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2013-11261-0201
2013 首都大学東京 後期
都市教養(数理科学,機械),都市環境(都市基盤環境),システムデザイン学部
易□ 並□ 難□
【1】 A ,B を実数を成分とする 2 次の行列とし, E を単位行列 ( 10 0 1 ) とする. 2 つの関係式
A+B= 2⁢E , A2 +B2 =2⁢E
が成り立っているとき,以下の問いに答えなさい.
(1) 正の整数 n に対し, An =n⁢A -(n -1) ⁢E が成り立つことを数学的帰納法を用いて示しなさい.
(2) B は A の逆行列であることを示しなさい.
(3) A=( a -2 8d ) ( a>d ) とする. a と d の値を求めなさい.このとき,正の整数 n に対し, An と B n を求めなさい.
2013-11261-0202
【2】 関数
f⁡( θ)= 13 ⁢ sin⁡3⁢ θ-sin⁡ 2⁢θ
を考える.以下の問いに答えなさい.
(1) 導関数 f ′⁡( θ) を求めなさい.
(2) t=cos ⁡θ とおく. cos⁡3 ⁢θ=cos ⁡(2 ⁢θ+θ ) であることと加法定理を用いて, cos⁡3 ⁢θ=4 ⁢t3 -3⁢t が成り立つことを示しなさい.
(3) 区間 0 ≦θ≦ 3 4⁢ π における f ⁡(θ ) の最小値を求めなさい.
2013-11261-0203
【3】 座標平面で, x 座標, y 座標がともに正の整数である点 ( p,q ) を考える. p と q が p ≦q かつ 3 ⁢p≧q を満たすとき,以下の問いに答えなさい.
(1) q≦5 を満たす点 ( p,q ) の総数を求めなさい.
(2) k を正の整数とする. 3⁢k≦ q≦3⁢ k+2 を満たす点 ( p,q ) の総数を k で表しなさい.
(3) n を正の整数とする. q≦3 ⁢n+2 を満たす点 ( p,q ) の総数を n で表しなさい.
2013-11261-0204
都市教養(数理科学,機械,化学),都市環境(都市基盤環境,分子応用化学),システムデザイン学部
【4】 座標平面上の直線 l :y=k ⁢x と曲線 C :y=x ⁢(x -1) ⁢(x -2) について以下の問いに答えなさい.
(1) l と C が相異なる 3 個の共有点を持ち,かつ原点以外の 2 個の共有点の x 座標がともに正となるような定数 k の範囲を求めなさい.
(2) k は(1)で求めた範囲を動くものとする. l と C の,原点以外の共有点の x 座標を小さい順に α , β とする. α≦x ≦β の範囲で, l と C によって囲まれる図形の面積を S とし, α⁢β =t とおく. S2 を t で表しなさい.
(3) k は(1)で求めた範囲を動くものとし, S は(2)と同じとする. S=4 ⁢2 となるような k の値を求めなさい.