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2014-11546-0101
2014 京都府立大学 前期
生命環境(環境・情報科学科)学部
配点100点
易□ 並□ 難□
【1】 O を原点とする x yz 空間内に 5 点 A ( 10,0, 0) ,B ( 10,5⁢ 3,15 ), C (8 ,-3 ,-3 ), D (8 ,5⁢3 ,15) ,E (- 4,3, 3) をとる. 2 点 O , A を通る直線を l1 ,2 点 O ,B を通る直線を l2 ,2 点 C ,D を通る直線を l3 ,2 点 C ,E を通る直線を l 4 とする. 2 つの直線 l1 ,l3 の交点を F ,2 つの直線 l2 ,l3 の交点を G ,2 つの直線 l2 ,l4 の交点を H ,2 つの直線 l1 ,l4 の交点を I とする.以下の問いに答えよ.
(1) 6 点 O ,A , B ,C , D ,E は同一平面上にあることを示せ.
(2) 4 点 F ,G , H ,I の座標を求めよ.
(3) 四角形 FGHI の面積を求めよ.
(4) 四角形 FGHI に外接する円の中心座標と半径を求めよ.
2014-11546-0102
【2】 p ,q は自然数とする. α ,β は α >β を満たす 2 次方程式 x 2-x- 1=0 の解とする. 2 つの数列 { an }, { bn } を
a1 =0 ,b 1=1
an+ 1=( p+q) ⁢an +p⁢b n ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
bn+ 1=p ⁢an +q⁢b n ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
で定める.以下の問いに答えよ.
(1) an >0 ( n=2 ,3 , 4 ,⋯ ) かつ bn> 0 ( n=2 ,3 , 4 ,⋯ ) となることを示せ.
(2) cn= α⁢ an+ bn ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ ), dn= -an +α⁢ bn ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ ) とおく. cn= (p⁢ α+q) n-1 ( n=1 ,2. , 3 ,⋯ ) かつ d n=α⁢ (p⁢ β+q) n-1 ( n=1 ,2 ,3 , ⋯ ) が成り立つことを示せ.
(3) p⁢β +q>0 のとき, an+1 bn +1 > an bn ( n= 1, 2 ,3 , ⋯ ) となることを示せ.
2014-11546-0103
【3】 区間 - 1≦x≦ 1 で定義された連続関数 f ⁡(x ) を
12⁢x⁢ f⁡( x)+ 12⁢ ∫0x f⁡( t)⁢ dt=15⁢ x3⁢ |x |-16 ⁢x3 , f⁡( 0)= 0
によって定める.曲線 C :y=f ⁡(x ) を考える.以下の問いに答えよ.
(1) f⁡( x) を求めよ.
(2) f⁡( x) は x =0 で微分可能であることを示せ.
(3) 曲線 C と直線 l :y=a との区間 - 1≦x≦ 1 における共有点の個数を, a の値によって分類せよ.
(4) 曲線 C と 3 直線 y =-1 ,x= -1 ,x= 1 で囲まれる部分を, x 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を求めよ.
2014-11546-0104
【4】 実数を成分とする 2 次正方行列 A の逆行列は存在しないとする. 2 次正方行列 X は X ⁢A⁢X =X かつ A ⁢X=X ⁢A かつ A3⁢X =A2 を満たすとする. A2 ≠( 00 00 ) のとき,以下の問いに答えよ.
(1) 2 次正方行列 Y が Y ⁢A⁢Y =Y かつ A ⁢Y=Y ⁢A かつ A3⁢ Y=A2 を満たすとき, Y=X であることを示せ.
(2) A=( 1 11 1 ) のとき, X を求めよ.
2014-11546-0105
生命環境(生命分子化学科)学部
配点65点
【1】 0<t <1 とする. ▵OAB において, a→ =OA→ , b→ =OB → とする. AC→ = 23⁢ AB → となる点を C とし, c→ =OC→ とする. OD→ =t⁢b → となる点を D , OE →=( 1-t) ⁢a→ となる点を E , AF →=( 1-t) ⁢AB→ となる点を F とする.線分 AD と線分 OC の交点を G とする.以下の問いに答えよ.
(1) 3 |a →| 2+6 ⁢| b→ |2 -9⁢ | c→ |2 =2⁢ |AB →| 2 となることを示せ.
(2) AG→ を, a→ , b→ および t を用いて表せ.
(3) ▵OAB の面積を S1 , ▵ DEF の面積を S 2 とする. S 2S1 を t を用いて多項式で表し, S 2S1 の最小値とそのときの t の値を求めよ.
2014-11546-0106
配点70点
【2】 定数 a を正の実数とする. 2 つの放物線 C1: y=2⁢ x2+ 1 ,C 2:y =-2 ⁢( x+a) 2+1 がある. C1 , C2 の両方に接する直線を C1 ,C2 の共通接線という.以下の問いに答えよ.
(1) C1 上の任意の点 P の x 座標を t とする.点 P における C 1 の接線の方程式を t を用いて表せ.
(2) C1 , C2 の共通接線がちょうど 2 本存在することを示せ.
(3) C1 , C2 の 2 本の共通接線と C 1 とで囲まれた部分の面積を a を用いて表せ.
2014-11546-0107
で配点65点
【3】 1 個のサイコロを 1 回投げるごとに,出た目によって,点 P が座標平面上を,次の規則に従って動くものとする.
最初は原点にあり,偶数が出た場合は x 軸の正の方向に出た目の数だけ進み,奇数が出た場合は y 軸の正の方向に出た目の数だけ進む.
点 P の到達点の座標を ( x0, y0 ) とする.以下の問いに答えよ.ただし分数は既約分数で答えること.
(1) サイコロを 3 回投げたとき, x0 =0 かつ y 0=9 となる確率を求めよ.
(2) サイコロを n 回投げたとき, x0 =2⁢n +2 かつ y0= 0 となる確率を n を用いて表せ.
(3) サイコロを 2 回投げたとき, P が x02 <y 0<- x03 4+8 の表す領域に存在する確率を求めよ.
(4) サイコロを 2 回投げたとき, P が x0 2+ y02 -8⁢ x0- 2⁢y0 +13> 0 の表す領域に存在する確率を求めよ.