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2016-11561-0101
2016 大阪府立大学 前期
知識情報システム・環境システム・マネジメント・獣医・応用生命科・緑地環境科・自然科・総合リハビリテーション学類
易□ 並□ 難□
【1】 1 から 10 までの自然数が 1 つずつ書かれた 10 個の玉が袋に入っている.この袋から 5 個の玉を同時に取り出す.取り出した 5 個の玉に書かれた数を小さい方から順に X 1 ,X 2 ,X 3 ,X 4 ,X5 とする.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) X3 =3 となる確率を求めよ.
(2) X5 -X1 =7 となる確率を求めよ.
(3) X1 が X 3 の約数となり,かつ X 3 が X 5 の約数となる確率を求めよ.
2016-11561-0102
【2】 右図のような 1 辺の長さが 1 の立方体 OABC ‐DEFG に対し, OA→ =a→ , OC→ =c→ , OD→ =d→ とおく. 0<t < 12 となる t に対して,辺 AE を t :1-t に内分する点を P , 辺 CG を 2 ⁢t:1 -2⁢t に内分する点を Q とする. O , P , Q の定める平面を α とし,平面 α と直線 BF との交点を R とすると,四角形 OPRQ は平行四辺形である.平行四辺形 OPRQ の面積を S , 四角錐 DOPRQ の体積を V とする.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) OP→ と OQ → のなす角を θ とするとき, cos⁡θ を t を用いて表せ.
(2) S を t を用いて表せ.
(3) 平面 α に点 D から垂線 DH を下ろす. OH→ を a→ , c→ , d→ と t を用いて表せ.
(4) V は t によらず一定であることを示せ.
2016-11561-0103
知識情報システム・獣医・応用生命科・緑地環境科・自然科学類
【3】 楕円 C1: x 29 + y25 =1 の焦点を F ,F ′ とする.ただし, F の x 座標は正である.正の実数 m に対し, 2 直線 y =m⁢x , y=- m⁢x を漸近線にもち, 2 点 F ,F ′ を焦点とする双曲線を C 2 とする.第 1 象限にある C 1 と C 2 の交点を P とする.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) C2 の方程式を m を用いて表せ.
(2) 線分 FP および線分 F′ P の長さを m を用いて表せ.
(3) ∠F ′PF= 60⁢ ° となる m の値を求めよ.
2016-11561-0104
環境システム・マネジメント・総合リハビリテーション学類
【3】 以下の問いに答えよ.
(1) 次の等式が成り立つことを示せ.
cos⁡( α+β )⁢sin ⁡α- cos⁡α ⁢sin⁡ (α- β)= cos⁡2⁢ α⁢sin⁡ β
(2) k ,n を自然数とし, θ は sin ⁡θ≠ 0 を満たすとする.(1)の等式で α =k⁢θ , β=θ とおくことにより次の等式が成り立つことを示せ.
∑k= 1n cos⁡2⁢ k⁢θ = cos⁡( n+1) ⁢θ⁢sin ⁡n⁢θ sin⁡θ
(3) ∑ k=1 100cos 2⁡ k ⁢π100 の値を求めよ.
2016-11561-0105
【4】 0<a < π2 とし, f⁡( t)= ∫ 0a |sin ⁡x-sin ⁡t| ⁢dx とおく.また, f⁡( t) の 0 <t<a における最小値を g ⁡(a ) とする.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) 0<t <a のとき, f⁡( t) を求めよ.
(2) g⁡( a) を求めよ.
(3) lima →+0 g⁡( a) a2 を求めよ.
2016-11561-0106
【4】 正の実数 a に対して, y=a⁢ x2 のグラフを C1 ,y= a 2-1 a⁢ x 2+ 2a⁢ x- 1a のグラフを C 2 とする.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) C1 と C 2 の共有点は点 ( 1,a ) のみであることを示せ.
(2) C2 と x 軸の 0 <x<1 の部分との交点は,点 ( 1 a+1 , 0) のみであることを示せ.
(3) C1 の 0 ≦x≦ 1 の部分, C2 の 1 a+1 ≦x ≦1 の部分,および x 軸の 0 ≦x≦ 1 a+1 の部分とで囲まれる図形の面積を S とする. S を a を用いて表せ.
(4) a がすべての正の実数を動くとき,(3)で求めた面積 S の最大値を求めよ.