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2013-13338-0401
2013 慶応義塾大学 経済学部
2月17日実施
易□ 並□ 難□
【1】 すべての実数 x を定義域とする 3 次関数 f ⁡(x )= x3-3 ⁢x2 -9⁢x を考える.
(1) f⁡( x) の極大値は (1) であり,極小値は (2) (3) (4) である.
(2) f⁡( x)= 0 を満たすどの実数 x よりも大きい整数のうちで,最小のものは (5) である.
(3) r= 53 とおく. 3r よりも小さい整数のうちで,最大のものは (6) である.
(4) 実数 t が | t-1 |≦ 23 を満たす範囲を動くとき, 33 ⁢t- 32⁢ t+1 -3t +2 は t = (7) (8) で最小値をとり, t= (9) (10) で最大値をとる.
2013-13338-0402
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【2】 15 枚のカードがある.このうち 12 枚には 1 , 2 枚には 5 , 1 枚には 11 と,それぞれ表に印刷されている.このカードを裏返してよく混ぜた後に 1 枚ずつ順に 5 枚を取り出し,取り出したカードの表に印刷された 5 個の数字の合計を X とおく.また,残りの 10 枚に印刷された数字の合計を 2 で割った値を Y とおく.
(1) 最初に取り出した 1 枚のカードの数字の期待値は (11) (12) (13) である.
(2) X<6 となる確率は (14) (15) (16) (17) である.
(3) X<Y となる確率は (18) (19) (20) (21) である.
(4) X の期待値と Y の期待値はともに (22) (23) に等しい.
2013-13338-0403
【3】 座標空間の原点 O ( 0,0, 0) , および 3 点 A ( 1,0, 0) ,B ( 12 , 3 4, 34 ), C ( 12 , -3 6 , 12 ) を考える.
(1) OA→ ⋅OB→ = (24) (25) ,AB →⋅ AC→= (26) (27) , BA→ ⋅BC→ = (28) (29) である.ただし, a→ ⋅b→ はベクトル a → と b → の内積を表す.
(2) ▵OAB の面積を S 1 ,▵ ABC の面積を S 2 とするとき,
S 2S1 = (30) (31)
である.
(3) ▵OAB を含む平面を α とする.点 C から平面 α へ下ろした垂線と α の交点を H とするとき,線分 CH の長さは (32) (33) である.
2013-13338-0404
【4】(1) 不等式 | x2- 4⁢x |< x-2 を満たす実数 x の値の範囲を求めよ.
(2) 等式 | x2- 4⁢x |= x+a を満たす実数 x がちょうど 2 つ存在する実数 a の値の範囲を求めよ.
(3) 等式 | x2- 4⁢x |= b⁢x を満たす 0 でない実数 x が存在する実数 b の値の範囲を求めよ.
2013-13338-0405
【5】 a と d を正の実数とし, {a n} を初項 a , 公差 d の等差数列とする. j と k を 1 以上の整数とし, bn= ( an+j ) 2- (an )2 と c n= (a n+k )2 -( an) 2 で数列 { bn } と数列 { cn } を定めるとき,これらは等差数列になる.
(1) 数列 { bn } の公差を d と j を用いて表せ.
(2) 数列 { bn } と数列 { cn } の公差がそれぞれ 9 ⁢k⁢d と 25 ⁢j⁢d のとき, k と j の比 kj , および d を求めよ.
2013-13338-0406
【6】 すべての実数 x を定義域とする関数 f ⁡(x )= |x 2-10 ⁢x+16 | を考える.
(1) 定積分 ∫04 f⁡( x)⁢ dx を求めよ.
(2) 区間 a ≦x≦a +8 における f ⁡(x ) の最大値が 9 となる整数 a を求めよ.
(3) k を実数とする. A は 4 ≦x≦ 7 を満たす実数 x の集合, B は f ⁡(x )≦k を満たす実数 x の集合とする.このとき, A ⊂B も A⊂ B‾ も成り立たない k の値の範囲を求めよ.ただし B ‾ は実数全体の集合における B の補集合とする.