2009 帯広畜産大学 前期総合問題

Mathematics

Examination

Test

Archives

2009 帯広畜産大学 前期総合問題

易□ 並□ 難□

【1】  x y に関する連立 1 次方程式

2( sinθ+ cosθ) x+2 (sin θ-cos θ) y=a (1)

2( cosθ- sinθ) x+2 (sin θ+cos θ) y=b (2)

を考える.ただし, a b および θ を定数とする.また,ベクトル p とベクトル q をそれぞれ p =( a,b) q =(x, y) と定義する.

問1  θ= π6 a=- 3 b=1 のとき,(1)式を満たす y =f( x) について関数 f (x ) を求め,さらに(1)式と(2)式の連立方程式の解を求めなさい.

問2  a b を用いて q の大きさ | q | を表し,さらに a b および θ を用いて p q の内積 p q を表しなさい.

問3  0<θ < π2 a2+ b2= 8 とする. tanθ を用いて ( p q )2 を表しなさい.さらに p q= 6 のとき, tanθ の値を求めなさい.

問4  0<θ < π2 a2+ b2= 4 の場合, ( p q )2 が極大になるような tan θ および θ の値を求めなさい.

問5 硬貨 3 枚を同時に投げる試行において,表の出る回数を X で表すとき, X の期待値 E (X ) と分散 V (X ) を求めなさい.さらに問1で求めた関数 y =f( x) に基づいて確率変数 Y Y =f( X) と定義したとき, Y の期待値 E (Y ) と分散 V (Y ) を求めなさい.

2009 帯広畜産大学 前期総合問題

易□ 並□ 難□

【2】 関数 f (x )=x 3+a x2+ bx+c は点 A (2 ,f( 2) ) で極値をとる.ただし, a b c を定数とする. y=f (x ) のグラフは点 B ( 1,-2 ) を通り,しかも点 B に関して対称である.さらに, y=f (x ) のグラフ上の点 C は点 B に関して点 A と対称である.

 一方,関数 g (x )=x 3-6 x2+9 x-2 と関数 h (x )=x 2-2 x+k-1 について, y=g (x ) のグラフを曲線 G1 y=h (x ) のグラフを曲線 G 2 とする.ただし, k を定数とする.

問1  a b c を用いて点 C の座標を表しなさい.

問2  a b c の値および点 C の座標を求めなさい.

問3  y=f (x ) の増減表を作って,そのグラフを書きなさい.

問4 曲線 G 1 G 2 が異なる 3 点で交わるような k の値の範囲を求めなさい.

問5 曲線 G 1 G 2 は点 D ( 2,0 ) で交わる.このときの k の値を求め,さらに曲線 G 1 G 2 で囲まれる部分の面積を求めなさい.

inserted by FC2 system