007 名古屋大学 前期

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2007 名古屋大学 前期

文科系

易□ 並□ 難□

【1】  ABC の辺 AB BC CA 2: 1 に内分する点をそれぞれ A B C とし, A B C の辺 A B B C C A 2: 1 に内分する点をそれぞれ A B C とする.このとき直線 AA B B CC ABC の重心で交わることを証明せよ.

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文科系

易□ 並□ 難□

【2】  2 つの放物線 C: y= 12 x 2 D: y=- (x- a)2 を考える. a は正の実数である.

(1)  C 上の点 P (t, 1 2 t2 ) における C の接線 l を求めよ.

(2)  l がさらに D とも接するとき, l C D の共通接線という. 2 本の( C D の)共通接線 l 1 l 2 を求めよ.

(3) 共通接線 l 1 l2 C で囲まれた図形の面積を求めよ.

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文科系

(a)(b)から1題選択

易□ 並□ 難□

【3】(a)  p を実数とする.方程式

x4+ (8-2 p) x2+ p=0

が相異なる 4 個の実数解をもち,これらの解を小さい順に並べたときそれらは等差数列をなすとする.この p を求めよ.

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文科系

(a)(b)から1題選択

理科系【4】(b)の類題

易□ 並□ 難□

【3】(b) 袋の中に赤と白の玉が 1 個ずつ入っている.「この袋から玉を 1 個取り出して戻し,出た玉と同じ色の玉を袋の中に 1 個追加する」という操作を N 回繰り返した後,赤の玉が袋の中に m 個ある確率を p N (m) とする.

(1)  p3 (m ) を求めよ.

(2) 一般の N に対し p N( m) を求めよ.

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理科系

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【1】  2 2 列の行列 ( a b cd ) を考える. a b d が実数で c =0 である行列 ( ab 0 d ) を上三角行列という.また, E= ( 10 0 1 ) とおく.

(1)  A2= E をみたす上三角行列 A をすべて求めよ.

(2)  A3 =E をみたす上三角行列 A をすべて求めよ.

(3) 上三角行列 A A 4=E をみたすとき, A2 =E となることを示せ.

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理科系

易□ 並□ 難□

【2】(1) 関数 f (x)= 2x 3-3 x2 +1 のグラフをかけ.

(2) 方程式 f (x)= a a は実数)が相異なる 3 つの実数解 α <β< γ を持つとする. l=γ -α β のみを用いて表せ.

(3)  a が(2)の条件のもとで変化するとき l の動く範囲を求めよ.

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理科系

易□ 並□ 難□

【3】 数列 {a n} an >0 を次の規則によって定める:

a1= 1 a na n+1 d xx3 =1 n= 1 2 3

 曲線 y= 1 x3 と, x 軸および 2 直線 x= an x=a n+1 で囲まれた図形を x 軸の回りに 1 回転させた回転体の体積を V n とする.このとき limn n Vn を求めよ.

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理科系

(a)(b)から1題選択

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【4】(a) 原点 O (0 ,0) を中心とする半径 1 の円に,円外の点 P ( x0 ,y0 ) から 2 本の接線を引く.

(1)  2 つの接点の中点を Q とするとき,点 Q の座標 ( x1, y1 ) を点 P の座標 ( x0 ,y0 ) を用いて表せ.また OP OQ= 1 であることを示せ.

(2) 点 P が直線 x+ y=2 上を動くとき,点 Q の軌跡を求めよ.

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理科系

(a)(b)から1題選択

文科系【3】(b)の類題

易□ 並□ 難□

【4】(b) 袋の中に赤と黄と青の玉が 1 個ずつ入っている.「この袋から玉を 1 個取り出して戻し,出た玉と同じ色の玉を袋の中に 1 個追加する」という操作を N 回繰り返した後,赤の玉が袋が袋の中に m 個ある確率を p N (m) とする.

(1) 連比 p3 (1 ):p3 (2 ):p3 (3 ):p3 (4 ) を求めよ.

(2) 一般の N に対し p N (m) 1 mN+ 1 を求めよ.

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