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2014 島根大学 前期

教育,総合理工(数理・情報除く),生物資源科学部

易□ 並□ 難□

【1】 最初の持ち点を 1 点として, n 回硬貨を投げ,投げるたびに,表が出ると持ち点は 74 倍に,裏が出ると持ち点は 12 倍になるゲームを考える.たとえば, n=2 で表,裏の順に出れば,持ち点は 1 × 74 × 12= 7 8 点となる.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  n=2 のとき,ゲームが終わったあとの持ち点のとりうる値をすべて求めよ.

(2)  n=4 のとき,ゲームが終わったあとの持ち点が 1 点以下になる確率を求めよ.

(3)  n=k のとき,ゲームが終わったあとの持ち点の期待値を k を用いて表せ.

2014 島根大学 前期

教育,生物資源科学部

易□ 並□ 難□

【2】  a を実数とし, f( x)= x2+ ax+ a+3 とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  2 次方程式 x2+a x+a +3=0 が正の実数解のみをもつような a の値の範囲を求めよ.

(2) 放物線 y =f( x) の頂点の y 座標を g (a ) とする.このとき, a が(1)で求めた範囲を動くとき, g( a) の最大値を求めよ.

2014 島根大学 前期

教育,総合理工(数理・情報除く),生物資源科学部

総合理工(数理・情報除く)学部は【2】

易□ 並□ 難□

【3】  a b a <b をみたす実数とする.放物線 C y= x2 上の 2 A ( a,a2 ) B ( b,b2 ) を考える.このとき,次の問いに答えよ.

(1) 直線 AB の方程式を a b を用いて表せ.

(2) 放物線 C と直線 AB で囲まれた図形の面積 S a b を用いて表せ.

(3)  a<t <b の範囲で点 P ( t,t2 ) が動くとき,放物線 C と直線 AP で囲まれた図形の面積を S1 (t ) 放物線 C 2 直線 AB AP で囲まれた図形の面積を S2 (t ) とする.このとき,等式 S2 (t) =7 S1 (t ) をみたす t a b を用いて表せ.

2014 島根大学 前期

総合理工(数理・情報除く)学部

易□ 並□ 難□

【3】 点 ( 0,5 ) を通る直線 l と楕円 C x24 + y29 =1 を考える.このとき,次の問いに答えよ.

(1) 楕円 C と共有点をもつ直線 l の方程式をすべて求めよ.

(2) 楕円 C と直線 l が接するとき,その接点の座標を求めよ.

(3) 楕円 C と直線 l が第一象限で接するとき, C l および y 軸で囲まれた図形を y 軸のまわりに 1 回転させてできる立体の体積 V を求めよ.

2014 島根大学 前期

総合理工(数理・情報システム学科),医(医学科)学部

易□ 並□ 難□

【1】  3 つの箱 X Y Z 3 つの玉 a b c があり, 1 つの箱には 1 つの玉が入るとする.箱 X には a が,箱 Y には b が,箱 Z には c が入っている状態から始めて,次の操作を繰り返し行う.

「数字 1 2 3 4 5 の中から無作為に 1 つの数字 m を選ぶ. m=1 ならば,箱 Y Z にある玉をそれぞれ箱 Z Y に移す. m=2 ならば,箱 X Z にある玉をそれぞれ箱 Z X に移す. m=3 ならば,箱 X Y にある玉をそれぞれ箱 Y X に移す. m=4 ならば,箱 X Y Z にある玉をそれぞれ Y Z X に移す. m=5 ならば,箱 X Y Z にある玉をそれぞれ箱 Z X Y に移す.」

 この操作を n 回繰り返したあとに 3 つの玉が最初の状態に戻っている確率を p n とする.箱 X Y Z にそれぞれ玉 x y z が入っている状態を ( x,y, z) と表す.たとえば,最初の状態は ( a,b, c) である.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  1 回目の操作を行ったあとの起こりうる状態をすべて挙げ, p1 p2 を求めよ.

(2)  n 回目の操作を行ったあとの状態が最初の状態 ( a,b, c) となっていない確率を q n とする. n1 のとき, pn+ 1= 1 5 q n が成り立つことを示せ.

(3)  pn を求めよ.

2014 島根大学 前期

総合理工(数理・情報システム学科),医(医学科)学部

医(医学科)学部は【3】

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【2】  f( x)= 8 x x2+1 とするとき,次の問いに答えよ.

(1) 関数 y =f( x) の凹凸と漸近線を調べて,そのグラフの概形をかけ.

(2)  k を正の定数とする.関数 y =f( x) のグラフと直線 y =x+k がちょうど 2 個の共有点をもつとき, k の値を求めよ.

(3)  k を(2)で求めた定数とする.このとき, x0 の範囲で,関数 y =f( x) のグラフと直線 y =x+k および y 軸で囲まれた図形の面積 S を求めよ.

2014 島根大学 前期

総合理工(数理・情報システム学科)学部

易□ 並□ 難□

【3】  a1= 2 とし, f( x)= x2- 3 とする.曲線 y =f (x ) 上の点 ( a1, f( a1 ) ) における接線が x 軸と交わる点の x 座標を a 2 とする.以下同様に, n=3 4 に対して,曲線 y =f( x) 上の点 ( an- 1,f ( an-1 ) ) における接線が x 軸と交わる点の x 座標を a n とする.数列 { an } に対して,次の問いに答えよ.

(1)  a2 を求めよ.

(2)  an+ 1 a n を用いて表せ.

(3)  an 3 を示せ.

(4)  an -3 ( 12 ) n-1 ( 2-3 ) を示し, limn an を求めよ.

2014 島根大学 前期

総合理工(数理・情報システム学科)学部

易□ 並□ 難□

【4】  E=( 1 0 01 ) O =( 00 0 0 ) とおく. x を実数とし,行列

X=( 3 x-1 2x- 1- 3x+ 2-2 x+2 )

を定める.このとき,次の問いに答えよ.

(1) 自然数 n に対して X n 乗を Xn=( P n( x) Qn (x) Rn ( x) Sn (x ) ) とおく.このとき,すべての n に対して, x= 12 のとき, Qn (x )=0 であることを示せ.また,すべての n に対して, x= 23 のとき, Rn ( x)= 0 であることを示せ.

(2)  a b は定数とする.このとき, X2+ aX+ bE= O をみたす実数 x が存在するための a b の条件を求めよ.

(3)  X3 =O をみたす実数 x は存在しないことを証明せよ.

2014 島根大学 前期

医(医学科)学部

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【2】  a b c n を自然数とし, ab c かつ n ( a+b+ c)= ab c をみたすとする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  a=b= c のとき, n 3 の倍数であることを示せ.

(2)  n=3 のとき,自然数の組 ( a,b, c) をすべて求めよ.

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