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2017-13301-0401
2017 青山学院大学 理工学部B方式
2月11日実施
易□ 並□ 難□
【1】 等式
m2- n2-5 ⁢m-n+ 18=0 ⋯ ①
を満たす自然数の組 ( m,n) について考える. ① は
(m+n - 1 )⁢ (m-n- 2 )= - 3 4
と変形できるので,自然数の組 ( m,n) は
( 5 , 6 ) , ( 7 , 8 ), ( 9 , 10 )
に限られる.ここで, 5 < 7 < 9 が成り立つものとする.
2017-13301-0402
【2】 ある細菌は, 1 個が 1 分後に 0 , 1, 2 個のいずれかになり,その確率はすべて等しく 13 であるという.また,はじめに細菌は 1 個であり,この細菌が複数個ある場合,各細菌は他と無関係に変化するものとする.
(1) この細菌が 2 分後に 1 個になる確率は, 1 分後に 1 個である場合と 2 個である場合に分けて考えると, 11 12 13 となる.同様に, 2 分後に 2 個になる確率は 14 15 , 3 個になる確率は 16 17 18 , 4 個になる確率は 19 20 21 である.
(2) この細菌が 3 分後に 6 個になる確率は 22 23 24 25 26 27 である.
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【3】 x⁣y⁣z 空間内の 2 点 A (-1 ,3,3 ), B (3,5 ,1) に対して,以下の問に答えよ.
(1) 直線 AB に x 軸上の点 U (u,0 ,0) から垂線を下ろし,直線 AB との交点を H とする.このとき,点 H の座標を u を用いて表せ.
(2) ▵UAB の面積を S とする.点 U が x 軸上を動くとき,面積 S が最小になる点 U の座標と,そのときの S の値を求めよ.
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【4】 t を 0< t<2 を満たす実数として, x⁣y 平面上の直線
l:x= t,
および中心 ( 0,2) , 半径 2 の円
C:x2 +(y -2) 2=2
を考える.原点を O , 直線 l と x 軸の交点を P とし,直線 l と円 C の 2 つの交点のうち, y 座標が小さい方を Q , 大きい方を R とする.
(1) tan⁡∠POQ , tan⁡∠POR を t を用いて表せ.
(2) tan⁡∠QOR を t を用いて表せ.
(3) t が 0< t<2 の範囲を動くとき, ∠QOR が最大になる t の値とそのときの ∠QOR の値を求めよ.
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【5】 曲線 y= ex を考える.原点を P 0 (0,0 ) とし, P0 からこの曲線に引いた接線の接点を T 1 (a1 ,b1 ), 点 T 1 から x 軸に下ろした垂線と x 軸との交点を P 1 (a1 ,0) とする.次に, P1 からこの曲線に引いた接線の接点を T 2 (a2 ,b2 ), 点 T 2 から x 軸に下ろした垂線と x 軸との交点を P 2 (a2 ,0) とする.以下同様に n= 3, 4, ⋯ に対して,点 T n (an ,bn ), Pn (an ,0) を定める.
(1) 接点 T 1 の座標 ( a1,b 1) を求めよ.
(2) n=2 , 3, 4 ,⋯ に対して,接点 T n の座標 ( an,b n) を求めよ.
(3) n=1 , 2, 3, ⋯ に対して, 2 直線 P n-1 Tn -1 , Pn -1T n および曲線 y= ex で囲まれる領域の面積 Sn を求めよ.ただし, T0 は点 ( 0,1) とする.
(4) 極限値 lim n→∞ ( 1eN ⁢ ∑n=1 NSn ) を求めよ.