2016 東邦大学 薬学部MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2016 東邦大学 薬学部

2月3日実施

易□ 並□ 難□

2016年東邦大薬学部【1】2016134600401の図

【1】 右図は 1 辺の長さが 1 の正六角形である.最初は頂点 0 にある点 P が,さいころを投げて出た目が 4 以下のとき時計回りに 3 5 以上のとき反時計回りに 1 正六角形の周上を進む.たとえば,さいころを 2 回投げて順に 2 6 の目が出たとき,点 P 頂点 0 頂点 3 頂点 2 の順に移動し,移動距離は 4 である.移動距離が 11 になった時点で P は停止するものとして,以下の問いに答えよ.

(1)  3 回さいころを投げて, P が頂点 1 に移動する確率は である.

(2)  4 回さいころを投げて, P が頂点 2 に移動する確率は である.

(3)  5 回さいころを投げて, P が頂点 5 に移動する確率は である.



2016 東邦大学 薬学部

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【2】 関数 f (x )=| x2- 4x | x0 について,以下の問いに答えよ.

(1)  f( x)= -( x2- 4x ) になるのは, 0x のときであり, x= のとき f (x ) は最大値 をとる.

(2)  0 以上の定数 a について,長さ 1 の定義域 a xa +1 における f (x ) の最大値を F (a ) とする. F( a) a の関数として次の式で表される.

F( a)= { -a2 + a+ ( 0a< のとき) ( a< のとき) -a2 +4 a( a< + のとき) a2 - a- ( a + のとき)

(3) (2)における F (a ) の最小値は である.

2016 東邦大学 薬学部

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【3】 実数 x x >1 を満たすとき,以下の問いに答えよ.

(1)  t=log 2x とおくとき, log2 x4 +logx 4 t+ t と表される.

(2)  log4 ( log2 x4+ logx 4) の最小値は である.

(3)  log2 2 ( ( log2 2x) 2- log2 x6+ 7) の最小値は である.

2016 東邦大学 薬学部

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【4】 次の式で与えられる関数 y =f( x) のグラフ C と直線 l x=- 1 を考える.

f( x)= { -x2 -2x x<0 のとき) x2 -2x x0 のとき)

C 上の x 12 の部分に点 A をとり,その x 座標を α とする.点 A における C の接線と l の交点を P とする.以下の問いに答えよ.

(1)  P y 座標を α で表せ.

(2)  C l および線分 AP で囲まれた部分の面積 S 1 α で表せ.

(3)  C 上に x 座標が α +1 である点 B をとり, B における C の接線と l の交点を Q とする.線分 AP BQ l および C で囲まれた部分の面積を S 2 とする. S2 -S1 が最大となる α の値を求めよ.

2016 東邦大学 薬学部

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【5】 空間の原点を O ( 0,0, 0) A ( 2,1, 2) とするとき,以下の問いに答えよ.

(1) 点 A から x y 平面に垂線を下ろし,交点を H とおく.半直線 OH 上にある点 K | OK |= |OA | となるようにとる. OK の成分を求めよ.また, cos AOK および cos OAK を求めよ.

(2) 点 A を通り OA に垂直な平面 α 上に, |AB | =1 AB z 成分が 0 となるように点 B をとる.また α 上に, |AC | =1 AB AC となるように点 C をとる. AB AC の成分を求めよ.ただし, AB x 成分は正, AC z 成分は正とする.

(3) (2)の平面 α 上に,点 A を中心とする半径 5 の円を描く.点 P がこの円上を動くとき, z 座標が最大となるような P の座標を求めよ.

inserted by FC2 system