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2009-10101-0101
2009 秋田大学 前期
教育文化,工学資源学部
工学資源学部は【3】
易□ 並□ 難□
【1】 数列 { an } を次の式
a1= 1, a2= 3, an+ 2+a n+1 -6⁢a n=0 ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
で定める.また, α と β を
an+ 2-α ⁢an+ 1=β ⁢(a n+1 -α⁢a n) ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
を満たす実数とする.ただし, α<β とする.次の問いに答えよ.
(ⅰ) a3 , a4 を求めよ.
(ⅱ) α , β を求めよ.
(ⅲ) n=1 , 2 . 3 , ⋯ に対し b n=a n+1 -α⁢a n とおくとき,数列 { bn } の一般項を求めよ.
(ⅳ) n=1 , 2 , 3 , ⋯ に対し c n=a n+1- β⁢an とおくとき,数列 { cn } は等比数列である.数列 { cn } の公比と一般項を求めよ.
(ⅴ) 数列 { an } の一般項を求めよ.
2009-10101-0102
教育文化学部
【2】 ▵OAB を辺の長さがそれぞれ OA =4 , OB=3 , AB=2 である三角形とする. OA→ =a→ , OB→ =b→ とおくとき,次の問いに答えよ.
(ⅰ) 内積 a →⋅ b→ の値を求めよ.
(ⅱ) ▵OAB の重心を G とするとき, OG→ を a → と b → を用いて表せ.
(ⅲ) 角 ∠AOB の二等分線と辺 AB との交点を C とするとき, OC→ を a → と b → を用いて表せ.
(ⅳ) 角 ∠AOB の二等分線と角 ∠OAB の二等分線の交点を I とするとき, OI→ を a → と b → を用いて表せ.
2009-10101-0103
【3】 0<a< 1 とし,放物線 C :y=x 2 と点 A ( a,a2 ) を考える.次の問いに答えよ.
(ⅰ) 点 A における放物線 C の接線 l と x 軸との交点の座標を求めよ.
(ⅱ) 放物線 C と 3 直線 l , x= a2 , x=1 で囲まれた 2 つの部分の面積の和を S とする. S を a を用いて表せ.
(ⅲ) a が 0 <a<1 を満たして動くとき,(ⅱ)の S の最小値を求めよ.
2009-10101-0104
工学資源学部
【1】 a , b は正の実数であり, b> a22 を満たすとする.次の問いに答えよ.
(ⅰ) 不等式 y ≦2⁢x 2, y≧a⁢ x, y≦b , x≧0 を同時に満たす領域において,放物線 y =2⁢x 2 と直線 y =a⁢x と直線 y =b とで囲まれた図形の面積を S とする. S を a と b を用いて表せ.
(ⅱ) (ⅰ)の図形を y 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積を V とする. V を a と b を用いて表せ.
(ⅲ) b=a とする. a の値が変化するとき,(ⅱ)の V の増減を調べ,極値を求めよ.
2009-10101-0105
【2】 三角形 ▵OAB に対し OA →=a → , OB→ =b→ とおき, 0≦α <1 とする.辺 OA を α :1-α に内分する点を C , 辺 OB を 2 :1 に内分する点を D とし,線分 BC と線分 AD の交点を E とする.また,辺 AB の中点を F とする.次の問いに答えよ.
(ⅰ) OE→ を a→ , b→ , α を用いて表せ.
(ⅱ) EF→ を a→ , b→ , α を用いて表せ.
(ⅲ) 2 つのベクトル a → と b → は直交し, | a→ |= | b→ | とする. α が 0 <α<1 を満たして動くとき,線分 EF の長さが最小となる α の値を求めよ.
2009-10101-0106
医学部
【1】 平面上に一辺の長さが 3 ⁢r である正三角形 ▵ABC とその平面上を動く点 P がある.正三角形 ▵ABC の重心を始点とし P を終点とするベクトルを p → とおく.次の問いに答えよ.なお, PA→ ⋅PB→ 等の ⋅ は 2 つのベクトルの内積の記号である.
(ⅰ) s=PA →⋅ PA→ +PB→ ⋅PB →+ PC→⋅ PC→ とおくとき, s をベクトル p → の大きさ | p→ | と r を用いて表せ.
(ⅱ) t=PA →⋅ PB→ +PB→ ⋅PC →+ PC→⋅ PA→ とおくとき. t をベクトル p → の大きさ | p→ | と r を用いて表せ.
(ⅲ) (ⅰ)の s と(ⅱ)の t に関して P が 2 つの不等式
s≧ 154 ⁢r2 , t≦ 32⁢ r2
を同時に満たすとき, P が描く図形の領域を求めて正三角形 ▵ABC とともに図示せよ.
2009-10101-0107
【2】 座標平面上で,不等式 x 2+y 2≦1 の表す領域を D とする.点 ( x,y ) がこの領域 D を動くとき,次の問いに答えよ.
(ⅰ) s=x+ y, t=x⁢ y とするとき,点 ( s,t ) 全体の集合が表す領域を求めて s ⁣t 平面上に図示せよ.
(ⅱ) a≧0 に対して, (a- x)⁢ (a- y) の最小値を a を用いて表せ.
(ⅲ) 3 枚の硬貨を同時に投げるとき,表が出た硬貨の枚数を b とする. (b- x)⁢ (b- y) の最小値を M とするとき, M の期待値を求めよ.
2009-10101-0108
【3】 数列 { an } を次の式
a1 =1 3 , a2⁢ n= 23⁢ a2⁢ n-1 , a2⁢ n+1= 13 ⁢ a2⁢n ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
で定める.次の問いに答えよ.
(ⅰ) 無限級数 ∑n= 1∞ a2⁢ n-1 の和を求めよ.
(ⅱ) T2⁢ n= ∑k= 12⁢ nk⁢ ak とするとき, limn →∞ T2⁢ n を求めよ.
必要ならば, -1< r<1 のとき limn→ ∞n⁢ rn= 0 であることを用いてもよい.
2009-10101-0109
【4】 α は定数とし, f⁡( x)= -sin⁡x +α⁢ x とする. g⁡( x) は連続関数で
f⁡( x)= ∫0x (t- x)⁢ g⁡(t )⁢dt
を満たすとする.また, h⁡( x)=e -x⁢ | g⁡(x ) | とする.次の問いに答えよ.
(ⅰ) 定数 α と関数 g ⁡(x ) を求めよ.
(ⅱ) 0<x< 2⁢π において関数 h ⁡(x ) の増減を調べ,極値を求めよ.
(ⅱ) 関数 e -x⁢ (sin⁡ x+cos⁡ x) の導関数を求めよ.
(ⅳ) k=1 , 2 , 3 , ⋯ に対して I k= ∫( 2⁢k- 1)⁢ π2⁢ k⁢π h⁡( x)⁢ dx とするとき, limn→ ∞ ∑k=1 nI k を求めよ.