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2008-11261-0101
2008 首都大学東京 前期
人文・社会系,経営学系
易□ 並□ 難□
【1】 CUP@TMU の 7 文字全部を横 1 列に並べるとき,以下の問いに答えなさい.答えのみでなく,理由も述べなさい.
(1) 作られるすべての並べ方の数を求めなさい.
(2) @ が真ん中にくる並べ方の数を求めなさい.
(3) U が 2 つとも左から偶数番目にくる並べ方の数を求めなさい.
(4) U がとなり合わない並べ方の数を求めなさい.
2008-11261-0102
【2】 以下の問いに答えなさい.
(1) 次の方程式を解きなさい.
log2⁡ x-log8 ⁡x= 2(log2 ⁡x)⁢ (log4 ⁡x)
(2) 次の方程式を満たす自然数の組 (x, y) をすべて求めなさい.
log10⁡ x+log10 ⁡y= log10⁡( y+2⁢ x2+1 )
2008-11261-0103
【3】 1 辺の長さが 1 の正四面体 OABC において,辺 BC の中点を M とする. 0<t< 1 に対して,線分 OM を t 2:( 1-t 2) に内分する点を D とし,辺 OA を (1- t):t に内分する点を E とするとき,以下の問いに答えなさい.
(1) 点 B から三角形 OAM を含む平面に下ろした垂線の長さを求めなさい.
(2) 三角形 ODE の面積を求めなさい.
(3) t が与えられた範囲を動くとき,四面体 BODE の体積 V⁡ (t) の最大値とそのときの t の値を求めなさい.
2008-11261-0104
【4】 実数 a ,b に対して, f⁡(x )=(a +8⁢b )⁢x2 -8⁢b ⁢x+b とする.「 0≦ x≦1 ならば f⁡ (x)> 0 」が成り立つ点 (a, b) の範囲を求め, ab 平面上に図示しなさい.
2008-11261-0105
都市教養,都市環境,システムデザイン, 健康福祉(放射線)学部
【1】 n を自然数とするとき, 1 から 2⁢ n までの相異なる自然数が 1 つずつ書かれた 2⁢ n 個の玉が袋の中に入っている.袋から 1 個の玉を取り出したときに書かれている数を a とする.この玉を袋に戻さずに,再び袋から 1 個の玉を取り出したときに書かれている数を b とするとき,以下の問いに答えなさい.
(1) 2⁢a= b または a= 2⁢b となる確率を求めなさい.
(2) a≧b となる確率を求めなさい.
(3) 2⁢a≧ b となる確率を求めなさい.
2008-11261-0106
【2】 座標平面上に点 A( 1,0) をとる. 0≦t≦ 2⁢π とするとき,以下の問いに答えなさい.
(1) 2 以上の自然数 n に対して,座標平面上に点 P k( cos⁡ k⁢t n,sin ⁡ k⁢t n) ( k=1 ,2 ,⋯ ,n ) をとるとき,三角形 A PkP n の面積 S k⁡( t) を求めなさい.ただし, A ,P k ,P n が三角形をつくらないときは S k⁡( t)=0 とする.
(2) 次の極限値を求めなさい.
f⁡(t )=lim n→∞ ⁡ 1n⁢ ∑ k=1 n⁡ Sk⁡( t)
(3) 次の定積分の値を求めなさい.
I= ∫02 ⁢π ⁡t⁡ f⁡( t)⁢dt
2008-11261-0107
都市教養,都市環境,システムデザイン,健康福祉(放射線)学部
【3】 数列 {an }, {bn } を漸化式
a1= 3⁢3 , b1=1
an+ 1=4 ⁢an +3⁢ bn ,bn +1= 3⁢ an+2 ⁢bn ( n=1 ,2 ,⋯)
で定めるとき,以下の問いに答えなさい.
(1) すべての自然数 n に対して,次の式を満たす行列 A を 1 つ求めなさい.
( an+ 1 bn+ 1 )=A⁢ ( an bn )
(2) 数列 {cn }, {dn } を
cn= 12 ⁢( 3⁢ an+b n), dn= 12 ⁢( -an +3⁢ bn) (n =1 ,2 ,⋯ )
で定めるとき,すべての自然数 n に対して,次の式を満たす行列 B を 1 つ求めなさい.
( cn+ 1 dn+ 1 )=B ⁢( cn dn )
(3) 数列 {cn }, {dn } の一般項 cn , dn を求めなさい.
(4) 数列 {an }, {bn } の一般項 an , bn を求めなさい.
2008-11261-0108
都市教養(数理科学)学部
【1】 以下の問いに答えなさい.
(1) x+y= π を満たす実数 x ,y に対して,次の等式が成り立つことを示しなさい.
sin⁡x+ sin⁡y= 4⁢cos⁡ x2 ⁢cos⁡ y2
(2) x+y+ z=π を満たす実数 x ,y ,z に対して,次の等式が成り立つことを示しなさい.
sin⁡x+ sin⁡y+ sin⁡z= 4⁢cos⁡ x2 ⁢cos⁡ y2 ⁢cos⁡ z2
(3) x+y+ z+w= π を満たす実数 x ,y ,z ,w に対して,等式
sin⁡x+ sin⁡y+ sin⁡z+ sin⁡w= 4⁢cos⁡ x2 ⁢cos⁡ y2 ⁢cos⁡ z2 ⁢cos⁡ w2
は必ずしも成り立たないことを示しなさい.
2008-11261-0109
【2】 a ,b を正の実数とするとき,以下の問いに答えなさい.
(1) 実数 t に対して,直線 (a⁢ et) ⁢x+( b⁢e -t) ⁢y=1 に原点 O から下ろした垂線の長さ f⁡ (t) を求めなさい.
(2) 次の定積分の値を求めなさい.
I= ∫01 ⁡ 1f⁡ (t)2 ⁢d t
(3) a ,b が条件 a⁢ b=1 を満たしながら動くとき,定積分 I の最小値を求めなさい.
2008-11261-0110
【3】 N 個の数列 {a N(1 )} ,⋯ ,{a n(N )} はいずれも各項が 1 か -1 のいずれかであり,次を満たすとする.
an+ 1(k )= { an( k+1) ( an (k) =1 のとき) an( k-1) ( an (k) =-1 のとき) ( k=1 ,2 ,⋯ ,N n=1 ,2 ,⋯ )
ただし, an (0) =an (N) , an (N+1 )= an(1 ) と定める. m を N 未満の自然数とするとき,以下の問いに答えなさい.
(1) a1 (1) =a1 (2) =⋯= a1 (m) =1 ならば, a m(1) =1 であることを示しなさい.
(2) a1 (1) =a1 (2) =⋯ =a1 (m) =1 かつ a 1(m +1) =-1 ならば, am +1 (1) =-1 であることを示しなさい.
(3) 自然数 n に対して, an (1) , an( 2) ,⋯ ,an (N) のうちで 1 であるものの個数を bn とするとき, bn+ 1= bn であることを示しなさい.