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2017-11641-0101
2017 和歌山県立医科大学 前期
易□ 並□ 難□
【1】(1) 実数を係数とする 3 次の整式 P ⁡(x ) があり, P⁡( x) は 2 次式 x2+a ⁢x+b で割り切れるとする.また方程式 P ⁡(x )=0 は異なる 3 つの解を持ち,それらの絶対値は等しいとする.このとき, a ,b が満たすべき条件を求め,さらに a , b を用いて P ⁡(x ) を表せ.ただし, a ,b は実数であるとし,また P ⁡(x ) の 3 次の係数は 1 とする.
(2) 実数を係数とする 4 次方程式 Q ⁡(x )=0 は異なる 4 つの解を持ち,それらは複素数平面において同一円周上にあるとする.解の 2 つが - 3 ,5+ 4⁢i であるとき,他の 2 つの解を求めよ.ただし, i は虚数単位である.
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【2】 O を原点とする座標空間において,中心が点 ( 1,0, 0) で半径が 1 の球面を S とし, S が x y 平面と交わってできる円を C とする.点 P はこの C 上を動くものとし, x 軸に関して P と対称な点を P′ とする.三角形 OPP ′ の重心 G を通り x 軸と平行な直線が S と交わる 2 点のうち, z 座標が正のものを Q とする.四面体 OPP ′Q の体積 V の最大値とそのときの P の座標を求めよ.
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【3】 a ,b , p は自然数であるとする.さらに p は素数であり,ある整数 n で p =a⁢n 2+b⁢ n+6 と表されているとする.また 2 次方程式 a ⁢x2 +b⁢x +6=0 は整数の解を少なくとも 1 つ持ち,かつ絶対値が 1 より小さな解は持たないとする.このときの自然数の組 ( a,b, p) をすべて求めよ.
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【4】 O を原点とする座標平面に 2 点 P ( -1+cos ⁡t,sin ⁡t) ,Q ( 1+cos⁡ 3⁢t, sin⁡3⁢ t) がある.ただし, 0≦t≦ π とする.
(1) 3 点 O ,P , Q が一直線上にあるような t をすべて求めよ.
(2) 3 点 O , P , Q が一直線上にないとき, cos⁡t を用いて sin ⁡∠POQ を表せ.
(3) (2)と同じ条件の下で, sin⁡∠ POQ を t の関数として考えたときのグラフをかけ.
(4) 3 点 O ,P , Q が一直線上になく,さらに線分 OP と線分 PQ の長さが等しくなるときの三角形 OPQ の面積を求めよ.ただし,そのときの t は求めなくてよい.