2013 名古屋市立大 中期

Mathematics

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Test

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2013 名古屋市立大 中期

薬学部

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.ただし, log10 2=0.3010 log10 3=0.4771 log10 7=0.8451 とする.

(1)  201325 の一の位の数字を求めよ.

(2)  132013 5 で割ったときの余りを求めよ.

(3)  32013 は何桁の数か.

(4)  32013 の最高位の数を求めよ.

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薬学部

易□ 並□ 難□

【2】 逆行列をもつ行列 A =( ab cd ) によって表される 1 次変換を考える.

 以下の問いに答えよ.

(1) この変換によって x y 平面上の任意の 2 P ( x1, y1 ) および Q ( x2, y2 ) がそれぞれ P ( x1 ,y1 ) および Q ( x2 ,y2 ) に移されるとき, 2 点間の距離が変換によって変化しない,つまり, | PQ | 2= | P Q | 2 であるための必要十分条件は,

AT A= E (*)

であることを示せ.ただし, AT A の行と列を入れ替えた行列要素をもつ行列,すなわち,

AT =( ac bd )

である.また, E は単位行列である.

(2) 原点のまわりの回転移動および x 軸に関する対称移動の 1 次変換を,それぞれ, f および g とする.これらの 1 次変換を表す行列は,それぞれ,上の条件(*)を満たすことを確かめよ.

(3) (2)で考えた 1 次変換 f および g を表す行列をそれぞれ F および G とし, A=F GF -1 で定義される行列 A によって表される 1 次変換を考える.この変換によって直線 y =mx 上の任意の点がそれ自身に移されるとき, A を実数 m を用いて表せ.ただし, F-1 F の逆行列を表す.

(4) (1)で考えた点 P Q P Q の座標を用いて, S=x 1y 2-y 1x 2 および S =x 1 y2 -y1 x 2 を定義する. P Q から P Q への変換を表す行列が(3)で求めた A で与えられるとき, S S の関係式を求めよ.

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薬学部

易□ 並□ 難□

【3】 次の問いに答えよ.

(1)  0π ex sinx dx および 0π ex cos xdx を求めよ.

(2)  0π xex sinx dx および 0π x excos xd x を求めよ.

(3) 次の関係を満足する関数 f (x ) g (x ) を求めよ.

{ f( x)= ex sinx+ 0π ug (u) du g( x)= ex cosx+ 0πu f( u) du

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