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2013-10271-0101
2013 電気通信大学 昼間・前期
配点50点
易□ 並□ 難□
【1】 関数
f⁡( x)= sin⁡x+ 1 2⁢sin ⁡x ( 0<x< π )
について以下の問いに答えよ.
(ⅰ) f′⁡ (x) =0 となる x の値を求めよ.
(ⅱ) f⁡( x) の増減を調べ,極値を求めよ.さらに, y=f⁡ (x ) のグラフの概形をかけ.ただし,グラフの凹凸は調べなくてよい.
(ⅱ) 0<x< π のとき, d dx ⁢ {log⁡ (1- cos⁡x) -log⁡( 1+cos⁡ x) } を求めよ.
(ⅳ) 定積分 ∫π4 34 ⁢π ⁡f ⁡(x )⁢d x を求めよ.
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【2】 関数
y= ex ex+e -x
(ⅰ) 定積分 I = ∫-1 1⁡ y⁢dx を求めよ.
以下では, n は自然数とする.
(ⅱ) In= 1n ⁡ ∫ -nn ⁡y ⁢dx を求めよ.
(ⅲ) Jn =1 n⁢ ∫-n n⁡ y⁢( 1-y) ⁢dx を求めよ.
(ⅳ) Kn= 1n ⁢ ∫ -nn ⁡y 2⁢dx とおくとき,極限値 limn→ ∞⁡ Kn を求めよ.
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【3】 以下の問いに答えよ.
(ⅰ) 自然数 n に対して,
(cos ⁡θ+i ⁢sin⁡θ )n =cos⁡( n⁢θ) +i⁢sin⁡ (n⁢ θ)
が成り立つことを n に関する数学的帰納法により証明せよ.ただし, i は虚数単位とする.
(ⅱ) cos⁡( n⁢θ) =0 をみたすような θ をすべて求めよ.
(ⅲ) t=cos⁡ θ とする.(ⅰ)の等式を使って, cos⁡5 ⁢θ=f ⁡(t ) をみたす多項式 f⁡ (t ) を求めよ.
(ⅳ) f⁡( t)= 0 のすべての解を cos ⁡α ( 0≦α≦ π ) の形で表せ.また,それらを大きい順に並べよ.
(ⅴ) cos⁡ 310 ⁢ π を求めよ.
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【4】 座標平面上の 2 つの直線 l , m を,それぞれ
l:y= 1 3⁢ x , m:y= -1 3⁢ x
とし, l 上に点 A ( 3⁢s ,s) を, m 上に点 B ( 3⁢t ,-t ) をとる.ただし, s>0 , t>0 とする.さらに,正三角形 ABC を,頂点 C が直線 AB に関して原点 O と同じ側になるように定める.このとき,以下の問いに答えよ.
(ⅰ) 点 O , A , B ,C が同一円周上にあることを示し,点 C が y 軸上にあることを証明せよ.
(ⅱ) 点 C の y 座標を s , t の式で表せ.
(ⅲ) 点 D ( X,Y ) を,直線 AB に関して点 C と対称な点とする.このとき, X と Y をそれぞれ s , t の式で表せ.
(ⅳ) 線分 AB の長さを s , t の式で表せ.
(ⅴ) 点 A , B が線分 AB の長さを 3 に保ちながら動くとき,点 D の軌跡を求め,その概形を図示せよ.