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2016 慶応義塾大学 薬学部

2月10日実施

易□ 並□ 難□

【1】(1) 整式 P (x ) は実数を係数にもつ x 3 次式であり, x の係数は 1 である. P( x) x -7 で割ると 8 余り, x-9 で割ると 12 余る.方程式 P (x )=0 a +bi を解に持つ. a b 1 桁の自然数であり, i は虚数単位とする.

 ただし, a b の組み合せは, 2a +b が連続する 2 つの整数の積の値と等しくなるもののうち, a-b が最大となるものとする.このとき,

(ⅰ) 整式 P (x ) ( x-7) (x -9) で割ると,余りは (1) x- (2) である.

(ⅱ)  a= (3) b =(4) であり,方程式 P (x )=0 の実数解は (5) である.

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2月10日実施

易□ 並□ 難□

【1】(2)  xy 平面上に曲線 C1 y=-x 2-x+ 8 がある. C1 上の動点 A を点 ( 1,2 ) に関して対称移動した点 B の軌跡を C 2 とする.

  C1 C 2 2 つの交点 P Q x 座標をそれぞれ α β α<β とし,また, C1 C2 と直線 x =k との交点をそれぞれ R S とする.ただし, k α <k<β を満たす実数とする.このとき,

(ⅰ)  C2 の方程式は y =x2 -(6) x+ (7) である.

(ⅱ) 三角形 QRS の面積は k = (8) (9) で最大となる.

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【1】(3)  xy 平面上に,原点 O を中心とする単位円 C と, y 軸の正の部分を始線として点 O を中心に回転する 2 つの動径 L1 L2 がある.円 C L1 L2 との交点をそれぞれ P Q とする.動径 L1 L 2 の表す角をそれぞれ θ1 θ2 とおき, θ1 =2π t θ 2=-π t とする.ただし t は, t0 を満たす実数である.このとき,

(ⅰ) 点 P と点 Q が一致する t のうち, t=0 を除く最小の t の値は (10) (11) である.

(ⅱ) 点 P y 座標と点 Q y 座標の和の最小値は (12)(13) (14) である.

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【1】(4) 直角三角形 AOB AOB=90 ° に内接する半径 r の円の中心を P とする.辺 AB との円の接点を Q とし,線分 AQ の長さを a 線分 BQ の長さを b とする.三角形 AOB に対して,自然数 l m n n<m< l は, lOP +m AP +n BP =0 を満たす.このとき,

(ⅱ) 三角形 AOB 3 辺の長さの合計は (15) a+ (16) b+ (17) r である.

(ⅱ)  l=17 のとき, m= (18)(19) n= (20) であり, a b= (21) (22)(23) である.

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【2】  2 つの関数 f (x )= x3- x2- x+c g (x) =4x +1 がある. x 0 xa を満たす.ただし, a は整数, c は実数とする.

  xy 平面上の曲線 y =f (x ) 上の異なる 2 ( 0,f (0 ) (a ,f( a) ) を結ぶ直線は, x= a3 における y =f( x) の接線と直交する.このとき,

(1)  a= (24) である.

(2)  c=0 のとき,関数 f (x ) の最大値は (25) である.

(3) 方程式 f (x )=g (x ) 2 つの異なる実数解を持つような c の値の範囲は (26)c < (27)(28)(29) (30)(31) である.

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【3】 数列 { an } { bn } はそれぞれ公比を ra (ただし ra=- 1 を除く), r b とする等比数列である. a2 -a1 =2+5 であり, a3 -a1 a 2+a 1 1+5 2 倍である. {b n} は, bn =( 7 -3 52 ) na n とする.また,数列 { cn } は, cn =1 ra -rb (a n-b n) とする.ただし, n は自然数とする.このとき,

(1)  ra= (32) + (33) (34) である.

(2)  c4 = (35)(36) である.

(3)  c16c 8= (37)(38)(39)(40) である.

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【4】  A B C 3 チームが試合を行う.第 1 試合に A B が対戦する.第 2 試合以降は,直前の試合に勝ったチームが残りの 1 チームと対戦することを繰り返す.最初に 2 連勝したチームを優勝とする.いずれのチームも試合に勝つ確率は 12 であり,各試合に引き分けはないものとする.このとき,

(1) 第 5 試合で A が優勝する確率は (41) (42)(43) であり,第 6 試合で C が優勝する確率は (44) (45)(46) である.

(2) 第 6 試合もしくはそれ以前に B C が優勝する確率は,それぞれ (47)(48) (49)(50) (51) (52)(53) である.

(3)  A が第 1 試合で勝ち,かつ A が第 3 n 試合もしくはそれ以前に優勝する確率を n の式で表すと, (54) (55) { (56) - ( (57) (58) ) n} である.ただし, n は自然数とする.

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