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2014-14861-0701
2014 同志社大学 神・心理・商・地域文化学部2月9日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の に適する数または式を,解答用紙の同じ記号の付いた の中に記入せよ.
(1) 1 辺の長さが 1 である正方形の頂点に時計回りに 0 , 1 ,2 , 3 の番号が付いている.さいころを振って出た目を 4 で割った余りの番号の頂点を選ぶ.さいころを 1 回振って選んだ頂点が 1 である確率は ア である.さいころを 2 回振って選んだ 2 つの頂点が一致する確率は イ であり, 2 つの頂点の距離が 2 となる確率は ウ である.さいころを 2 回振って選んだ 2 つの頂点の距離の期待値は エ である.ただし, 2 つの頂点が一致するとき, 2 つの頂点の距離は 0 であるとする.
2014-14861-0702
(2) θ を 0 <θ< π 2 を満たす実数とする. O を原点とする座標平面上において,円 C :x2 +y2 =1 と直線 L :y= ( tan⁡θ )⁢ (x+ 1) は, θ の値によらない点 A と θ の値に依存する点 P で交わる.点 A の座標は オ であり,点 P の座標は カ である.直線 AP に関して原点 O の対称な点 Q の座標は キ である.直線 AP に関して円 C に対称な図形は,中心の座標が ク , 半径が ケ の円 S である.円 S と x 軸の共有点が 2 つあるとき,点 A 以外の共有点の座標は コ である.
2014-14861-0703
【2】 2 つの正の実数 x , y が log2⁡ x+log4 ⁡y= 4 を満たすとき,次の問いに答えよ.
(1) y を x を用いて表せ.
(2) x2 +y の最小値とそのときの x , y の値を求めよ.
(3) ( log2⁡ x) 2+ (log 2⁡y )2 の最小値を求めよ.
(4) 2 つの正の整数 m , n が log2⁡ m+log 4⁡n =4 を満たすとする.このとき, ( log2⁡ m) 2+ (log 2⁡n )2 が最小となるような m , n の値を求めよ.
2014-14861-0704
【3】 A を 1 より大きい定数とし, n を正の整数とする. 3 次関数 f ⁡(x )= x3- A3 を考える.数列 { an } を次のように定義する.
a1 =1 とし,曲線 C :y=f ⁡( x) 上の点 ( an, f⁡( an )) における曲線 C の接線 L と x 軸との交点を ( an+ 1, 0) となるように定める.
このとき次の問いに答えよ.
(1) 正の整数 n に対して a n+1 を a n と A を用いて表せ.
(2) a2 >A であることを示せ.また 2 以上の整数 n に対して,不等式 an> A が成り立つことを数学的帰納法を用いて示せ.
(3) 2 以上の整数 n に対して,不等式 an+1 <a n が成り立つことを示せ.
(4) 不等式
an +1- A< 23⁢ ( an- A) ( n=2 , 3 ,4 , ⋯ )
が成り立つことを示せ.