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2010-13338-0201
2010 慶応義塾大学 看護医療学部
2月13日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の にあてはまる最も適当な数または式を解答欄に記入しなさい.
(1) 循環小数 2. 6⋅ 3⋅ (すなわち, 2.636363⋯ )を既約分数で表すと (ア) である.
2010-13338-0202
(2) 1 2⁢tan ⁡15° を小数で表したときの,小数第 1 位の整数(すなわち, 0 ,1 , 2 , ⋯ ,9 の中の数)は (イ) である.
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(3) π を円周率として,無限級数
1+ 2π+ 3 π2 +4 π3 +⋯+ n +1π n+ ⋯
を考える.この級数の和は (ウ) である.
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(4) 方程式
6x- 5⋅3 x-6 ⋅2x +30= 0
の解のうちで一番大きい解の整数部分は (エ) である.
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(5) 座標平面上の点 P ( 2,0 ) を考える. P を中心とする半径 2 の円と放物線 y= 3⁢ x2 で囲まれてできる 2 つの図形のうち,小さい方の面積は (オ) である.
2010-13338-0206
【2】 次の にあてはまる最も適当な数または式を解答欄に記入しなさい.
(1) 連立方程式
{ (x+y -1)⁢ (x+2 ⁢y+3 )=0 |x -y| =1
を考える.この解 (x, y) のうちで,最小の x は (カ) である.
2010-13338-0207
(2) 空間内に 2 点 O( 0,0, 0) と A( 10,5, 0) を定める.点 P は線分 OA 上を動くとする.また,点 Q は球面 (x-3 )2+ (y- 4)2 +( z-3) 2=4 上を動くとする.このとき,線分 PQ の長さの最小値は (キ) である.
2010-13338-0208
(3) x≧0 のとき, x3+ 32≧p⁢ x2 が成り立つような定数 p の最大値は (ク) である.
2010-13338-0209
(4) 数直線上を動く点 P がある.原点を出発して,さいころを 1 回振るごとに, 1 か 2 の目が出たときは数直線上を正の向きに 3 だけ進み, 3 か 4 か 5 か 6 の目が出たときは数直線上を負の向きに 2 だけ進むものとする.さいころを 5 回振るとき,点 P がちょうど原点の位置にくる確率は (ケ) である.
2010-13338-0210
(5) 赤球 2 個,白球 2 個,黒球 2 個が入っている袋を考える.いま,袋から球を 1 つ取り出して,球の色が黒の場合は袋に戻し,それ意外の場合は球を手元に残しておくとする.この試行を 4 回繰り返したとき,手元に赤球 2 個,白球 1 個が残る確率は (コ) である.
2010-13338-0211
【3】 三角形 ABC は AB= 2, AC=7 であるとする. ∠A の大きさを θ ( 0°< θ<180 °) とする.三角形 ABC の重心を G , 外心を O とする.また, AO→ =s⁢ AB→ +t⁢ AC→ となる実数 s , t を考える.次の にあてはまる最も適当な数または式を解答欄に記入しなさい.
(1) AG→ を AB → ,AC→ を用いて表すと AG →= (サ) となる.
(2) θ=120 ° のとき s ,t を求めてみよう.辺 AB , 辺 AC の中点をそれぞれ M , N とする. AB→ と MO → が直交し, AC→ と NO → が直交することから s , t に関する連立方程式が得られる.これを解くと s= (シ) , t= (ス) である.
(3) cos⁡θ =x とする.(2)と同様にして, s ,t を x のみの式で表すと s= (セ) , t= (ソ) となる.特に,線分 GO を 1: 3 に外分する点 P は x= (タ) のとき,辺 AC 上にあり, AP PC= (チ) である.
2010-13338-0212
【4】 0≦t≦ 1 とする.直線 l: y=t⁢ (x+1 ) と l′ :y=( t-1) ⁢x を考える.放物線 y= x⁢(x +1) と直線 l で囲まれた部分を A とする.このとき,以下の問いに答えなさい.
(1) A の面積を t の関数として求めなさい.
(2) 2 つの直線 l と l′ の交点を求めなさい.
(3) 放物線 y= x⁢(x +1) と直線 l ′ で囲まれた部分を B とする. A と B の和集合の面積 S⁡ (t) を, t の関数として求めなさい.
(4) (3)で求めた関数 S⁡ (t) の最小値を求めなさい.
2010-13338-0213
【5】 座標平面において x 軸と 2 直線 l: y=x+ 4, l′ :y=- x+6 で囲まれた三角形の面積を S1 とする. a は正の数で a≠ 1 とする.次の問いに答えなさい.
(1) x 軸および直線 l と直線 y= a⁢x で囲まれた三角形の面積を S2 とする. S1 =S2 となるような正の数 a をすべて求めなさい.
(2) 2 直線 l ,l′ と直線 y= a⁢x で囲まれた三角形の面積を S3 とする. S1 =S3 となるような正の数 a をすべて求めなさい.