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2017-11551-0101
2017 京都府立医科大学 前期
易□ 並□ 難□
【1】 正二十面体 X を考える.
(1) X のそれぞれの面が正三角形であることを用いて, X の辺の数と頂点の数および 1 つの頂点にあつまる辺の数を求めよ.
次に X の 1 辺の長さは 2 とし, X は球 Q の表面に内接しているとする. Q の中心を O とする. X 上の 1 つの頂点 A とそのとなりにある頂点 B を 1 つとる.直線 OA 上にある A と異なる X の頂点を C , 直線 OB 上にある B と異なる X の頂点を D とおく.
(2) 頂点 A ,B , C ,D は同一平面上にあり,四角形 ABCD は長方形であることを証明せよ.
(3) 線分 AD の長さを求めよ.
(4) Q の表面積を求めよ.
(5) X の体積を求めよ.
(6) X の 1 つの辺を共有する 2 つの面に O から下ろした垂線をそれぞれ OH , OK とする.このときベクトル OH → と OK → の内積を求めよ.
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【2】 関数 f ⁡(x )=x ⁢e- x ( x≧0 ) を考える.
(1) 増減と凹凸を調べて,関数 f ⁡(x ) のグラフの概形をかけ.
(2) xy 平面上において曲線 y =f⁡( x) と直線 y =x e2 で囲まれた部分の面積を求めよ.
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【3】 xyz 空間において,原点 O を中心とする半径 1 の球面を S とする. a を正の実数とし,点 A ( 1,0, 0) と点 P ( 0,a, 0) を通り z 軸に平行な平面を H とする. H と z x 平面のなす角を θ (0< θ< π2 ) とおく. H と S の交わりである円を C とおく.
(1) a を θ を用いて表せ.
(2) C の中心の座標を θ を用いて表せ.
(3) H 上の C で囲まれた部分を底面とし,原点 O を頂点とする円錐の体積を V とする. V の最大値とそのときの a の値を求めよ.
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【4】 0<a <1 である実数 a に対して,数列 { an } を
a1 =a ,a n+1 =4⁢ an⁢ (1- an ) ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ )
で定義する.
(1) a= 12 のとき, an ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ ) を求めよ.
(2) すべての自然数 n について, 0≦a n≦1 であることを証明せよ.
(3) 0<a k< 1 4 をみたす自然数 k について, ak+ 1>3 ⁢ak であることを証明せよ.
(4) am ≧ 34 をみたす自然数 m が存在することを証明せよ.
(5) limn →∞ an =0 であるとき, aN =0 となる自然数 N が存在することを証明せよ.