2009 筑波大学 後期応用理工学類MathJax

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2009 筑波大学 後期応用理工学類

小論文

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.

(1) 以下の関数 f (x) について,その第 1 次導関数 f (x) および第 2 次導関数 f (x ) を求めよ.ただし, a は正の定数とする.

f(x )= aa2 +x2

(2) 問(1)で定義した関数 f (x) について, y=f (x) の増減,極値,グラフの凹凸および変曲点を調べて,そのグラフの概形をかけ.

(3) 問(1)で求めた第 1 次導関数 f (x ) について, y=f ( x) のグラフの概形をかけ.また,このグラフと接する直線 y= c について, c の値を全て求めよ.ただし, c は定数とする.

2009 筑波大学 後期応用理工学類

小論文

易□ 並□ 難□

【2】 媒介変数 θ を用いて x= cos3 θ y=sin3 θ で表される曲線について,以下の問に答えよ.ただし, 0θ π2 とする.

(1) 曲線の概形を描け.

(2) 曲線の長さ L を求めよ.ただし, L は次式で表される.

L= 01 1 +( dy dx )2 dx

(3) 曲線と x 軸および y 軸で囲まれる領域の面積を求めよ.ただし,次の関係式を用いてよい.

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小論文

易□ 並□ 難□

【3】 正方行列 A= (2 4 4a ) および列ベクトル X= (x y ) P=( p q ) を考える.ただし, a p q は定数とする.このとき, x y についての連立 1 次方程式 A X=P に関する以下の問いに答えよ.

(1)  A の逆行列 A -1 が存在するためには a はどのような条件を満たさなければならないか.また,この条件が満たされているとして A -1 を求めよ.

(2)  A-1 が存在するとき, AX= P の解を求めよ.

(3)  A-1 が存在しないとき, AX= P が解をもつためには p q の間にどのような関係が成り立たなければならないか.



 以下の問いでは, A-1 は存在しないが A X=P は解をもつとして答えよ.

(4)  A X=P の解は平面においてどのような点の集合となるか.

(5) ある定数 λ に対して A P=λ P が成り立つことを示し, λ の値を求めよ.

(6)  X A X=P を満たすとき,前問(5)で求めた λ を用いて列ベクトル X X =X - 1λ P とおくと, X はどのような関係式を満たすか.また, X xy 平面においてどのような点の集合となるか.

(7)  X P がともに零ベクトルでないとき,これら 2 つのベクトルのなす角を求めよ.

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