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2009-10280-0201
2009 東京海洋大学 前期海洋工学部
配点25点
易□ 並□ 難□
【1】(1) 行列 A を A =( 4- 23 -1 ) とする.
A=( 2 13 1 )⁢( 10 02 ) ⁢( 2 13 1 )−1
が成り立つことを示せ.
(2) n を正の整数とするとき, An を計算せよ.
(3) 数列 { xn }, {y n} ( n=1 , 2 , 3 , ⋯ ) がすべての n について, yn≠ 0 かつ
( xn+ 1 yn +1 )= A⁢( x n yn )
をみたすとする.数列 { zn } を z n= xny n ( n=1 , 2 , 3 , ⋯ ) とおくとき,
zn+ 1= 4 ⁢zn −23 ⁢zn −1
(4) z1 =2 のとき,一般項 z n を求めよ.
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【2】 座標平面上の ▵ABC が原点 O を中心とする半径 1 の円に内接している. OA→ =a→ , OB→ =b→ , OC→ =c→ とおく. 0⁢ ° ≦θ<360 ⁢° をみたす θ に対して,
c→ =(cos⁡ θ− 13 ⁢sin⁡ θ)⁢ a→+ ( 23 ⁢sin ⁡θ)⁢ b→
が成り立つとする.ただし,
cos⁡θ − 13 ⁢sin ⁡θ≠ 0 , sin⁡θ ≠0
とする.
(1) 内積 a→ ⋅b→ が 12 であることを示せ.
(2) A の座標を ( 1,0 ) とし,点 B の y 座標は 0 以上であるとする.点 C の座標を θ で表せ.
(3) ▵ABC の面積が最大になるときの θ を求めよ.
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【3】 O を原点とする座標平面上の放物線 C :y= x2 上の異なる 2 点 A (a, a2 ), B (b, b2 ) における接線をそれぞれ l , m とする.点 A を通り m と直交する直線を l′ , 点 B を通り l と直交する直線を m ′ とし, l′ と m ′ の交点を H とする.
(1) H の座標を a , b で表せ.
(2) 点 H が原点 O と一致するように A , B が放物線 C 上を動くとき,線分 AB の中点 M の軌跡を求めよ.
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【4-Ⅰ】と【4-Ⅱ】から選択
【4-Ⅰ】 n=1 , 2 , 3 ,⋯ に対し,座標平面上の点 Pn , Qn を Pn (2 ⁢n−6 ,2⁢n −6 ), Qn (2⁢ n−4, 2⁢n− 6) とする. P1 , Q1 , P2 , Q2 , P3 , Q3 , P4 を順に線分で結んでできる図形(折れ線)を C とする.放物線 y =−x2 +5 と折れ線 C で囲まれた図形を D とする.
(1) 図形 D の面積を求めよ.
(2) 点 ( −1,4 ) を通り図形 D の面積を 2 等分する直線の傾きを求めよ.ただしそのような直線が 1 本しかないことは示さなくてよい.
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【4-Ⅱ】(1) x>0 のとき, 1+x< ex が成り立つことを示せ.
(2) 0≦x ≦1 のとき, 1+x+ x22 ≦ex ≦1+ (e− 1)⁢ x が成り立つことを示せ.
(3) 座標平面上の曲線 y =ex と直線 y =1+( e−1) ⁢x で囲まれた図形の面積を求めよ.
(4) (2)の不等式および(3)の結果を用いて, 8 3<e <3 を示せ.