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2016-10161-0101
2016 茨城大学 前期
教育学部
易□ 並□ 難□
【1】 座標平面上において,円 C :x2 -4⁢x +y2 +6⁢y -12=0 上の点 ( 5,1 ) における接線を l 1 とし,点 ( 1,-1 ) を通り,直線 l 1 に垂直な直線を l 2 とする.次の各問に答えよ.
(1) 2 直線 l 1 と l 2 の方程式を求めよ.
(2) 直線 l 2 が円 C によって切りとられてできる線分の長さを求めよ.
2016-10161-0102
【2】 a ,b を実数として,座標空間内に 4 点 A ( 3,1, 3) ,B ( 2,3, 2) ,C ( 3,3, 1) ,D ( 2,a, b) がある.ただし, B と D は異なる 2 点とする. 3 点 A ,B , C を通る平面を T とし, T 上にあって 3 点 A ,B , C を通る円を U とする.次の各問に答えよ.
(1) 点 D が平面 T 上にあるとき, a と b の条件を求めて, ab 平面上に図示せよ.
(2) 点 D が円 U の周上にあるとき,点 D の座標を求めよ.
2016-10161-0103
【3】 n を正の整数とする.座標平面上において,連立不等式
{ y≧x 2y ≦x+n ⁢(n +1)
の表す領域を D とする.次の各問に答えよ.
(1) 領域 D 内の, x 座標と y 座標がともに整数である点のうち, x 座標が正であるものの個数 M を n を用いて表せ.
(2) 領域 D 内の, x 座標と y 座標がともに整数である点のうち, x 座標が負であるものの個数を N とする.(1)で求めた M に対して M -N≧1000 となるような最小の n を求めよ.
2016-10161-0104
【4】 m を実数とする. 2 つの関数
f⁡( x)= 2⁢ |x⁢ (x- 3) |, g⁡( x)= m⁢x+ 12
について,次の各問に答えよ.
(1) 方程式 f ⁡(x )=g ⁡(x ) が異なる 3 つの実数解をもつときの m の値をすべて求めよ.
(2) m は(1)で求めた値のうち最大のものとする.関数 y =f⁡( x) のグラフと関数 y =g⁡( x) のグラフで囲まれる部分の面積を求めよ.
2016-10161-0105
理学部
【1】 a を定数とし,関数 f ⁡(x )=( x-a) ex2 2 で表される曲線 y =f⁡( x) を C とする.ただし, e は自然対数の底とする.以下の各問に答えよ.
(1) f⁡( x) の導関数 f ′⁡( x) を求めよ.
(2) f⁡( x) が極値を持たないために a が満たすべき条件を求めよ.
(3) 曲線 C 上の点 ( t,f⁡ (t )) における接線の方程式を求めよ.
(4) (3)で求めた接線が原点を通るような t の値を考える.すべての実数の中で,そのような t の値が 3 つあるために a が満たすべき条件を求めよ.
2016-10161-0106
【2】 t を 0 ≦t≦1 を満たす実数とし,関数 f ⁡(x )= |cos⁡ x-t | (0≦ x≦ π2 ) で表される曲線 y =f⁡( x) を C とする.曲線 C と x 軸との共有点の x 座標を α とする.また, C と x 軸, y 軸および直線 x = π2 で囲まれた図形を D とし, D の面積を S とする.以下の各問に答えよ.
(1) t= 12 のとき, D を図示せよ.
(2) S を α を用いて表せ.
(3) t が 0 ≦t≦1 の範囲を動くとき, S の最小値とそれを与える t の値を求めよ.
(4) D を x 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積を V とする. t が 0 ≦t≦1 の範囲を動くとき, V の最小値とそれを与える t の値を求めよ.
2016-10161-0107
【3】 複素数平面上で,複素数 z に対応する点 P を P⁡ (z ) と表す. 3 点 O⁡ (0 ) ,A ⁡(1 ), B⁡ (β ) を頂点とする三角形 OAB がある.ただし,複素数 β の偏角 θ は, 0<θ <π を満たすとする.また, s と t は 4 ⁢s- t2> 0 を満たす実数とする.等式
β2 -t⁢β +s=0
が成り立つとき,以下の各問に答えよ.
(1) 複素数 β の実部と虚部をそれぞれ s と t を用いて表せ.
(2) 複素数 β の絶対値と,偏角 θ に対する sin ⁡θ を,それぞれ s と t を用いて表せ.
(3) 三角形 OAB が二等辺三角形になるために s と t が満たすべき条件を求めよ.
(4) 三角形 OAB が OA =AB である二等辺三角形とする.このとき,三角形 OAB の面積が 14 となる s と t の値の組をすべて求めよ.
2016-10161-0108
工学部
【1】 以下の各問に答えよ.ただし,対数は自然対数であり, e は自然対数の底である.
(1) 曲線 C :y= ex+ e-x 2 について,傾きが 1 である接線を l とする. C と l との接点の座標を求めよ.
(2) 実数 α , β が 0 <α< β<1 を満たすとき, 2 つの実数 eα -αα と eβ -ββ の大小関係を不等号を用いて表せ.
(3) 定積分 ∫0e -1 x⁢log⁡ (x+ 1)⁢ dx を求めよ.
2016-10161-0109
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【2】 以下の各問に答えよ.
(1) 不等式 logx⁡ y>0 の表す領域を座標平面上に図示せよ.
(2) 不等式 log y⁡x <logx ⁡y の表す領域を座標平面上に図示せよ.
2016-10161-0110
【3】 a を実数の定数とする. f⁡( x)= x3- a⁢x 2+ 13⁢ ( a2- 4)⁢ x とおくとき,以下の各問に答えよ.
(1) 定数 a の値にかかわらず関数 y =f⁡ (x ) は必ず極値をもつことを証明せよ.
(2) 3 次方程式 f ⁡(x )=0 が - 1<x< 2 の範囲に相異なる 3 個の実数解をもつように,定数 a の値の範囲を求めよ.
2016-10161-0111
【4】 α= 2+2 ⁢i 3+i のとき,以下の各問に答えよ.ただし, i は虚数単位である.
(1) α の絶対値を r , 偏角を θ とする. r と θ の値をそれぞれ求めよ.ただし,偏角 θ の範囲は 0 ≦θ< 2⁢π とする.
(2) α20 を計算せよ.
(3) 複素数平面上で複素数 z の表す点 P を点 P⁡ (z ) と表す.点 A⁡ (α 20) ,B ⁡( α36 ), C ⁡(β ) を頂点とする正三角形 ABC がある.このとき,複素数 β をすべて求めよ.