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2016-14991-1601
2016 関西大学 後期
社会安全・システム理工・環境都市工・
化学生命工学部
3月4日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の をうめよ.
0≦x ≦2⁢π において,各 x に対して,無限級数
∑ n=0 ∞2 ⁢cos⁡ (x- π4 )⁢ (1 -sin⁡2 ⁢x) n
を考える.この級数が収束するためには, cos⁡( x- π4 ) で表される条件式 ① を x が満たすか,または 1 -sin⁡2 ⁢x を用いて表される不等式 ② を x が満たすことが必要十分である. ① を満たす x は ③ であり, ② を満たす x の範囲は ④ である. ④ のとき,この級数の和を f ⁡(x ) とおく. f⁡( x) を sin ⁡x ,cos ⁡x を用いて表すと,
f⁡( x)= 1 2⁢sin⁡ x+ ⑤
である.関数 f ⁡(x ) は x = ⑥ で極大値 ⑦ をとり, x= ⑧ で極小値 ⑨ をとる.
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【2】 虚数単位 i に対して α =1+9 ⁢3⁢ i ,β =-3+ 3⁢i とし,複素数平面上で 2 点 A⁡ (α ), B ⁡(β ) をとる.次の をうめよ.
線分 AB の中点 P を表す複素数は ① である. ∠ACB= π 3 ,AC= 4⁢BC となる点 C を表す複素数で実部が小さい方を γ とする.このとき α-γ β-γ = ② となるから γ = ③ である.線分 BC の中点を Q とする. 1 2≦k ≦1 を満たす実数 k に対して,線分 CA を k :(1 -k ) に内分する点 R を表す複素数は k を用いて表すと
④ + (8⁢ k+1) ⁢3⁢ i
となる. ∠PRQ= π 2 となるように k の値を定めると,
k= 5+ ⑤ 16
となる.このとき ▵ CQR の面積は 5⁢3 + ⑥ 2 である.
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【3】 次の をうめよ.
c を正の定数とする.数列 { an } は a1= 5 かつ n =1 ,2 , 3 ,⋯ について
an+ 1= |c⁢ (1+ i)⁢ an+ 1-i | ⋯ (1)
を満たすとする.ここで i は虚数単位である. a1 >0 であることと,(1)式より, n=1 , 2 ,3 , ⋯ について an≧ 0 が成り立つ.(1)式の両辺を 2 乗して計算することにより,
an+ 12 = ① ⁢ an 2+ ②
が成り立つことがわかる. c= ③ のとき,
an +12 -an 2= ②
が成り立つので,数列 { an } の一般項は an= ④ と表される.
c≠ ③ のとき,数列 { an } の一般項は
an= 2+( ⑤ )⁢ ( ① ) n-1 1- 2⁢c2
と表される.
⑤ ≠0 かつ 0 <c< ③ のとき,数列 { an } は収束し, limn →∞ an= ⑥ が成り立つ. ⑤ =0 のとき,すべての n について an= ⑦ となり,数列 { an } は収束して, limn →∞ an = ⑦ が成り立つ.
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【4】 次の をうめよ.
(1) 方程式 e ⁢xlog ⁡x= 1 x2 を解くと, x= ① である.
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(2) x が実数全体を動くとき, (x 2+4 ⁢x+3 )⁢ (x 2+4 ⁢x+5 )+2 x2+ 8⁢x+ 9 が最小になるときの x の値は ② である.
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(3) 極方程式 r ⁢sin2 ⁡θ+sin ⁡θ= r の表す曲線を直交座標の x , y の方程式で表すと ③ である.
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(4) O を原点とする座標平面上の 2 点 A ( 13,12 ), B ( 17,28 ) に対して,点 P を
(OP →- OA→ )⋅ (OP →- OB→ )= OA→ ⋅OB→
を満たすようにとる.このとき,このような点 P 全体は,中心が ④ , 半径が ⑤ の円である.
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(5) 自然数 n について数列 { an } を
an= ∫ 0π2 ( sin⁡2⁢ x-2⁢ sin⁡x) ⁢( ∑ k=1 ncos k-1 ⁡x) ⁢dx
と定めると, limn →∞ an= ⑥ である.