Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2012年度一覧へ
大学別一覧へ
慶応義塾大一覧へ
2012-13338-0401
2012 慶応義塾大学 経済学部
2月17日実施
易□ 並□ 難□
【1】 f⁡( x) ,g⁡ (x ) を x の整式とする.これらが
f⁡( x)= 2⁢x+ ∫ 01⁡ g⁡( t)⁢ dt
g⁡( x)= x2⁢ ∫ 01⁡ f⁡( t)⁢ dt+2
を満たすとき,
f⁡( x)= (1) ⁢ x+ (2) (3)
g⁡( x)= (4) (5)⁢ x 2+ (6)⁢ x+ (7)
となる.さらに,
∫ -12 ⁡{ f⁡( t)+ 2⁢g⁡ (t) }⁢d t= (8) (9) (10)(11)
∫ 02 ⁡f⁡( t)⁢ g′⁡ (t) ⁢dt= (12) (13) (14)
である.
2012-13338-0402
【2】 三角形 OAB において,辺 OA を 1: 4 に内分する点を D , 辺 OB を 3 :1 に内分する点を E とする.また, 2 つの線分 AE と BD の交点を P として,直線 OP が辺 AB と交わる点を F とする.このとき,
OP→ = (15) (16) (17) (18) ⁢ OA→ + (19) (20) (21) (22) ⁢ OB→
と表される.また三角形 OAF の面積を S 1 とし,三角形 OFB の面積を S 2 とするとき
S 2S1 = (23) (24) (25) (26)
である.さらに三角形 POA の面積を S 3 とし,三角形 PFB の面積を S 4 とするとき
S 4S3 = (27) (28) (29) (30
2012-13338-0403
【3】 数列 { an } は次の 3 つの条件
(A) a2= 1
(B) an+ 12 -6⁢a n+1 ⁢an +8⁢ an 2=0 ( n =1 ,2 ,3 ,⋯ )
(C) an+ 1>3 ⁢an ( n= 1 ,2 ,3 ,⋯ )
を満たしている.以下の文は { an } の一般項を推測する記述である.
条件(A)と,条件(B)において n =(31) とおいた式から, a2 は 2 次方程式
x2- (32) ⁢ x+ (33)= 0
の解の 1 つである.この方程式の解のうち小さいほうは (34) , 大きいほうは (35) である.これらの候補のうち条件(C)において n =1 とした式を満たすものを選ぶと, a2 =(36) である.同様に, a3 = (37) (38) ,a 4= (39) (40 となるので,一般項は an= (41) n-1 と推測される.
2012-13338-0404
【4】 t を実数の定数として, x の 3 次関数
f⁡( x)= 1 3⁢ x 3-2 t⁢x 2+( 4t- 4-t )⁢ x
を考える. f⁡( x) は x= α において極大値を, x=β において極小値をとるとする.
(1) α ,β を t のなるべく簡単な式で表せ.
(2) α ,β が α ⁢β= 1 を満たすとき
t= 12⁢ { log2⁡ (a) + (b) ) -(c) }
である.(a),(b),(c)にあてはまる 1 桁の自然数を求めよ.
(3) α ,β が β -α≧12 を満たすときの t の値の範囲は
t≦- (d)⁢ log 2⁡ (e)-1
である.(d),(e)にあてはまる 1 桁の自然数を求めよ.
2012-13338-0405
【5】 数列 { an} が
an= n2+ 10⁢n +1 ( n=1 , 2 ,3 ,⋯ )
で与えられている.
(1) an≦ 100 を満たすような最大の n と,このときの a n の値を求めよ.
(2) an が 6 桁の整数のうちで最大となるような a n を求めよ.また,このときの n を求めよ.
2012-13338-0406
【6】 金貨と銀貨が 1 枚ずつある.これらを同時に 1 回投げる試行を行ったとき,金貨が裏ならば 0 点,金貨が表で銀貨が裏ならば 1 点,金貨が表で銀貨も表ならば 2 点が与えられるとする.この試行を 5 回繰返した後に得られる点数を X とする.
(1) X=1 となる確率を求めよ.
(2) X=3 となる確率を求めよ.
(3) X が偶数となる確率を求めよ.ただし, 0 は偶数とする.