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2015-10701-0101
2015 岡山大学 前期
数学I・数学II・数学A・数学B
数学I・数学II・数学III・数学A・数学B【1】の類題
易□ 並□ 難□
【1】 n を 2 以上の自然数とし, 1 から n までの自然数 k に対して,番号 k をつけたカードをそれぞれ k 枚用意する.これらすべてを箱に入れ,箱の中から 2 枚のカードを同時に引くとき,次の問いに答えよ.
(1) 用意したカードは全部で何枚か答えよ.
(2) 引いたカード 2 枚の番号が両方とも k である確率を n と k の式で表せ.
(3) 引いたカード 2 枚の番号が一致する確率を n の式で表せ.
(4) 引いたカード 2 枚の番号が異なっている確率を p n とする.不等式 pn≧ 0.9 を満たす最小の自然数 n の値を求めよ.
2015-10701-0102
【2】 3 辺の長さが AB =3 ,BC =5 ,CA =7 の三角形 ABC がある.辺 AB , BC ,CA 上の点 P ,Q , R を, AP=BQ =CR=x となるようにとる.ただし, 0<x <3 である.このとき,次の問いに答えよ.
(1) ∠ABC の値を求めよ.
(2) 三角形 BPQ の面積を x の式で表せ.
(3) 三角形 PQR の面積が最小となるときの x の値を求めよ.
2015-10701-0103
【3】 数列 { an } は,関係式
a1 =1 ,a 2=2 , an +2- 4⁢a n+1 +3⁢ an= 1 ( n=1 , 2 ,3 , ⋯ )
を満たすとする. bn= an+ 1- an ( n=1 , 2 ,3 , ⋯ ) とおくとき,次の問いに答えよ.
(1) bn+ 1 と b n の間に成り立つ関係式を求めよ.
(2) 数列 { bn } の一般項を求めよ.
(3) 数列 { an } の一般項を求めよ.
2015-10701-0104
【4】 2 次関数 y =f⁡ (x ) のグラフは,上に凸であり,原点および点 Q ( a,0 ) を通るものとする.ただし, 0<a <1 である.関数 y =x2 のグラフを C , 関数 y =f⁡( x) のグラフを D とし, C と D の共有点のうち,原点と異なるものを P とする.点 P における C の接線の傾きを m , D の接線の傾きを n とするとき
(2 ⁢a-1 )⁢m =2⁢a ⁢n
が成り立つとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) f⁡( x) を x と a の式で表せ.
(2) 0≦x ≦a の範囲で,曲線 D と x 軸で囲まれた図形の面積を S ⁡( a) とする. S⁡( a) を a の式で表せ.
(3) (2)で求めた S ⁡( a) の 0 <a<1 における最大値を求めよ.
2015-10701-0105
数学I・数学II・数学III・数学A・数学B
数学I・数学II・数学A・数学B【1】の類題
(4) 引いたカード 2 枚の番号が連続している確率(すなわち, 2 つの番号の差の絶対値が 1 である確率)を n の式で表せ.
2015-10701-0106
【2】 座標空間内に 3 点 A ( 1,0, 0) ,B ( 0,1, 0) ,C ( 0,0, 1) をとり, 2 つのベクトル AP → と BP→ +CP→ の内積が 0 になるような点 P ( x,y, z) の集合を S とする. 3 点 A ,B , C を通る平面を α とするとき,次の問いに答えよ.
(1) 集合 S は球面であることを示し,その中心 Q の座標と半径 r の値を求めよ.
(2) 原点 O から最も遠い距離にある S 上の点の座標を求めよ.
(3) (1)で求めた点 Q は,平面 α 上にあることを示せ.
(4) (1)で求めた点 Q を通って平面 α に垂直な直線を l とする.球面 S と直線 l のすべての共有点について,その座標を求めよ.
2015-10701-0107
【3】 自然数 n =1 ,2 , 3 ,⋯ に対して,関数 fn⁡ (x) =xn +1⁢ (1- x) を考える.
(1) 曲線 y =fn ⁡(x ) 上の点 ( an, fn⁡ (a n) ) における接線が原点を通るとき, an を n の式で表せ.ただし, an >0 とする.
(2) 0≦x ≦1 の範囲で,曲線 y =fn ⁡(x ) と x 軸とで囲まれた図形の面積を B n とする.また,(1)で求めた a n に対して, 0≦x ≦an の範囲で,曲線 y =fn ⁡( x) ,x 軸,および直線 x =an で囲まれた図形の面積を C n とする. Bn および C n を n の式で表せ.
(3) (2)で求めた B n および C n に対して,極限値 limn→ ∞ C nBn を求めよ.ただし, limn →∞ (1+ 1 n) n が自然対数の底 e であることを用いてよい.
2015-10701-0108
【4】 空間内の 8 点
(0 ,0,0 ), (1 ,0,0 ), (1 ,1,0 ), (0 ,1,0 ), (0 ,0,1 ), (1 ,0,1 ), (1 ,1,1 ), (0 ,1,1 )
を頂点とする立方体を考える. 0<t <3 のとき, 3 点 ( t,0, 0) ,( 0,t, 0) ,( 0,0, t) を通る平面でこの立方体を切った切り口の面積を f ⁡(t ) とし, f⁡( 0)= f⁡( 3)= 0 とする.関数 f ⁡(t ) について,次の問いに答えよ.
(1) 0≦t ≦3 のとき, f⁡( t) を t の式で表せ.
(2) 関数 f ⁡(t ) の 0 ≦t≦3 における最大値を求めよ.
(3) 定積分 ∫03 f⁡ (t )⁢ dt の値を求めよ.