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2010 広島大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【1】  k は定数で, k>0 とする.曲線 C: y=k x2 x 0 2 つの直線 l: y=k x+ 1k m: y=-k x+ 1k との交点の x 座標をそれぞれ α β 0 <β<α とするとき,次の問いに答えよ.

(1)  α-β の値を求めよ.

(2)  αβ α2 +β2 および α 3-β 3 k を用いて表せ.

(3) 曲線 C 2 直線 l m とで囲まれた部分の面積を最小にする k の値を求めよ.また,そのときの面積を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【2】座標平面上に点 O( 0,0) と点 P( 4,3) をとる.不等式 ( x-5)2 +( y-10) 2 16 の表す領域を D とする.次の問いに答えよ.

(1)  k は定数とする。直線 y= - 43 x+ k 上の点を Q とするとき,ベクトル OQ OP の内積 OQ OP k を用いて表せ.

(2) 点 R D 全体を動くとき,ベクトル OP OR の内積 OP OR の最大値および最小値を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C共通

数学I・II・III・A・B・Cは【2】

易□ 並□ 難□

【3】  p a を実数の定数とする.多項式 P (x)= x3- (2p +a) x2+ (2a p+1 )x- a x- 3 で割った余りが 10- 6p であり, 3 次方程式 P (x)= 0 の実数解は a のみとする.次の問いに答えよ.

(1) 実数の範囲で P (x) を因数分解せよ.

(2)  a の値を求めよ.

(3) 関数 y= P(x ) が極値をもたないときの p の値を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

数学I・II・III・A・B・C【4】の類題

易□ 並□ 難□

【4】  n 2 以上の自然数とする.袋の中に 1 から n までの数字が 1 つずつ書かれた n 個の玉が入っている.この袋から無作為に玉を 1 個取り出し,それに書かれている数を自分の得点としたのち,取り出した玉を袋に戻す.この試行を A B C 3 人が順に行い, 3 人の中で最大の得点の人を勝者とする.たとえば, A B C の得点がそれぞれ 4 2 4 のときは A C 2 人が勝者であり, 3 人とも同じ得点のときは A B C 3 人とも勝者である.勝者が k 人( k= 1 2 3 )である確率を Pn (k ) とおくとき,次の問いに答えよ.

(1) 勝者が 3 人である確率 Pn (3 ) n を用いて表せ.

(2)  n=3 の場合に勝者が 2 人である確率 P3 (2 ) を求めよ.

(3) 勝者が 1 人である確率 Pn (1 ) n を用いて表せ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

数学I・II・III・A・B・C【5】の類題

易□ 並□ 難□

【5】 次の問いに答えよ.

(1)  x y 4 で割ると 1 余る自然数ならば,積 x y 4 で割ると 1 余ることを証明せよ.

(2)  0 以上の偶数 n に対して, 3n 4 で割ると 1 余ることを証明せよ.

(3)  1 以上の奇数 n に対して, 3n 4 で割った余りが 1 でないことを証明せよ.

(4)  m 0 以上の整数とする. 32 m の正の約数のうち 4 で割ると 1 余る数全体の和を m を用いて表せ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

易□ 並□ 難□

【1】 行列 A= ( ab cd ) の表す 1 次変換 f によって,点 P 1( 1,0 ) が点 P 2( 0,3 ) に移され,点 P2 が点 P3 に,点 P3 が点 P 1( 1,0 ) にそれぞれ移されるとする.次の問いに答えよ.ただし, a b c d は実数である.

(1) 行列 A を求めよ.

(2) 自然数 n に対して An を求めよ.

(3)  O(0 ,0) とする.点 P( cosθ, sinθ ) f によって点 Q に移されるとする. 0θ 2π のとき,ベクトル OP OQ の内積 OP OQ のとり得る値の範囲を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

易□ 並□ 難□

【3】  t>1 を満たす実数 t に対して, S( t)= 01 | xex -tx | dx とおくとき,次の問いに答えよ.

(1)  0x 1 の範囲で,方程式 x ex= tx を満たす x をすべて求めよ.

(2)  S(t ) を求めよ.

(3)  S(x ) を最小にする t の値を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

数学I・II・A・B【4】の類題

易□ 並□ 難□

【4】  n 2 以上の自然数とする.袋の中に 1 から n までの数字が 1 つずつ書かれた n 個の玉が入っている.この袋から無作為に玉を 1 個取り出し,それに書かれている数を自分の得点としたのち,取り出した玉を袋に戻す.この試行を A B C 3 人が順に行い, 3 人の中で最大の得点の人を勝者とする.たとえば, A B C の得点がそれぞれ 4 2 4 のときは A C 2 人が勝者であり, 3 人とも同じ得点のときは A B C 3 人とも勝者である.勝者が k 人( k= 1 2 3 )である確率を Pn (k ) とおくとき,次の問いに答えよ.

(1) 勝者が 3 人である確率 Pn (3 ) n を用いて表せ.

(2)  n=3 の場合に勝者が 2 人である確率 P3 (2 ) を求めよ.

(3) 勝者が 1 人である確率 Pn (1 ) n を用いて表せ.

(4)  Pn (1) 0.9 となる最小の n を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

数学I・II・A・B【5】の類題

易□ 並□ 難□

【5】  4 で割ると余りが 1 である自然数全体の集合を A とする.すなわち,

A={4 k+1 |k 0 以上の整数}

とする.次の問いに答えよ.

(1)  x および y A に属するならば,その積 x y A に属することを証明せよ.

(2)  0 以上の偶数 m に対して, 3m A に属することを証明せよ.

(3)  m n 0 以上の整数とする. m+n が偶数ならば 3 m7 n A に属し, m+n が奇数ならば 3 m7 n A に属さないことを証明せよ.

(4)  m n 0 以上の整数とする. 32 m+1 72 n+1 の正の約数のうち A に属する数全体の和を m n を用いて表せ.

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