2011 早稲田大学 スポーツMathJax

Mathematics

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2011 早稲田大学 スポーツ科学部

2月14日実施

易□ 並□ 難□

【1】  3 個の赤球と 4 個の白球が入った箱がある.この箱から 1 回に 1 つずつランダムに球を取り出すことを繰り返し, k 回目に始めて赤球を取り出したときに終了する.ただし,取り出した球は箱に戻さない.

(1)  k=3 となる確率は 35 である.

(2)  k の期待値は である.

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2月14日実施

易□ 並□ 難□

【2】 四面体 OABC の辺 AB OC の中点をそれぞれ M N とし, ABC の重心を G とする.また,線分 OG と線分 MN の交点を P とするとき,

OP = 1 OA + 1 OB+ 1 OC

である.

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2月14日実施

易□ 並□ 難□

【3】 初項 1 公差 2 の等差数列 { an } に対して,数列 { bn} { cn} { dn} をそれぞれ

bn= 2 n+1 an cn= log3 bn dn= k=1 n ck

で定める.このとき,

dn= log3 ( n+ )

となる.さらに, dn が整数となるような n を小さい順に m 個並べて,その和を求めると,

m+1 + m + 4

となる.

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2月14日実施

易□ 並□ 難□

【4】  p q を実数の定数とする. 2 次方程式 x 2+p x+q= 0 は連続した 2 個の整数を解にもち, 2 次方程式 x2+q x+p =0 は少なくとも 1 つの正の整数を解にもつ.このような定数 p q の組は 2 組あり,

(p, q)= ( , ) ( , )

である.ただし, < を満たすものとする.

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2月14日実施

易□ 並□ 難□

【5】  a 0 でない実数とする. 2 つの異なる曲線

C1: y=x2 -2 x+5 C2 :y=a x2 +(1 -3a )x + 138

は,ある共有点 P で共通な接線 l をもつ.さらに,曲線 C 2 上の点 Q において l 以外の接線を, l と点 R で直交するように引く.このとき, a の値は であり,共通接線 l の方程式は x- y+ =0 である.また,曲線 C 2 PQR の面積を 1 : に分ける.ただし, はできる限り小さい自然数で答えること.

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2月14日実施

易□ 並□ 難□

2011年早稲田大スポーツ科学部【6】の図

【6】 図のように,点 O を中心とする半径 1 の円に内接する正 9 角形の頂点 A1 A 2 A 9 から,長さが最大となる対角線を 2 本ずつ引き,それらの交点を B1 B 2 B 9 とする.これらの点を A 1 B1 A 2 B2 A9 B 9 A1 の順に線分で結んでできた図形を星型 S とよぶ.ここで, tan10 ° =a とするとき, O A1 B1 の辺 O A1 を底辺としたときの高さを h とすると

h= a -a

である.よって,星型 S の面積は h である.

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2月14日実施

易□ 並□ 難□

【7】 座標平面上の点 (x ,y) の両座標とも整数のとき,その点を格子点という.本問では,「領域内」とはその領域の内部および境界線を含むものとする.

(1) 不等式 |x |+ 2| y| 4 の表す領域を D とする.領域 D 内に格子点は 個ある.

(2)  n を自然数として,不等式 | x|+ 2 | y| 2 n の表す領域を F とする.領域 F 内の格子点の総数は ( n2+ n+ ) 個である.

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