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2014 京都府立大学 前期

生命環境(環境・情報科学科)学部

配点100点

易□ 並□ 難□

【1】  O を原点とする x yz 空間内に 5 A ( 10,0, 0) B ( 10,5 3,15 ) C (8 ,-3 ,-3 ) D (8 ,53 ,15) E (- 4,3, 3) をとる. 2 O A を通る直線を l1 2 O B を通る直線を l2 2 C D を通る直線を l3 2 C E を通る直線を l 4 とする. 2 つの直線 l1 l3 の交点を F 2 つの直線 l2 l3 の交点を G 2 つの直線 l2 l4 の交点を H 2 つの直線 l1 l4 の交点を I とする.以下の問いに答えよ.

(1)  6 O A B C D E は同一平面上にあることを示せ.

(2)  4 F G H I の座標を求めよ.

(3) 四角形 FGHI の面積を求めよ.

(4) 四角形 FGHI に外接する円の中心座標と半径を求めよ.

2014 京都府立大学 前期

生命環境(環境・情報科学科)学部

配点100点

易□ 並□ 難□

【2】  p q は自然数とする. α β α >β を満たす 2 次方程式 x 2-x- 1=0 の解とする. 2 つの数列 { an } { bn }

a1 =0 b 1=1

an+ 1=( p+q) an +pb n n=1 2 3

bn+ 1=p an +qb n n=1 2 3

で定める.以下の問いに答えよ.

(1)  an >0 n=2 3 4 かつ bn> 0 n=2 3 4 となることを示せ.

(2)  cn= α an+ bn n= 1 2 3 ), dn= -an +α bn n=1 2 3 とおく. cn= (p α+q) n-1 n=1 2. 3 かつ d n=α (p β+q) n-1 n=1 2 3 が成り立つことを示せ.

(3)  pβ +q>0 のとき, an+1 bn +1 > an bn n= 1 2 3 となることを示せ.

2014 京都府立大学 前期

生命環境(環境・情報科学科)学部

配点100点

易□ 並□ 難□

【3】 区間 - 1x 1 で定義された連続関数 f (x )

12x f( x)+ 12 0x f( t) dt=15 x3 |x |-16 x3 f( 0)= 0

によって定める.曲線 C y=f (x ) を考える.以下の問いに答えよ.

(1)  f( x) を求めよ.

(2)  f( x) x =0 で微分可能であることを示せ.

(3) 曲線 C と直線 l y=a との区間 - 1x 1 における共有点の個数を, a の値によって分類せよ.

(4) 曲線 C 3 直線 y =-1 x= -1 x= 1 で囲まれる部分を, x 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を求めよ.

2014 京都府立大学 前期

生命環境(環境・情報科学科)学部

配点100点

易□ 並□ 難□

【4】 実数を成分とする 2 次正方行列 A の逆行列は存在しないとする. 2 次正方行列 X X AX =X かつ A X=X A かつ A3X =A2 を満たすとする. A2 ( 00 00 ) のとき,以下の問いに答えよ.

(1)  2 次正方行列 Y Y AY =Y かつ A Y=Y A かつ A3 Y=A2 を満たすとき, Y=X であることを示せ.

(2)  A=( 1 11 1 ) のとき, X を求めよ.

2014 京都府立大学 前期

生命環境(生命分子化学科)学部

配点65点

易□ 並□ 難□

【1】  0<t <1 とする. OAB において, a =OA b =OB とする. AC = 23 AB となる点を C とし, c =OC とする. OD =tb となる点を D OE =( 1-t) a となる点を E AF =( 1-t) AB となる点を F とする.線分 AD と線分 OC の交点を G とする.以下の問いに答えよ.

(1)  3 |a | 2+6 | b |2 -9 | c |2 =2 |AB | 2 となることを示せ.

(2)  AG を, a b および t を用いて表せ.

(3)  OAB の面積を S1 DEF の面積を S 2 とする. S 2S1 t を用いて多項式で表し, S 2S1 の最小値とそのときの t の値を求めよ.

2014 京都府立大学 前期

生命環境(生命分子化学科)学部

配点70点

易□ 並□ 難□

【2】 定数 a を正の実数とする. 2 つの放物線 C1 y=2 x2+ 1 C 2y =-2 ( x+a) 2+1 がある. C1 C2 の両方に接する直線を C1 C2 の共通接線という.以下の問いに答えよ.

(1)  C1 上の任意の点 P x 座標を t とする.点 P における C 1 の接線の方程式を t を用いて表せ.

(2)  C1 C2 の共通接線がちょうど 2 本存在することを示せ.

(3)  C1 C2 2 本の共通接線と C 1 とで囲まれた部分の面積を a を用いて表せ.

2014 京都府立大学 前期

生命環境(生命分子化学科)学部

で配点65点

易□ 並□ 難□

【3】  1 個のサイコロを 1 回投げるごとに,出た目によって,点 P が座標平面上を,次の規則に従って動くものとする.

 最初は原点にあり,偶数が出た場合は x 軸の正の方向に出た目の数だけ進み,奇数が出た場合は y 軸の正の方向に出た目の数だけ進む.

P の到達点の座標を ( x0, y0 ) とする.以下の問いに答えよ.ただし分数は既約分数で答えること.

(1) サイコロを 3 回投げたとき, x0 =0 かつ y 0=9 となる確率を求めよ.

(2) サイコロを n 回投げたとき, x0 =2n +2 かつ y0= 0 となる確率を n を用いて表せ.

(3) サイコロを 2 回投げたとき, P x02 <y 0<- x03 4+8 の表す領域に存在する確率を求めよ.

(4) サイコロを 2 回投げたとき, P x0 2+ y02 -8 x0- 2y0 +13> 0 の表す領域に存在する確率を求めよ.

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