2011 札幌医科大学 前期MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2011 札幌医科大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】  a b を実数とし, x に関する方程式

cos2 x+a cosx+ b=0

を考える.この方程式が 0 x<2 π の範囲で, 2 個の異なる実数解を持つための a b に関する条件を求めよ.

2011 札幌医科大学 前期

易□ 並□ 難□

【2】  1 から n までの番号が書かれた n 個の箱があり,各々の箱には 2 n 本のくじが入っている.番号が l の箱には l 本の当たりが入っているとする.この条件で次の を試行する.

 無作為に箱を 1 つ選ぶ.

  で選んだ箱を用いて,くじを 1 本ひいては戻すことを m 回繰り返す.

この試行で k 回当たりくじを引く確率を pn (m ,k) とする.

(1)  limn pn (2,0 ) limn pn (2,1 ) limn pn (2,2 ) をそれぞれ求めよ.

(2)  limn pn (m ,1) m を用いて表せ.

2011 札幌医科大学 前期

易□ 並□ 難□

【3】  a を正の定数, 0<θ< π 2 とし,行列 X a,θ

Xa, θ= ( 10 0 1 a ) ( cosθ sinθ sin θ-cos θ )( 1 00 a )

で定義する.また E 2 次の単位行列とする.

(1)  2 次の正方行列 X が, X2 =E を満たし,行列 X の表す 1 次変換は,点 (1 ,0) を第 1 象限内に,点 (0 ,1) を第 4 象限内に移すとする.このとき行列 X X a,θ の形になることを示せ.

(2)  a1 a 2 を正の定数, θ1 θ 2 を第 1 象限の角とする. A=X a1 ,θ1 B =X a2, θ2 とするとき (AB )2= E となるための条件を a 1 a2 θ1 θ2 を用いて表せ.

2011 札幌医科大学 前期

易□ 並□ 難□

【4】  0x a で定義された 2 つの関数

f(x )=(a -x) ex

g(x )=b x2

を考える.ただし a b は定数とし, a 1< a2 を満たすとする.さらに 2 曲線 y= f(x ) y= g(x ) f (x) の最大値をとる点で交わるとする.

(1) 曲線 y= f(x ) の概形を描け.

(2)  b a を用いて表せ.

(3) 不定積分 xe 2x dx を求めよ.

(4)  2 曲線 y= f(x )y =g( x) および x 軸で囲まれる図形を x 軸の周りに一回転させてできる回転体の体積を a を用いて表せ.

inserted by FC2 system