Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2014年度一覧へ
大学別一覧へ
滋賀大一覧へ
2014-10521-0101
2014 滋賀大学 前期
経済,教育(理系型)学部
易□ 並□ 難□
【1】 m を正の定数とし,放物線 C :y= x2 上に点 P ( a,a2 ) をとる.ただし, m 2<a <m とする. P を通り傾きが m の直線を l1 ,P を通り傾きが 2 ⁢m の直線を l 2 とするとき,次の問いに答えよ.
(1) C と l 1 で囲まれた図形の面積を S1 ,C と l 2 で囲まれた図形の面積を S 2 とする. S1 と S 2 を a と m を用いて表せ.
(2) S1 が S 2 の 8 倍となるとき, a を m を用いて表せ.
(3) a を変化させたとき, S1 +S2 の最小値とそのときの a の値を m を用いて表せ.
2014-10521-0102
【2】 2 つの数列 { an }, { bn } を以下のように定める.
a1= a ,a 2⁢n =a2 ⁢n-1 +d , a2 ⁢n+1 =r⁢ a2⁢ n ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ )
b1 =a ,b 2⁢n =r⁢ b2⁢n -1 , b2 ⁢n+1 =b 2⁢n +d ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
ただし, a≠0 , r≠0 , r≠1 とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) a=3 , d=1 , r=2 のとき, b9 を求めよ.
(2) 数学的帰納法を用いて,すべての自然数 n に対して次が成り立つことを示せ.
a2⁢ n=a ⁢rn -1+ d ⁢(r n-1) r-1
(3) すべての自然数 n に対して b2⁢n +1- a2⁢ n= 25 ⁢ a⁢rn が成り立つとき, r の値を求めよ.
2014-10521-0103
【3】 次のようなゲームを行い, A , B , C の 3 人の中から 1 人の勝者を決める.赤玉 3 個,白玉 5 個,黒玉 7 個が入った袋から 4 個の玉を同時に取り出し,もっとも多く取り出された玉が赤玉ならば A , 白玉ならば B , 黒玉ならば C の勝ちとする.ただし,赤玉と白玉が 2 個ずつ,あるいは赤玉と黒玉が 2 個ずつ取り出されたときは A の勝ち,白玉と黒玉が 2 個ずつ取り出されたときは B の勝ちとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 取り出された 4 個の玉が,赤玉 1 個,白玉 1 個,黒玉 2 個である確率を求めよ.
(2) このゲームを 1 回行ったとき, A , B , C が勝つ確率 pA , p B , pC をそれぞれ求めよ.
(3) このゲームを 6 回繰り返し行ったとき, A が 1 回, B が 2 回, C が 3 回勝つ確率を pA , pB , pC を用いて表せ.
2014-10521-0104
【4】 k を正の定数とする.円 C :x2 +y2 -4⁢x -2⁢y +1=0 と共有点をもたない直線 l :y=- 12 ⁢ x+k について,次の問いに答えよ.
(1) k のとりうる値の範囲を求めよ.
(2) l 上の 2 点 A ,B の座標をそれぞれ ( 2,k- 1) ,( 2⁢k- 2,1 ) とする.点 P が C 上を動くとき, ▵PAB の重心 Q の軌跡を求めよ.
(3) (2)で求めた Q の軌跡と C がただ 1 つの共有点をもつとき, k の値を求めよ.