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2009-10631-0201
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2009 奈良女子大学 後期
理学部
易□ 並□ 難□
【1】 方程式
a⁢x a⁢x+a +1= (a+1 )⁢x+ 1
の解を求めよ.ただし a は -1 でない定数とする.
2009-10631-0202
【2】 次の問いに答えよ.
(1) 正の実数 x に対し, log⁡(1 +x)<x が成り立つことを示せ.
(2) 正の実数 a , b が 0<a <b< 1110⁢ a をみたすとき,
0<log⁡b -log⁡a< 110
を示せ.
2009-10631-0203
【3】 三角形 ABC に対し, b→= AB→ , c→= AC→ とおく.また,点 P は
4⁢AP→ =PB→ +CP→
をみたしているとする.このとき次の問いに答えよ.
(1) AP→ を b →, c→ を用いて表せ.
(2) 直線 AC と直線 PB の交点を D とする. AD→ を b→ , c→ を用いて表せ.
(3) 三角形 ABC の面積を S , 三角形 PBC の面積を T とする.比 S:T を求めよ.
2009-10631-0204
【4】 数直線上を動く点 P , Q が原点の位置にある,硬貨を投げて,表が出たら P を正の向きに 1 進めて Q は動かさないものとし,裏が出たら Q を負の向きに 2 進めて P は動かさないものとする.このとき次の問いに答えよ.
(1) P と Q の距離が 10 となったとき,表が出た回数と裏が出た回数の組をすべて求めよ.
(2) 硬貨を 7 回投げる. 7 回進めたとき, P と Q の距離が 10 となる確率を求めよ.
(3) 硬貨を 7 回投げる. 7 回進める間に, P と Q の距離が 10 となる確率を求めよ.