2016 青山学院大学 理工学部A方式

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2016 青山学院大学 理工学部A方式

2月10日実施

易□ 並□ 難□

【1】  A B C 3 人が,最初 A は赤色の箱, B C は白色の箱をもって並んでいる.表,裏の出る確率が等しい硬貨を投げて,表が出ると A B が箱を交換し,裏が出ると B C が箱を交換するという操作を繰り返す.

(1) 硬貨を 2 回投げるとき, A B C が赤い箱をもっている確率は,それぞれ 1 2 3 4 5 6 である.

(2) 硬貨を 3 回投げるとき, A B C が赤い箱をもっている確率は,それぞれ 7 8 9 10 11 12 である.

(3) 硬貨を 4 回投げるとき, A が赤い箱をもっている確率は 13 14 である.

(4) 硬貨を 5 回投げるとき, A が赤い箱をもっている確率は 15 16 17 18 である.

2016 青山学院大学 理工学部A方式

2月10日実施

易□ 並□ 難□

【2】  xyz 空間内に, 8

O (0,0, 0) A (3,0 ,0) B (3,3 ,0) C (0,3 ,0)

D (0,0, 6) E (3,0 ,6) F (3,3, 6) G (0,3, 6)

がある. 4 B C D E を通る平面を α 3 A D F を通る平面を β とする.また, 3 平面 α β および x =3 の共有点を H とする. 2 D H を通る直線は, 2 平面 α β の交線である.

 直方体 OABC‐DEFG を平面 α と平面 β で切ると 4 個の立体ができる.そのうち頂点 O を含むものを V とする. V を平面 y= 1 で切った切り口の面積を以下の手順で求める.

(1) 点 H の座標は ( 19 , 20 21 , 22 ) である.

(2) 平面 y= 1 と直線 AH の交点の座標は ( 23 ,1, 24 ) である.

(3) 線分 DH 上の点 P の位置ベクトルは OP =OD +k DH 0 k1 と表すことができる. P が平面 y= 1 と線分 DH の交点となるのは, k= 25 26 のときで,その座標は ( 27 ,1, 28 ) である.

(4) 立体 V を平面 y= 1 で切った切り口の面積は 29 30 である.

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2月10日実施

易□ 並□ 難□

【3】  0 でない複素数 z に対し, w=z+ 4z とする.

(1)  z が複素数平面上で円 | z|=1 上を動くとき, w が複素数平面上で描く図形を図示せよ.

(2)  w が実数となるような z 全体が表す複素数平面上の図形を図示せよ.

(3)  z が(2)で求めた図形上にあって,かつ | z-2| 4 であるとき, |z-3 -4i | の最大値を求めよ.

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2月10日実施

易□ 並□ 難□

【4】 数列 { an ) が,条件 a1 =5 2 an+1 =4- 3a n n=1 2 3 によって定まっているとする.このとき,次の問に答えよ.

(1) すべての n に対して 2< an<3 であることを示せ.

(2)  xn= 13 -an とおくとき,数列 { xn } の満たす漸化式を求めよ.また,その一般項を求めよ.

(3) 数列 { an } の一般項を求めよ.

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2月10日実施

易□ 並□ 難□

【5】 関数 fn ( x) Fn (x ) n=0 1 2

f0 (x) =logx fn (x) =log xxn n1

Fn (x) =1 xfn (t )dt n0

によって定めるとき,次の問に答えよ.

(1)  F0 (x) F1 (x ) を求めよ.

(2)  n2 のとき, fn-1 ( x) の導関数 fn -1 (x ) fn (x ) を用いて表せ.

(3)  n2 のとき, Fn (x ) を求めよ.

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