2009 秋田大学 前期

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2009 秋田大学 前期

教育文化,工学資源学部

工学資源学部は【3】

易□ 並□ 難□

【1】 数列 { an } を次の式

a1= 1 a2= 3 an+ 2+a n+1 -6a n=0 n=1 2 3

で定める.また, α β

an+ 2-α an+ 1=β (a n+1 -αa n) n=1 2 3

を満たす実数とする.ただし, α<β とする.次の問いに答えよ.

(ⅰ)  a3 a4 を求めよ.

(ⅱ)  α β を求めよ.

(ⅲ)  n=1 2 3 に対し b n=a n+1 -αa n とおくとき,数列 { bn } の一般項を求めよ.

(ⅳ)  n=1 2 3 に対し c n=a n+1- βan とおくとき,数列 { cn } は等比数列である.数列 { cn } の公比と一般項を求めよ.

(ⅴ) 数列 { an } の一般項を求めよ.

2009 秋田大学 前期

教育文化学部

易□ 並□ 難□

【2】  ▵OAB を辺の長さがそれぞれ OA =4 OB=3 AB=2 である三角形とする. OA =a OB =b とおくとき,次の問いに答えよ.

(ⅰ) 内積 a b の値を求めよ.

(ⅱ)  ▵OAB の重心を G とするとき, OG a b を用いて表せ.

(ⅲ) 角 ∠AOB の二等分線と辺 AB との交点を C とするとき, OC a b を用いて表せ.

(ⅳ) 角 ∠AOB の二等分線と角 ∠OAB の二等分線の交点を I とするとき, OI a b を用いて表せ.

2009 秋田大学 前期

教育文化学部

易□ 並□ 難□

【3】  0<a< 1 とし,放物線 C y=x 2 と点 A ( a,a2 ) を考える.次の問いに答えよ.

(ⅰ) 点 A における放物線 C の接線 l x 軸との交点の座標を求めよ.

(ⅱ) 放物線 C 3 直線 l x= a2 x=1 で囲まれた 2 つの部分の面積の和を S とする. S a を用いて表せ.

(ⅲ)  a 0 <a<1 を満たして動くとき,(ⅱ)の S の最小値を求めよ.

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工学資源学部

易□ 並□ 難□

【1】  a b は正の実数であり, b> a22 を満たすとする.次の問いに答えよ.

(ⅰ) 不等式 y 2x 2 ya x yb x0 を同時に満たす領域において,放物線 y =2x 2 と直線 y =ax と直線 y =b とで囲まれた図形の面積を S とする. S a b を用いて表せ.

(ⅱ) (ⅰ)の図形を y 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積を V とする. V a b を用いて表せ.

(ⅲ)  b=a とする. a の値が変化するとき,(ⅱ)の V の増減を調べ,極値を求めよ.

2009 秋田大学 前期

工学資源学部

易□ 並□ 難□

【2】 三角形 ▵OAB に対し OA =a OB =b とおき, 0α <1 とする.辺 OA α :1-α に内分する点を C OB 2 :1 に内分する点を D とし,線分 BC と線分 AD の交点を E とする.また,辺 AB の中点を F とする.次の問いに答えよ.

(ⅰ)  OE a b α を用いて表せ.

(ⅱ)  EF a b α を用いて表せ.

(ⅲ)  2 つのベクトル a b は直交し, | a |= | b | とする. α 0 <α<1 を満たして動くとき,線分 EF の長さが最小となる α の値を求めよ.

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医学部

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【1】 平面上に一辺の長さが 3 r である正三角形 ▵ABC とその平面上を動く点 P がある.正三角形 ▵ABC の重心を始点とし P を終点とするベクトルを p とおく.次の問いに答えよ.なお, PA PB 等の 2 つのベクトルの内積の記号である.

(ⅰ)  s=PA PA +PB PB + PC PC とおくとき, s をベクトル p の大きさ | p | r を用いて表せ.

(ⅱ)  t=PA PB +PB PC + PC PA とおくとき. t をベクトル p の大きさ | p | r を用いて表せ.

(ⅲ) (ⅰ)の s と(ⅱ)の t に関して P 2 つの不等式

s 154 r2 t 32 r2

を同時に満たすとき, P が描く図形の領域を求めて正三角形 ▵ABC とともに図示せよ.

2009 秋田大学 前期

医学部

易□ 並□ 難□

【2】 座標平面上で,不等式 x 2+y 21 の表す領域を D とする.点 ( x,y ) がこの領域 D を動くとき,次の問いに答えよ.

(ⅰ)  s=x+ y t=x y とするとき,点 ( s,t ) 全体の集合が表す領域を求めて s t 平面上に図示せよ.

(ⅱ)  a0 に対して, (a- x) (a- y) の最小値を a を用いて表せ.

(ⅲ)  3 枚の硬貨を同時に投げるとき,表が出た硬貨の枚数を b とする. (b- x) (b- y) の最小値を M とするとき, M の期待値を求めよ.

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医学部

易□ 並□ 難□

【3】 数列 { an } を次の式

a1 =1 3 a2 n= 23 a2 n-1 a2 n+1= 13 a2n n=1 2 3

で定める.次の問いに答えよ.

(ⅰ) 無限級数 n= 1 a2 n-1 の和を求めよ.

(ⅱ)  T2 n= k= 12 nk ak とするとき, limn T2 n を求めよ.

 必要ならば, -1< r<1 のとき limn n rn= 0 であることを用いてもよい.

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医学部

易□ 並□ 難□

【4】  α は定数とし, f( x)= -sinx +α x とする. g( x) は連続関数で

f( x)= 0x (t- x) g(t )dt

を満たすとする.また, h( x)=e -x | g(x ) | とする.次の問いに答えよ.

(ⅰ) 定数 α と関数 g (x ) を求めよ.

(ⅱ)  0<x< 2π において関数 h (x ) の増減を調べ,極値を求めよ.

(ⅱ) 関数 e -x (sin x+cos x) の導関数を求めよ.

(ⅳ)  k=1 2 3 に対して I k= ( 2k- 1) π2 kπ h( x) dx とするとき, limn k=1 nI k を求めよ.

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