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2008-14576-0301
2008 南山大学 数理情報学部A方式
2月9日実施
易□ 並□ 難□
【1】 の中に答を入れよ.
(1) 関数 y= ( log2⁡ x2 )2 +log 2⁡( 4⁢x 3) がある. 14 ≦x≦ 8 のとき, t=log 2⁡x のとり得る値の範囲を求めると ア であり, y の最小値は イ である.
2008-14576-0302
(2) 2 つの行列 A =( -2 4 -13 ) と P =( 1 x1 1 ) がある. P は逆行列をもち,行列 B は B =P -1 ⁢A⁢ P を満たす. B=( 2 0 0y ) となるとき, x の値を求めると x = ウ であり, y の値を求めると y = エ である.
2008-14576-0303
(3) x の方程式 sin ⁡x⁢ cos⁡x -3 ⁢sin2 ⁡x+ a=0 がある. a= 32 のとき, 0≦x <π でこの方程式の解を求めると x = オ である.また,この方程式が 0 ≦x< π で 2 つの異なる解をもつとき, a の範囲を求めるとその範囲は カ である.
2008-14576-0304
(4) 4 つのさいころを同時に投げ,出た目のうち最小の値が得点となるゲームを行う.得点が 5 である確率は キ であり,このゲームの得点の期待値は ク である.
2008-14576-0305
(5) p を実数とし, 2 次方程式 x 2+3 ⁢p⁢ x-7⁢ p=0 の解の 1 つが x =3 であるとき, p の値と他の解 β の値を求めると (p ,β) = ケ である. q を 0 でない実数とし, 2 の 2 次方程式 x 2-3 ⁢q⁢ x-6⁢ q=0 と q ⁢x2 -x+ 2⁢q =0 が共通の実数解をもつとき, q の値を求めると q = コ である.
2008-14576-0306
【2】 点 O を原点とする座標空間に点の列 P 1 , P2 , P 3 , ⋯, Pn , ⋯ がある. n =3⁢k -2 ,3 ⁢k-1 , 3⁢ k ( k=1 , 2 ,3 , ⋯ ) のときの P n の座標,すなわち P3⁢ k-2 , P 3⁢k -1 , P3 ⁢k の座標はそれぞれ
(r3 ⁢k-2 ,2⁢ r3k -2 ,0) ,(0 ,r3 ⁢k-1 ,2 ⁢r3 ⁢k-1 ) ,(2 ⁢r3 ⁢k ,0, r3⁢ k)
である.ここで, r は P1 P2 → ⊥O P2 → を満たす正の定数である.また, P1 P2 → ⊥ OP2 → ならば,すべての n ( n =1 ,2 , 3 , ⋯) で Pn Pn+ 1 →⊥ OP n+1 → が成立することがわかっている.
(1) 線分 O Pn の長さが 5 ⁢r n であることを示せ.
(2) P1 P2 → ⊥O P2 → を用いて, r の値を求めよ.
(3) ▵OP nP n+1 の面積を S n とする. ∑n =1 ∞ ⁡Sn を求めよ.
2008-14576-0307
【3】 実数 α , β ( 0<α <β ) に対して,座標平面の第 1 象限で曲線 C :y= α⁢β x , 直線 l :y=- x+α +β を考える.
(1) C と l の 2 つの交点の座標を α , β で表せ.
(2) C と l で囲まれた図形を x 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積を V とする. V を α , β で表せ.
(3) α⁢β = 32 ⁢sin ⁡2⁢ θ ,α+ β=2 ⁢sin⁡ (θ+ π 6 ) で, π 6<θ ≦π3 とする.このとき, α と β をそれぞれ θ で表せ.
(4) (3)のとき,(2)の V の最大値とそのときの θ の値を求めよ.