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2014-10641-0101
2014 和歌山大学 前期
教育,経済,観光,システム工学部
易□ 並□ 難□
【1】 数列 { an } ,{ bn } が, an =2⁢ n+1 -2⁢ n-1 , bn = 12⁢ n-1 で定められている.このとき,次の問いに答えよ.
(1) n≧1 に対して, bn+ 1< an< bn が成り立つことを示せ.
(2) 8< ∑k =140 bk <9 が成り立つことを示せ.
2014-10641-0102
【2】 次の問いに答えよ.
(1) t を実数とする. x についての方程式 2x+ 2-x =t の実数解の個数を調べよ.
(2) a と b を実数とし, x についての方程式 4x+4 -x +a⁢( 2x+ 2-x )+ b=0 が,ちょうど 3 個の実数解をもつとする.このとき,点 ( a,b ) の存在する範囲を図示せよ.
2014-10641-0103
【3】 立方体 ABCD ‐EFGH がある.辺 AD , AB をそれぞれ 1 :3 に内分する点を P ,Q とする.辺 FG 上に FS :SG=t :(1 -t) ( 0<t< 1 ) をみたす点 S をとる.また, 3 点 P ,Q , S を通る平面と辺 BF の交点を R とする. AB→ =x → ,AD →= y→ , AE→ =z→ とするとき,次の問いに答えよ.
(1) QR→ を x→ , y→ , z→ および t を用いて表せ.
(2) ∠QRS= 120⁢ ° となるときの t の値を求めよ.
2014-10641-0104
教育,経済,観光学部
【4】 箱の中に, 1 から 4 までの整数が 1 つずつ重複せずに書かれた 4 枚のカードが入っている.この箱から 2 枚のカードを同時に取り出し,書かれた整数のうち,小さい方を a , 大きい方を b とする.
また,放物線 C :y= x2 上の点 ( a,a2 ) における接線を l とし, l に平行で点 ( b,b2 ) を通る直線を m とする.さらに,放物線 C と直線 m で囲まれた部分の面積を S とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 直線 m の方程式を a , b を用いて表せ.
(2) S を a , b を用いて表せ.
(3) S の期待値を求めよ.
2014-10641-0105
システム工学部
【5】 曲線 C :y= ex 上の点 P ,Q における接線をそれぞれ l , m とする. P , Q の x 座標をそれぞれ log ⁡t ,log ⁡2⁢ t とし,曲線 C と直線 l , m で囲まれた部分の面積を S とする.また, l ,m の傾きをそれぞれ tan ⁡α ,tan ⁡β とする.ただし, t>0 , - π2 <α< π 2 ,- π 2< β< π2 である.このとき,次の問いに答えよ.
(1) tan⁡α , tan⁡ β および S をそれぞれ t を用いて表せ.
(2) β-α が最大となるときの t の値を求めよ.
2014-10641-0106
【6】 次の条件を満たす 2 次正方行列 A , B がある.
A2 =E ,B 2=- E ,A ⁢B+B ⁢A=O
ただし, E は単位行列, O は零行列である.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 次の(ⅰ),(ⅱ),(ⅲ)が成り立つことを示せ.
(ⅰ) ( A+B+ A⁢B )2 =E
(ⅱ) A+B≠ O
(ⅲ) A⁢B ≠E
(2) (A +B) ⁢C=O となる零行列でない 2 次正方行列 C が存在することを示せ.