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2012-10381-0101
2012 福井大学 前期
教育地域科学部
易□ 並□ 難□
【1】 n を 2 以上の整数とし,袋の中に,白玉が 5 個,赤玉が n 個入っているとする.この袋から 2 個の玉を同時に取り出すとき,取り出した玉が白玉と赤玉 1 個ずつである確率を p n とし,また,取り出した白玉の数を X とする.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) pn を求めよ.
(2) pn が最大になる n の値と,そのときの p n の値を求めよ.
(3) X の期待値が 0.625 になるとき, n の値を求めよ.
2012-10381-0102
教育地域科,医学部
医学部は【1】
工学部【2】の類題
【2】 四面体 OABC において, OA=2 , OB= 2 ,OC =1 であり, ∠AOB= π 2 ,∠ AOC= π3 , ∠BOC= π 4 であるとする.また, 3 点 O ,A , B を含む平面を α とし,点 C から平面 α に下ろした垂線と α との交点を H , 平面 α に関して C と対称な点を D とする. OA→ =a→ , OB→ =b→ , OC→ =c→ とおくとき,以下の問いに答えよ.
(1) OH→ , OD→ を a→ , b→ , c→ を用いて表せ.
(2) 四面体 OABC の体積を求めよ.
(3) ▵ABC の重心を G とし,面 OAB 上の点 P で CP +PG を最小にする点を P0 とする.このとき, OP0 → を a→ , b→ を用いて表し, CP0 +P 0G の値を求めよ.
2012-10381-0103
医学部【2】の類題
【3】 数列 { an } は正の整数からなる数列で, a1 =1 ,a 3=5 , a5 =41 である.また,ある定数 s , t について
an+ 1=s ⁢an +t ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
が成り立っている.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) s ,t の値を求めよ.
(2) 数列 { an } の一般項を求めよ.
(3) 正の整数 n に対して, Sn = ∑k= 1n ( -1) ak ⁢ak を n の式で表せ.
2012-10381-0104
教育地域科(理数教育コース)学部
医学部【3】の類題
【4】 曲線 C :y= e-x 上の点 A ( a,e -a ) における法線を l とし, l に関して点 ( a,0 ) と対称な点を B , 直線 AB と y 軸との交点を P とする.点 P の y 座標を f ⁡(a ) とおくとき,以下の問いに答えよ.
(1) f⁡( a) を a を用いて表せ.
(2) a が実数全体を動くとき, f⁡( a) の最大値とそのときの a の値を求めよ.
(3) a を(2)で求めた値とするとき,曲線 C , y 軸と線分 AP で囲まれた部分を, y 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を求めよ.
2012-10381-0105
教育地域科(理数教育を除く学校教育課程,地域科学課程)学部
【5】 t を 1 以上の実数とし, f⁡( x)= x3+ x2- (t 2+t )⁢x -t とする.曲線 C :y=f ⁡(x ) を原点に関して対称移動して得られる曲線を C1 ,C を x 軸方向に 1 だけ平行移動して得られる曲線を C 2 とする.また, 0≦x ≦3 の範囲で,曲線 C1 ,C 2 ,y 軸および直線 x =3 で囲まれた部分の面積を S ⁡(t ) とするとき,以下の問いに答えよ.
(1) 曲線 C 1 と C 2 の交点の座標をすべて求めよ.
(2) S⁡( t) を t を用いて表せ.
(3) t が t ≧1 の範囲を動くとき, S⁡( t) の最小値とそのときの t の値を求めよ.
2012-10381-0106
工学部
【1】 n を自然数とするとき,以下の問いに答えよ.
(1) 二項定理を用いて, ∑k= 0n Ck n = C0 n + C1 n + ⋯+ C n-1 n + Cn n の値が 2 n に等しいことを示せ.
(2) 複素数 z が z2- 2⁢z+ 2=0 をみたすとき, z および z 4⁢n の値を求めよ.
(3) ∑k= 02⁢ n (- 1) k⋅ C2 ⁢k 4⁢n = C0 4⁢n - C2 4⁢n + ⋯- C4 ⁢n-2 4⁢n + C 4⁢n 4⁢n の値が (-4 )n に等しいことを示せ.
2012-10381-0107
教育地域科学部【2】の類題
【2】 四面体 OABC において, OA=2 , OB= 2 ,OC =1 であり, ∠AOB= π 2 ,∠ AOC= π3 , ∠BOC= π 4 であるとする.また, 3 点 O ,A , B を含む平面を α とし,点 C から平面 α に下ろした垂線と α との交点を H , 平面 α に関して C と対称な点を K とする. OA→ =a→ , OB→ =b→ , OC→ =c→ とおくとき,以下の問いに答えよ.
(1) 内積 a→⋅ b→ , b→ ⋅c → ,c →⋅ a→ を求めよ.
(2) OH→ , OK→ を a→ , b→ , c→ を用いて表せ.
(3) ▵ABC の重心を G とし,平面 α 上の点 P で GP +PC を最小にする点を P0 とする.このとき, OP0 → を a→ , b→ を用いて表せ.また,点 P0 は ▵ OAB の周または内部にあることを示せ.
2012-10381-0108
【3】 t を 0 ≦t≦ 3 をみたす実数とし,座標空間内に点 P ( t,0, 3-t 2 ) をとる. P を通り y z 平面に平行な平面を β とおく. 3 点 D ( 0,1, 0) ,E ( 0,-1 ,0) ,F ( -3, 0,0 ) に対し, β と直線 FD との交点を Q ,β と直線 FE との交点を R とする. ▵PQR の面積を S ⁡(t ) とおくとき,以下の問いに答えよ.ただし, S⁡( 3) =0 とする.
(1) S⁡( t) を t を用いて表せ.
(2) t が 0 ≦t≦ 3 の範囲を動くとき, S⁡( t) の最大値を求めよ.
(3) t が 0 ≦t≦ 3 の範囲を動くとき, ▵PQR が通過してできる立体の体積 V を求めよ.
2012-10381-0109
【4】 xy 平面上に,曲線 C1: x=t- sin⁡t , y=1 -cos⁡t ( 0≦t≦ 2⁢π ) がある. 0<t <2⁢ π をみたす t に対し, C1 上の点 P1 ( t-sin⁡ t,1- cos⁡t ) における C 1 の法線を m とおき, x 軸と m の交点を M とし, M が線分 P1 P2 の中点になるように点 P2 をとる.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) 直線 m の方程式を求めよ.また, M , P 2 の座標を t を用いて表せ.さらに, P2 の x 座標を f ⁡(t ) とおくと,関数 f ⁡(t ) は, 0<t <2⁢π で増加することを示せ.
(2) t が 0 ≦t≦2 ⁢π の範囲を動くときの P2 の軌跡を C 2 とするとき, x 軸と曲線 C 2 で囲まれた図形の面積を求めよ.ただし, t=0 , 2⁢π に対しては,点 P2 をそれぞれ点 ( 0,0 ), 点 ( 2⁢π, 0) にとるものとする.
2012-10381-0110
医学部
教育地域科学部【3】の類題
【2】 数列 { an } は正の整数からなる数列で, a1 =1 ,a 3=5 , a5 =41 である.また,ある定数 s , t について
(2) 一般項 a n を求めよ.さらに a 2⁢n- 2 は a n で割り切れることを示せ.
(3) an+ 1 を a n で割った余りを b n とする. 2 以上の正の整数 m に対して,次の和を求めよ.
∑k= 2m ak+ bk bk⁢ bk+ 1
2012-10381-0111
教育地域科学部【4】の類題
【3】 曲線 C :y= e-x 上の点 A ( a,e -a ) における C の法線 m と直線 l1: x=a に関して,以下の問いに答えよ.
(1) l1 と m のなす角を θ とするとき, tan⁡θ を θ を用いて表せ.ただし, 0<θ < π2 とする.
(2) m に関して l 1 と対称な直線を l 2 とするとき, l2 の方程式を a を用いて表せ.
(3) l2 と y 軸の交点を P とおく. a が実数全体を動くとき, P の y 座標の最大値とそのときの a の値を求めよ.
(4) a を(3)で求めた値とするとき,曲線 C , y 軸と線分 AP で囲まれた部分を, y 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を求めよ.
2012-10381-0112
【4】 行列 A =( 2-3 3 2 ) で表される 1 次変換を f とする. f によって,点 P0 ( 1,0 ) が移る点を P1 ( x1, y1 ), 正の整数 n に対して点 Pn ( xn, yn ) が移る点を Pn +1 ( xn+ 1, yn+ 1 ) とする.原点を O として,以下の問いに答えよ.
(1) cos⁡∠ Pn OPn +1 の値を求めよ.
(2) 2 以上の整数 n で,直線 OP n が線分 P0 P1 と交わる最小の n を求めよ.
(3) i を虚数単位とする. 0 でない整数 n に対して,実数 an ,bn を ( 2+3⁢ i)n =an +bn ⁢i により定める.このとき次の等式
An =( an -bn b na n )
が 0 でないすべての整数 n に対して成り立つことを証明せよ.ただし,正の整数 m に対し, A-m = (A m) -1 とする.