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2016 茨城大学 前期

教育学部

易□ 並□ 難□

【1】 座標平面上において,円 C x2 -4x +y2 +6y -12=0 上の点 ( 5,1 ) における接線を l 1 とし,点 ( 1,-1 ) を通り,直線 l 1 に垂直な直線を l 2 とする.次の各問に答えよ.

(1)  2 直線 l 1 l 2 の方程式を求めよ.

(2) 直線 l 2 が円 C によって切りとられてできる線分の長さを求めよ.

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教育学部

易□ 並□ 難□

【2】  a b を実数として,座標空間内に 4 A ( 3,1, 3) B ( 2,3, 2) C ( 3,3, 1) D ( 2,a, b) がある.ただし, B D は異なる 2 点とする. 3 A B C を通る平面を T とし, T 上にあって 3 A B C を通る円を U とする.次の各問に答えよ.

(1) 点 D が平面 T 上にあるとき, a b の条件を求めて, ab 平面上に図示せよ.

(2) 点 D が円 U の周上にあるとき,点 D の座標を求めよ.

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教育学部

易□ 並□ 難□

【3】  n を正の整数とする.座標平面上において,連立不等式

{ yx 2y x+n (n +1)

の表す領域を D とする.次の各問に答えよ.

(1) 領域 D 内の, x 座標と y 座標がともに整数である点のうち, x 座標が正であるものの個数 M n を用いて表せ.

(2) 領域 D 内の, x 座標と y 座標がともに整数である点のうち, x 座標が負であるものの個数を N とする.(1)で求めた M に対して M -N1000 となるような最小の n を求めよ.

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教育学部

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【4】  m を実数とする. 2 つの関数

f( x)= 2 |x (x- 3) | g( x)= mx+ 12

について,次の各問に答えよ.

(1) 方程式 f (x )=g (x ) が異なる 3 つの実数解をもつときの m の値をすべて求めよ.

(2)  m は(1)で求めた値のうち最大のものとする.関数 y =f( x) のグラフと関数 y =g( x) のグラフで囲まれる部分の面積を求めよ.

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理学部

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【1】  a を定数とし,関数 f (x )=( x-a) ex2 2 で表される曲線 y =f( x) C とする.ただし, e は自然対数の底とする.以下の各問に答えよ.

(1)  f( x) の導関数 f ( x) を求めよ.

(2)  f( x) が極値を持たないために a が満たすべき条件を求めよ.

(3) 曲線 C 上の点 ( t,f (t )) における接線の方程式を求めよ.

(4) (3)で求めた接線が原点を通るような t の値を考える.すべての実数の中で,そのような t の値が 3 つあるために a が満たすべき条件を求めよ.

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理学部

易□ 並□ 難□

【2】  t 0 t1 を満たす実数とし,関数 f (x )= |cos x-t | (0 x π2 ) で表される曲線 y =f( x) C とする.曲線 C x 軸との共有点の x 座標を α とする.また, C x 軸, y 軸および直線 x = π2 で囲まれた図形を D とし, D の面積を S とする.以下の各問に答えよ.

(1)  t= 12 のとき, D を図示せよ.

(2)  S α を用いて表せ.

(3)  t 0 t1 の範囲を動くとき, S の最小値とそれを与える t の値を求めよ.

(4)  D x 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積を V とする. t 0 t1 の範囲を動くとき, V の最小値とそれを与える t の値を求めよ.

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理学部

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【3】 複素数平面上で,複素数 z に対応する点 P P (z ) と表す. 3 O (0 ) A (1 ) B (β ) を頂点とする三角形 OAB がある.ただし,複素数 β の偏角 θ は, 0<θ <π を満たすとする.また, s t 4 s- t2> 0 を満たす実数とする.等式

β2 -tβ +s=0

が成り立つとき,以下の各問に答えよ.

(1) 複素数 β の実部と虚部をそれぞれ s t を用いて表せ.

(2) 複素数 β の絶対値と,偏角 θ に対する sin θ を,それぞれ s t を用いて表せ.

(3) 三角形 OAB が二等辺三角形になるために s t が満たすべき条件を求めよ.

(4) 三角形 OAB OA =AB である二等辺三角形とする.このとき,三角形 OAB の面積が 14 となる s t の値の組をすべて求めよ.

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工学部

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【1】 以下の各問に答えよ.ただし,対数は自然対数であり, e は自然対数の底である.

(1) 曲線 C y= ex+ e-x 2 について,傾きが 1 である接線を l とする. C l との接点の座標を求めよ.

(2) 実数 α β 0 <α< β<1 を満たすとき, 2 つの実数 eα -αα eβ -ββ の大小関係を不等号を用いて表せ.

(3) 定積分 0e -1 xlog (x+ 1) dx を求めよ.

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工学部

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【2】 以下の各問に答えよ.

(1) 不等式 logx y>0 の表す領域を座標平面上に図示せよ.

(2) 不等式 log yx <logx y の表す領域を座標平面上に図示せよ.

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工学部

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【3】  a を実数の定数とする. f( x)= x3- ax 2+ 13 ( a2- 4) x とおくとき,以下の各問に答えよ.

(1) 定数 a の値にかかわらず関数 y =f (x ) は必ず極値をもつことを証明せよ.

(2)  3 次方程式 f (x )=0 - 1<x< 2 の範囲に相異なる 3 個の実数解をもつように,定数 a の値の範囲を求めよ.

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工学部

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【4】  α= 2+2 i 3+i のとき,以下の各問に答えよ.ただし, i は虚数単位である.

(1)  α の絶対値を r 偏角を θ とする. r θ の値をそれぞれ求めよ.ただし,偏角 θ の範囲は 0 θ< 2π とする.

(2)  α20 を計算せよ.

(3) 複素数平面上で複素数 z の表す点 P を点 P (z ) と表す.点 A (α 20) B ( α36 ) C (β ) を頂点とする正三角形 ABC がある.このとき,複素数 β をすべて求めよ.

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