2007 上智大学 理工(数・物・電)学部2月12日実施MathJax

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2007 上智大学 理工学部

数・物理・電気電子工学科

2月12日実施

電気電子工学科は【2】

易□ 並□ 難□

【1】  A B C を定数とし, x の関数

f(x )=A ex+B sinx +Cx sinx

を考える.

(1)  limx f(x )= であるための必要十分条件は である.

(2)  limx f(x ) が存在して有限の値であるための必要十分条件は である.

(3) すべての x に対して |f (x) |M であるような, x によらない定数 M が存在するための必要十分条件は である.

(4)  f(x )=0 を満たすいくらでも大きな a が存在するための必要十分条件は である.

から の選択肢





2007 上智大学 理工学部

数・物理学科

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【2】 任意の実数 x に対して, x を超えない最大の整数を [x ] で表す. n を自然数として

S(n )=1+ 2+ +n2 = k= 1n2 k

および

T(n )=[ 1] 2+ [2] 2+ +[ n2 ]2= k= 1n2 [k ]2

を考える.

  S(n ) n に関する 次多項式でその最高次の係数は である.

 一方, T(1 )=1 T (2)= 7 T(3 )= であり,一般に

T(n )= n ( n3 + n 2+ n +1)

が成り立つ.従って,

limn T (n) S( n) =limn [1 ]2+ [2 ]2+ +[ n2 ]2 1+2+ n2 =

となる.

2007 上智大学 理工学部

数・物理・電気電子工学科

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【3】 曲線 y= x+sin x と曲線 x= y+sin y の第 1 象限の部分を考える.

(1) 第 1 象限にあるこの 2 曲線の交点のうち原点 O に最も近い交点 P の座標は ( π, π) である.

(2) この 2 曲線の O P の間にある部分で囲まれる図形の面積は である.

(3) 第 1 象限にあるこの 2 曲線の交点のうち原点 O 2 番目に近い交点 Q の座標は ( π , π ) である.

(4) 曲線 y= x+sin x x 軸および点 Q から x 軸に下ろした垂線で囲まれた図形を x 軸のまわりに 1 回転して得られる回転体の体積は

( π + ) π2

である.

2007 上智大学 理工学部

数・物理・電気電子工学科

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【4】 座標平面上に運動する点 P( x,y) の時刻 t 0t< 2π における座標が

であるとき,点 P のえがく曲線を C とする.

(1)  P C 上を動くとき t1 = π x は最大値 をとる.曲線 C y 軸に平行な直線との共有点の個数の最大値は であり, C x 軸に平行な直線との共有点の個数の最大値は である.

(2)  P C 上を動くとき,点 ( , - 3 ) を異なる時刻 t 2= π t 3= π (ただし t 2<t 3 )で通過する. t=t 2 のとき速度は ( , ) t= t3 のとき速度は ( , ) である.

(3) 時刻 t において P から x 軸に下ろした垂線を PH とする. t t 1t t2 の範囲を動くとき,線分 PH が動いて作る図形の面積は + である.

2007 上智大学 理工学部

電気電子工学科

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【1】 座標平面上の点 (x, y) -1 x1 0y 2 の範囲を動くとき,点 (x+ y,x y) の動く範囲を図示せよ.また,このとき

x y+m x+y +2 (ただし m は定数)

の最大値を求めよ.

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