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2008 電気通信大学 昼間・後期

配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 関数 f (x) = ext ex +1 について,以下の問いに答えよ.ただし, t>0 とする.

(ⅰ)  f (x) f (x ) を求めよ.

(ⅱ) 曲線 C: y=f (x ) はただ 1 つの変曲点 A をもつことを示せ.さらに点 A x 座標を a とするとき, a t で表せ.

(ⅲ) 変曲点 A における曲線 C の接線と x 軸との交点 B の座標を ( b,0 ) とする. b t で表せ.

(ⅳ) 曲線 C と直線 x= a x=b および x 軸で囲まれる図形を D とする. D の面積 S t で表せ.

(ⅴ)  b<0< a とする.この条件のもとで, y 軸が D の面積 S 2 等分するときの t の値を求めよ.

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配点50点

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【2】 関数 f (θ )=2 cosθ +cos2 θ g( θ)= 2sin θ-sin 2θ を用いて,

x=f (θ ) y=g (θ )

と媒介変数表示される xy 平面上の曲線を C とする.このとき,以下の問いに答えよ.

(ⅰ)  θ=0 π3 2π 3 に対応する C 上の点の座標を求めよ.

(ⅱ)  0θ 2 π3 の範囲で f (θ ) g (θ ) の増減を調べ,曲線 C 0 θ 2 π3 に対応する部分の概形を描け.

(ⅲ)  C 上の点を x 軸に関して対称移動すると C 上の点に移ることを示せ.

(ⅳ)  C 上の点 (f (θ ),g (θ )) を原点を中心として 2π 3 だけ回転すると C 上の点 (f (θ+ 2π 3) ,g (θ+ 2π 3) ) に移ることを示せ.

(ⅴ) 曲線 C の概形を描き, C で囲まれる部分の面積 S を求めよ.

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【3】 実数 s に対して,関数 f (x )

f( x)= sx+ ( x-a) 2+ b2

で定める.ここで, a b は正の定数である.以下の問いに答えよ.

(ⅰ)  f( x) を求めよ.

(ⅱ)  f( x)> 0 であることを示せ.

(ⅲ)  x0 の範囲で考えるとき,関数 f (x ) x= 0 で最小値をとるための s の条件を求めよ.

(ⅳ)  limx f (x ) および lim x- f (x ) を求めよ.

(ⅴ) 関数 f (x ) x> 0 の範囲で極小値をもつための s の条件を求めよ.またこのとき,その極小値を求めよ.

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配点50点

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【4】  0<α< π 2 を満たす定数 α に対して,行列 M

M=( cosα sin α) ( cos αsin α)

で定め,行列 M の表す 1 次変換を f とする.以下の問いに答えよ.

(ⅰ) 行列 M M2 を計算せよ.

(ⅱ) 原点 O と点 A (cos α,sin α) に対して, B( b,c) を, c>0 OA OB | OB |= 1 3 条件を満たす点とする.このとき B の座標を求めよ.

(ⅲ)  1 次変換 f による点 A と点 B の像をそれぞれ求めよ.

(ⅳ) 単位円周上の点 P (cos θ,sin θ) 1 次変換 f による像を Q とする. OP OQ を,それぞれ OA OB を用いて表せ.

(ⅴ)  P が単位円周上を動くとき, Q の軌跡を図示せよ.

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