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2017-11722-0201
2017 県立広島大学 後期
経営情報(経営情報学科),生命環境学部
易□ 並□ 難□
【1】 三角形があり,その頂点を反時計回りの順に A ,B , C とする.頂点を移動する点 P がある.表と裏の出現確率が等しいコインを 2 枚投げる試行をし,その結果により P は次のように移動する.
2 枚とも表ならば,時計回りに隣の頂点に移動する.
2 枚とも裏ならば,反時計回りに隣の頂点に移動する.
それら以外では,移動しない.
点 P は, A から出発する. n 回試行したときに P が A にいる確率を p n ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ ) とする.次の問いに答えよ.
(1) p1 , p2 を求めよ.
(2) pn+ 1 を p n を用いて表せ.
(3) pn を n を用いて表せ.
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【2】 実数 x に対し, x を超えない最大の整数を [ x] で表す.例えば, [2 ]=2 , [4.9 ]=4 , [2 ]= 1 ,[ π]= 3 である.数列 { an } は,
an= [log 10⁡n ] ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
で定義される.次の問いに答えよ.
(1) a9 , a99 , a999 を求めよ.
(2) k は 0 以上の整数とする. an= k となる n の範囲を k を用いて表せ.
(3) Sn= a1+ a2+ ⋯+a N ,N =10n -1 ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
とする.例えば, S1 =a1 +a2 +⋯+ a9 である.
Sn= (n- 109 )⁢ 10n+ 109
となることを証明せよ.
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【3】 θ を実数とし,
f⁡( θ)= log3⁡ (3⁢ sin⁡θ- 1)+ log3⁡ (27⁢ cos⁡2⁢ θ-11 )-log 3⁡16- 3
とする.また, x=sin⁡ θ とする.次の問いに答えよ.
(1) x のとりうる値の範囲を求めよ.
(2) y=3 f⁡( θ) を x の整式で表せ.
(3) f⁡( θ) を最大にする x の値を求めよ.
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【4】 a を実数とし,直線 l を y =a⁢x , 曲線 C を y =x2 -4⁢ |x |+ 2⁢x とする.次の問いに答えよ.
(1) 曲線 C のグラフをかけ.
(2) 直線 l と曲線 C が異なる 3 点で交わる a の値の範囲を求めよ.
(3) (2)において,直線 l と曲線 C によって囲まれた二つの図形のうち, x≦0 の部分の面積を A , x≧0 の部分の面積を B とする. S⁡( a)= A+9⁢ B を a を用いて表せ.
(4) S⁡( a) の最小値を求めよ.