【3】 を実数とするとき,座標平面において,円および円を考える.
(1) どのようなの値に対しても,は点を必ず通る.ただし,とする.
(2) の中心の座標はであり,の半径をとすると,である.
(3) の半径が最小となるのは,のときである.
(4) の周および内部の領域をの周および内部の領域をとする.のときとの共通部分の面積はである.
(5) 座標と座標がともに整数の点を格子点とよぶ.との共通部分に含まれる格子点の数をで表す.
(ⅰ) のとき,である.
(ⅱ) が最小値をとるための必要十分条件は,である.
(ⅲ) となる必要十分条件は,である.