2011 名古屋市立大 後期経済学部

Mathematics

Examination

Test

Archives

2011 名古屋市立大 後期

経済学部

易□ 並□ 難□

【1】  3 次関数 f (x )= x3- 6x 2+3 (4 -t) x+6 t+46 について,次の問いに答えよ.

(1)  t がどのような実数であっても y =f( x) のグラフはある定点を通ることを示し,その座標を求めよ.

(2) 関数 y =f( x) が極大値,極小値をもつような実数 t の範囲を求めよ.その t について f (x ) の極値とそのときの x の値を求めよ.

(3) (2)のもとで,方程式 f (x )=0 がちょうど 2 つの相異なる実数解を持つ場合の t とそれらの解を求めよ.

2011 名古屋市立大 後期

経済学部

易□ 並□ 難□

【2】 四面体 OABC において AOB=AOC =BOC=θ 0<θ< 90° ), OA=OB= 2 OC=1 とする.点 M N をそれぞれ辺 OA AB の中点とし,半直線 CM 上に点 P 半直線 ON 上に点 Q をとる.いま, PQ が最小となるとき,次の問いに答えよ.

(1)  a =1 2 OA b = 12 OB c =OC とするとき, PQ a b c で表せ.

(2)  θ=60 ° のとき, P Q がそれぞれ線分 CM ON をどのような比に分けるか答えよ.また,そのときの PQ の長さを求めよ.

2011 名古屋市立大 後期

経済学部

易□ 並□ 難□

【3】  xy 平面上の点 ( 1,0 ) を出発点として,コインを投げて表が出たら 60 ° 裏が出たら 45 ° 動点 P を原点を中心として反時計回りに回転させる.この試行を繰り返すとき,次の問いに答えよ.ただし表裏が出る確率はそれぞれ 12 とする.

(1) 何度かの試行の後,動点 P がちょうど 1 回転して元の点 ( 1,0 ) に戻る確率を求めよ.

(2)  2 回転して初めて動点 P が元の点 ( 1,0 ) に戻る確率を求めよ.

2011 名古屋市立大 後期

経済学部

易□ 並□ 難□

【4】 非負の数列 a n n=1 2 が不等式 an2 +4 an- 1n <0 を満たしている. an n 項までの和を S n として,次の問いに答えよ.

(1)  an < 13n を示せ.

(2)  n=2 r-1 r= 1 2 のとき, Sn< (2 )r -1 3( 2-1 ) を満たすことを示せ.

(3)  S1000 44 との大小をその理由とともに答えよ.

inserted by FC2 system