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2013 首都大学東京 後期

都市教養(数理科学,機械),都市環境(都市基盤環境),システムデザイン学部

易□ 並□ 難□

【1】  A B を実数を成分とする 2 次の行列とし, E を単位行列 ( 10 0 1 ) とする. 2 つの関係式

A+B= 2E A2 +B2 =2E

が成り立っているとき,以下の問いに答えなさい.

(1) 正の整数 n に対し, An =nA -(n -1) E が成り立つことを数学的帰納法を用いて示しなさい.

(2)  B A の逆行列であることを示しなさい.

(3)  A=( a -2 8d ) a>d とする. a d の値を求めなさい.このとき,正の整数 n に対し, An B n を求めなさい.

2013 首都大学東京 後期

都市教養(数理科学,機械),都市環境(都市基盤環境),システムデザイン学部

易□ 並□ 難□

【2】 関数

f( θ)= 13 sin3 θ-sin 2θ

を考える.以下の問いに答えなさい.

(1) 導関数 f ( θ) を求めなさい.

(2)  t=cos θ とおく. cos3 θ=cos (2 θ+θ ) であることと加法定理を用いて, cos3 θ=4 t3 -3t が成り立つことを示しなさい.

(3) 区間 0 θ 3 4 π における f (θ ) の最小値を求めなさい.

2013 首都大学東京 後期

都市教養(数理科学,機械),都市環境(都市基盤環境),システムデザイン学部

易□ 並□ 難□

【3】 座標平面で, x 座標, y 座標がともに正の整数である点 ( p,q ) を考える. p q p q かつ 3 pq を満たすとき,以下の問いに答えなさい.

(1)  q5 を満たす点 ( p,q ) の総数を求めなさい.

(2)  k を正の整数とする. 3k q3 k+2 を満たす点 ( p,q ) の総数を k で表しなさい.

(3)  n を正の整数とする. q3 n+2 を満たす点 ( p,q ) の総数を n で表しなさい.

2013 首都大学東京 後期

都市教養(数理科学,機械,化学),都市環境(都市基盤環境,分子応用化学),システムデザイン学部

易□ 並□ 難□

【4】 座標平面上の直線 l y=k x と曲線 C y=x (x -1) (x -2) について以下の問いに答えなさい.

(1)  l C が相異なる 3 個の共有点を持ち,かつ原点以外の 2 個の共有点の x 座標がともに正となるような定数 k の範囲を求めなさい.

(2)  k は(1)で求めた範囲を動くものとする. l C の,原点以外の共有点の x 座標を小さい順に α β とする. αx β の範囲で, l C によって囲まれる図形の面積を S とし, αβ =t とおく. S2 t で表しなさい.

(3)  k は(1)で求めた範囲を動くものとし, S は(2)と同じとする. S=4 2 となるような k の値を求めなさい.

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