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2011-10681-0101
2011 島根大学 前期
教育,生物資源科学部
易□ 並□ 難□
【1】 円に内接する四角形 ABCD の辺の長さを
AB=2 , BC=4 , CD=3⁢ 2 ,DA= 2
とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 対角線 BD の長さ l と,内角 ∠DAB の大きさ α を求めよ.
(2) 四角形 ABCD の面積 S を求めよ.
(3) 四角形 ABCD が内接する円の半径 R を求めよ.
2011-10681-0102
【2】 a を実数とする. 2 次方程式 x2+ 2⁢a⁢ x+( a-1) =0 の解を α , β とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) α と β は異なる実数であることを示せ.
(2) α と β のうち,少なくとも 1 つは負であることを示せ.
(3) α≦0 ,β ≦0 であるとき, α2 +β2 の最小値を求めよ.
2011-10681-0103
【3】 2 つの放物線 C0: y=-x 2 と C1 :y= (x -1) 2 について,次の問いに答えよ.
(1) C0 上の点 ( a,-a 2) における接線の方程式を求めよ.
(2) C1 上に点 P ( p,( p-1) 2 ) を任意にとるとき,点 P を通り C 0 に接する直線は 2 本あることを示せ.
(3) (2)の 2 直線が C 0 と接する点を A ,B とし, 2 直線 AP , BP 及び放物線 C 0 で囲まれた部分の面積を S とするとき, S2 が最小となる p の値と,そのときの S 2 の値を求めよ.
2011-10681-0104
総合理工(数理・情報除く)学部
【1】 p ,q を定数とし, p は 0 でないとする. 2 つの放物線 y =4⁢ x2+ 3⁢p⁢ x+5⁢ q と y =3⁢x 2+2⁢ p⁢x+ 4⁢q が,異なる 2 点 M ,N で交わっているとき,次の問いに答えよ.
(1) 直線 MN の傾きを p を用いて表せ.
(2) OM=ON となるとき, q を p の式で表せ.ただし, O は座標平面の原点を表す.
2011-10681-0105
【2】 数列 { an } と { bn } を
a1 =3 ,b 1= 32 , an +1= bn , bn +1= an+ bn2 ( n≧1 )
で定義する.このとき,次の問いに答えよ.
(1) すべての n ≧1 に対して a n+1 +αb n+1 =β⁢ (an +α⁢ bn ) が成り立つ α , β の値の組をすべて求めよ.
(2) 数列 { an } の一般項を求めよ.
(3) an =2 となる自然数 n の存在性を調べよ.
2011-10681-0106
総合理工学部
【3】 次の問いに答えよ.
(1) 関数 y =|x |⁢ sin⁡x の x =0 における微分可能性を調べよ.
(2) 不定積分 ∫x⁢ sin⁡2⁢ x⁢dx を求めよ.
(3) - π2≦ x≦ π2 の範囲で,曲線 C :y= |x |⁢ sin⁡x を考える. C と直線 y =x で囲まれる図形を x 軸のまわりに回転してできる立体の体積を求めよ.
2011-10681-0107
総合理工(数理・情報)学部
【1】 平面上に一辺の長さが 1 の正三角形 OAB と,辺 AB 上の点 C があり, AC<BC とする.点 A を通り直線 AB に直交する直線 k と,直線 OC との交点を D とする. ▵OCA と ▵ACD の面積の比が 1 :2 であるとき,次の問いに答えよ.
(1) OD→ =m⁢ OA→ +n⁢ OB→ となる m , n を求めよ.
(2) 点 D を通り,直線 OD と直交する直線を l とする. l と直線 OA , OB との交点をそれぞれ E ,F とするとき, EF→ =s⁢ OA→+ t⁢OB → となる s , t を求めよ.
2011-10681-0108
総合理工(数理・情報),医(医学科)学部
【2】 半径 1 の球を O1 とし,球 O 1 に内接する立方体を B 1 とする.次に立方体 B 1 に内接する球を O 2 とし,球 O 2 に内接する立方体を B 2 とする.以下この操作を繰り返してできる球を On , 立方体を B n ( n=3 ,4 , ⋯ ) とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 立方体 B 1 の 1 辺の長さ l 1 を求めよ.
(2) 球 O n の半径 r n を n を用いて表せ.
(3) 球 O n の体積を V n とし, Sn= V1+ V2+ ⋯+V k とするとき, limk →∞ Sk を求めよ.
2011-10681-0109
【4】 次の問いに答えよ.
(1) 関数 y = 1x2 +1 の増減,極値,グラフの凹凸を調べ,そのグラフの概形をかけ.
(2) 関数 y =log⁡( x+x 2+1 )-a ⁢x が極値をもつように,定数 a の値の範囲を求めよ.
(3) 極限 limn→ ∞( 1 12+ n2 + 122 +n2 +⋯ + 1n2 +n2 ) を求めよ.
2011-10681-0110
医(医学科)学部
【1】 m を自然数とする. 2n ! が 2 n で割り切れる自然数 n の最大値を N ⁡(m ) とおくとき,次の問いに答えよ.
(1) N⁡( 5) を求めよ.
(2) N⁡( m) を m の式で表せ.
(3) N⁡( m) が素数ならば, m も素数であることを証明せよ.
2011-10681-0111
【3】 U={ k| k は自然数,1≦ k≦25 } を全体集合とし, U の部分集合 A , B を次のように定める.
A={ k| k∈U かつ k は 3 の倍数 } ,B= {k |k ∈U かつ k は 4 の倍数}
このとき,次の問いに答えよ.
(1) 2 つの集合 A ∩B ,A ∪B を,要素を書き並べる方法で表せ.
(2) m と n を自然数とし, 2 次方程式
(*) x2 -m⁢x +n=0
が整数解をもつとする.このとき, n が素数ならば, 2 次方程式(*)は 1 を解としてもつことを証明せよ.
(3) m ,n を集合 A‾∩ B‾ の要素とする.このとき, 2 次方程式(*)の解がすべて 2 以上の整数となる m と n の組 ( m,n ) をすべて求めよ.ただし, A‾ と B ‾ は,それぞれ A と B の補集合を表す.