2010 奈良女子大学 後期

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2010 奈良女子大学 後期

理学部

易□ 並□ 難□

【1】 半径 1 の円を C 1 とし, C1 に内接する正三角形を A 1 とする.さらに, A1 に内接する円を C2 C2 に内接する正三角形を A 2 とし,同様にして次々に,円 C 3 正三角形 A 3 C4 正三角形 A 4 をつくる.以下の問いに答えよ.

(1)  A1 1 辺の長さ l 1 および A 2 1 辺の長さ l 2 を求めよ.

(2) 正の整数 n に対し,円 C n の面積を S n 正三角形 A n の面積を T n とする. Sn T n を求めよ.

(3) (2)の Sn Tn に対して, n=1 ( Sn- Tn ) を求めよ.

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理学部

易□ 並□ 難□

【2】  1 辺の長さが 1 の正四面体 OABC において,辺 OA 1 :3 に内分する点を P BC の中点を Q とする.以下の問いに答えよ.

(1)  OA BC は垂直であることを示せ.

(2)  BC PQ は垂直であることを示せ.

(3)  PQ の大きさを求めよ.

(4)  AB PQ のなす角を求めよ.

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理学部

易□ 並□ 難□

【3】 以下の問いに答えよ.

(1) 連立不等式

y>x y<2 x-1

の表す領域を図示せよ.

(2)  a を定数とする.連立不等式

y>x y<2 x-1 y>a (x- 2)

の表す領域が,三角形の内部となるような a の条件を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【4】  t - 1<t< 1 をみたす実数とする. x 2 次方程式 x2-4 x+2 ( t2+ 1)= 0 の解を α β とする.以下の問いに答えよ.

(1)  α β は異なる 2 つの実数であることを示せ.

(2)  p=e α q=e β とおく. p>1 かつ q >1 であることを示せ.ただし, e は自然対数の底である.

(3) (2)の p q に対し, I=log pq+ logq p とする. I t を用いて表せ.さらに, I のとり得る値の範囲を求めよ.

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