Mathematics
Examination
Test
Archives
【2】 設問(1)から(4)では,文章の空欄に適切な数または式を入れて文章を完成させなさい.また,設問(5)に答えなさい.
を自然数とする.平面上で座標も座標も整数である点全体の集合をで表す.いま点上に球を個置き,次の操作を回繰り返し行うことにより球を上で動かす.
操作
球が置かれている点をとするとき,球をのどれかの点の上に確率ずつで移す.
操作を回行った時点で球が置かれている点の座標をで表す.同様に,操作を回()繰り返し行った時点で球が置かれている点の座標をで表す.の部分集合
を考える.
(1) 平面上で連立不等式の表す領域をとする.となる確率をとするとである.
(2) 平面上で不等式の表す領域をとする.となる確率をとするとである.
(3) またはとなる確率をとするとである.
(4) 集合の要素の個数がとなる確率をとするとである.
(5) のときをの式で表しなさい.
【3】 設問(1),(2),(4)では,文章の空欄に適切な数または式を入れて文章を完成させなさい.また,設問(3)に答えなさい.
関数は原点を含むある開区間の定義域とし,そこで微分可能かつとする.またとおく.この関数のグラフ上の点における法線と軸との交点を点から軸におろした垂線と軸との交点をとする.
(1) 関数との間には,の関係がある.
(2) の面積が一定値となるような関数で,定義域でつねにを満たすものをとを用いて表すとである.
(3) (ただしは定数)となるとき,関数のグラフは次曲線の一部分であることを示しなさい.
(4) (3)における次曲線が軸上につの焦点をもつ円となるための条件はである.また,その楕円のつの焦点の座標をを用いて表すとである.