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2012 東北大学 後期

経済,理学部共通

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.

(1) 実数 x y 4 x-4 2x+ 9y- 23 y- 1 を満たすとき, 2x+ 3y のとりうる値の範囲を求めよ.

(2) 実数 x y 4 x-2 2x+ 2y 0 を満たすとき, x+y のとりうる値の範囲を求めよ.

2012 東北大学 後期

経済学部

易□ 並□ 難□

【2】 実数 x に対して,関数 f (x ) f (x) = x2+ 2x 2-2 x+3 と定める.以下の問いに答えよ.

(1)  x0 のとき, f( x) のとりうる値の範囲を求めよ.

(2)  x を正の有理数とし, f( x) の値を互いに素な正の整数 p q を用いて f (x )= qp と表す.このとき, q3 となるような x をすべて求めよ.

2012 東北大学 後期

経済学部

易□ 並□ 難□

【3】  1 2 3 4 5 の数座がひとつずつ書かれた 5 枚のカードが横一列に並んでいる.このカードの中から隣り合って置かれている 2 枚のカードを無作為に選んで入れ換える操作を繰り返す.ただし,最初の状態では数字の小さい順に左から 1 2 3 4 5 と並んでいるものとする.以下の問いに答えよ.

(1)  2 回の操作を終えた後のカードの並び方は,全部で何通りありうるか求めよ.

(2)  4 回の操作の過程で,数字 3 が書かれたカードが 1 回も動かされることがない確率を求めよ.

(3)  4 回の操作を終えた後,数字 3 が書かれたカードが左から 3 番目にある確率を求めよ.

2012 東北大学 後期

経済学部

理学部【3】の類題

易□ 並□ 難□

【4】 空間内に 4 A (0, 0,1 ) B (3 ,1,1 ) C( 1,4,4 ) D( 1,1, 2) がある.点 A を含み,直線 AD に垂直な平面を L とし, 2 B C の中点を M とする.以下の問いに答えよ.

(1) 点 M から平面 L に下ろした垂線と L の交点を H とするとき,点 H の座標を求めよ.

(2)  P を平面 L 上を動く点とするとき,線分 PB および線分 PC の長さの 2 乗の和 PB2+ PC2 の最小値を求めよ.

2012 東北大学 後期

理学部

易□ 並□ 難□

【2】  a 0< a<1 を満たす実数とする.座標平面内で, 3 つの不等式

xa ya y- x2+2 x

の表す領域の面積を S (a ) とおく. S( a) が最大となる a の値を求めよ.

2012 東北大学 後期

理学部

経済学部【4】の類題

易□ 並□ 難□

【3】 空間内に 4 A (0 ,0,1 ) B( 3,1, 1) C (1 ,4,4 ) D( 1,1,2 ) がある.点 A を含み,直線 AD に垂直な平面を L とする.以下の問いに答えよ.

(1)  0<t< 1 に対し,線分 BC t: (1- t) に内分する点を N とする.点 N から平面 L に下ろした垂線と L の交点を H とするとき,点 H の座標を求めよ.

(2)  P を平面 L 上を動く点とするとき, 2PB 2+PC 2 の最小値を求めよ.

2012 東北大学 後期

理学部

易□ 並□ 難□

【4】  0<p< 1 とする.数直線上を次の規則に従って動く点 Q を考える.

(ⅰ) 時刻 0 Q は原点にある.

(ⅱ) 時刻 n n= 0 1 2 における Q の座標が x であるとき,時刻 n +1 Q は,確率 p で座標が x +1 である点に移動し,確率 1 -p で座標が x +2 である点に移動する.

時刻 k における Q の座標を X k で表し, n1 に対し,数 X1 X2 Xn を点 Q の時刻 n までの訪問点とよぶことにする.以下の問いに答えよ.

(1)  4 6 がともに Q の時刻 6 までの訪問点となる確率を求めよ.

(2)  m を自然数とする. 3 から 3 m までの 3 の倍数 3 3m のいずれも Q の時刻 3 m までの訪問点とならない確率を求めよ.

2012 東北大学 後期

理学部

易□ 並□ 難□

【5】 以下の問いに答えよ.

(1) 実数 θ に対し,

α=cos θ+i sinθ β=cos θ-i sinθ

とおく.すべての自然数 n に対して,

αn= cosn θ+i sinn θ βn =cos nθ- isin nθ

が成り立つことを示せ.ただし, i は虚数単位を表す.

(2)  θ= 2π 7 とし,(1)で定めた α β を考える. α7= 1 を示せ.また, k l は自然数で k +l 7 の倍数のとき, αk =βl となることを示せ.

(3)  θ= 2π 7 とし,(1)で定めた α β を考える.

A=α+ α2+ α4 B=β+ β2+ β4

とおいたとき, A+B AB の値を求めよ.

(4)  θ= 2π 7 のとき, sinθ+ sin2 θ+sin 4θ の値を求めよ.

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理学部

易□ 並□ 難□

【6】  AB=1 AC=3 BAC = π2 である直角三角形 ABC を考える. n 2 以上の自然数とし,辺 AB n 等分して得られる点を A に近い方から順に P1 P 2 P n-1 とする. A A0 B P n とおくとき,以下の問いに答えよ.

(1) 三角形 P kC Pk +1 0 kn -1 の内接円の半径を求めよ.

(2) 三角形 P kC P k+1 0 kn- 1 の内接円の面積の総和を S n とする.

In= 1n k=0 n-1 1 3+( kn ) 2

とおくと, nSn 3π 4 I n となることを示せ.また,極限 lim n I n を求めよ.

(3) 極限 lim n n Sn を求めよ.

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