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2008-10267-0101
2008 東京工業大学 前期
配点60点
易□ 並□ 難□
【1】 正の実数 a , b に対し, x>0 で定義された 2 つの関数 x a と log⁡ b⁢x のグラフが 1 点で接するとする.
(1) 接点の座標 (s ,t) を a を用いて表せ.また, b を a の関数として表せ.
(2) 0<h< s をみたす h に対し,直線 x= h および 2 つの曲線 y= xa ,y= log⁡b⁢ x で囲まれる領域の面積を A⁡ (h) とする. limh →0 ⁡A⁡ (h) を a で表せ.
2008-10267-0102
【2】 実数 x に対し, x 以上の最小の整数を f⁡ (x) とする. a ,b を正の実数とするとき,極限
limx→ ∞⁡ xc⁢ (1 f⁡(a ⁢x−7 )− 1f⁡( b⁢x+3 ) )
が収束するような実数 c の最大値と,そのときの極限値を求めよ.
2008-10267-0103
【3】 いびつなサイコロがあり, 1 から 6 までのそれぞれの目が出る確率が 16 とは限らないとする.このサイコロを 2 回ふったとき同じ目がでる確率を P とし, 1 回目に奇数, 2 回目に偶数の目が出る確率を Q とする.
(1) P≧ 16 であることを示せ.また,等号が成立するための必要十分条件を求めよ.
(2) 14 ≧Q≧ 12− 32⁢ P であることを示せ.
2008-10267-0104
配点70点
【4】 平面の原点 O を端点とし, x 軸となす角がそれぞれ − α, α (ただし 0< α< π3 )である半直線を L 1 ,L 2 とする. L1 上に点 P , L2 上に点 Q を線分 PQ の長さが 1 となるようにとり,点 R を,直線 PQ に対し原点 O の反対側に ▵ PQR が正三角形になるようにとる.
(1) 線分 PQ が x 軸と直交するとき,点 R の座標を求めよ.
(2) 2 点 P , Q が,線分 PQ の長さを 1 に保ったまま L 1 ,L 2 上を動くとき,点 R の軌跡はある楕円の一部であることを示せ.