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2012 慶応義塾大学 経済学部

2月17日実施

易□ 並□ 難□

【1】  f( x) g (x ) x の整式とする.これらが

f( x)= 2x+ 01 g( t) dt

g( x)= x2 01 f( t) dt+2

を満たすとき,

f( x)= (1) x+ (2) (3)

g( x)= (4) (5) x 2+ (6) x+ (7)

となる.さらに,

-12 { f( t)+ 2g (t) }d t= (8) (9) (10)(11)

02 f( t) g (t) dt= (12) (13) (14)

である.

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易□ 並□ 難□

【2】 三角形 OAB において,辺 OA 1: 4 に内分する点を D OB 3 :1 に内分する点を E とする.また, 2 つの線分 AE BD の交点を P として,直線 OP が辺 AB と交わる点を F とする.このとき,

OP = (15) (16) (17) (18) OA + (19) (20) (21) (22) OB

と表される.また三角形 OAF の面積を S 1 とし,三角形 OFB の面積を S 2 とするとき

S 2S1 = (23) (24) (25) (26)

である.さらに三角形 POA の面積を S 3 とし,三角形 PFB の面積を S 4 とするとき

S 4S3 = (27) (28) (29) (30

である.

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【3】 数列 { an } は次の 3 つの条件

(A)  a2= 1

(B)  an+ 12 -6a n+1 an +8 an 2=0 n =1 2 3

(C)  an+ 1>3 an n= 1 2 3

を満たしている.以下の文は { an } の一般項を推測する記述である.

条件(A)と,条件(B)において n =(31) とおいた式から, a2 2 次方程式

x2- (32) x+ (33)= 0

の解の 1 つである.この方程式の解のうち小さいほうは (34) 大きいほうは (35) である.これらの候補のうち条件(C)において n =1 とした式を満たすものを選ぶと, a2 =(36) である.同様に, a3 = (37) (38) a 4= (39) (40 となるので,一般項は an= (41) n-1 と推測される.

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【4】  t を実数の定数として, x 3 次関数

f( x)= 1 3 x 3-2 tx 2+( 4t- 4-t ) x

を考える. f( x) x= α において極大値を, x=β において極小値をとるとする.

(1)  α β t のなるべく簡単な式で表せ.

(2)  α β α β= 1 を満たすとき

t= 12 { log2 (a) + (b) ) -(c) }

である.(a),(b),(c)にあてはまる 1 桁の自然数を求めよ.

(3)  α β β -α12 を満たすときの t の値の範囲は

t- (d) log 2 (e)-1

である.(d),(e)にあてはまる 1 桁の自然数を求めよ.

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【5】 数列 { an}

an= n2+ 10n +1 n=1 2 3

で与えられている.

(1)  an 100 を満たすような最大の n と,このときの a n の値を求めよ.

(2)  an 6 桁の整数のうちで最大となるような a n を求めよ.また,このときの n を求めよ.

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【6】 金貨と銀貨が 1 枚ずつある.これらを同時に 1 回投げる試行を行ったとき,金貨が裏ならば 0 点,金貨が表で銀貨が裏ならば 1 点,金貨が表で銀貨も表ならば 2 点が与えられるとする.この試行を 5 回繰返した後に得られる点数を X とする.

(1)  X=1 となる確率を求めよ.

(2)  X=3 となる確率を求めよ.

(3)  X が偶数となる確率を求めよ.ただし, 0 は偶数とする.

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